私は初老男である。
やはり「暑さ寒さも彼岸まで」
しかし、今年はその落差が大きすぎる。
9月の中旬に熱帯夜が来て、その数日後の最高気温が20度に届かないのでは順応する体の方がどうかしている。
そんなこともブログUpの遅れの理由にするのはズルイだろうか?
と言うことで、私の近くの店が2軒続けて閉店した。
一つは食堂。
私が高校生の頃には、たいそう繁盛していた大衆食堂。
よく町にありがち平凡な食堂なのであるが、今月末で閉店だという。
名物は両面をカリッと焼いた厚いチャーシューののったチャーシューメン。
昔ながらのしょうゆ味に、メンマと炒めたもやしと刻みネギがチャーシューの脇を固める。
値段はちょっと高めの900円。
一度店舗を改装して、オープンキッチンになってこの値段になった。改装前はもう少しチャーシューが薄くて100~150円ほど安かったなぁ・・・。(そっちの方がよかったような気も・・・)
店は大将と和服でずっと通しているおかみさん。もう、65歳を超えたろうか。それに数年前まで娘さんが手伝っていたが、今は従業員のお姉さんがひとり。
後継者の問題が一番なのかなぁ・・・。
そして、もう一軒は・・・。
酒屋。(飲み屋ではない)
わが地域も、酒の量販店は幾つかある中でも結構有名だったのだが・・・。
私のその店に行って、酒を眺めるのが「趣味」でもあった。平気で30分くらいは眺めている。
その店は「酒全般」に力を入れている店だった。
特に焼酎・ウィスキーの品ぞろえはなかなかのものだ。
若いながら3000種類の酒を飲んだことがあるという店長さんと、いずれ話をしてみようと思っていた矢先に・・・。
結局、わたしはその店で大した酒を買わなかった。
そんな私が言うのもなんなのであるが、結局「アルコール好き」は多いが「酒好き」は少ないってことだ。
ほとんど何の癖もない甲類焼酎を水やお湯で割って飲むことで晩酌にしている人が多い多い。
酒の売り上げの7~80%がビールだという話がある。
それに甲類焼酎を組み合わせると酒屋の売り上げの90%近くがその二つで占められていることになる。
最後の10%を大切にしている酒好きが支持する店は・・・生き残れないってことだな。
変人を自認する初老男には、どんどん楽しみがなくなっていく。悲しい浮世なのである。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、閉店の店の思い入れを忘れませんように。
May
本当はいろんな店が、毎日しまっていっているんだろうな。
やはり「暑さ寒さも彼岸まで」
しかし、今年はその落差が大きすぎる。
9月の中旬に熱帯夜が来て、その数日後の最高気温が20度に届かないのでは順応する体の方がどうかしている。
そんなこともブログUpの遅れの理由にするのはズルイだろうか?
と言うことで、私の近くの店が2軒続けて閉店した。
一つは食堂。
私が高校生の頃には、たいそう繁盛していた大衆食堂。
よく町にありがち平凡な食堂なのであるが、今月末で閉店だという。
名物は両面をカリッと焼いた厚いチャーシューののったチャーシューメン。
昔ながらのしょうゆ味に、メンマと炒めたもやしと刻みネギがチャーシューの脇を固める。
値段はちょっと高めの900円。
一度店舗を改装して、オープンキッチンになってこの値段になった。改装前はもう少しチャーシューが薄くて100~150円ほど安かったなぁ・・・。(そっちの方がよかったような気も・・・)
店は大将と和服でずっと通しているおかみさん。もう、65歳を超えたろうか。それに数年前まで娘さんが手伝っていたが、今は従業員のお姉さんがひとり。
後継者の問題が一番なのかなぁ・・・。
そして、もう一軒は・・・。
酒屋。(飲み屋ではない)
わが地域も、酒の量販店は幾つかある中でも結構有名だったのだが・・・。
私のその店に行って、酒を眺めるのが「趣味」でもあった。平気で30分くらいは眺めている。
その店は「酒全般」に力を入れている店だった。
特に焼酎・ウィスキーの品ぞろえはなかなかのものだ。
若いながら3000種類の酒を飲んだことがあるという店長さんと、いずれ話をしてみようと思っていた矢先に・・・。
結局、わたしはその店で大した酒を買わなかった。
そんな私が言うのもなんなのであるが、結局「アルコール好き」は多いが「酒好き」は少ないってことだ。
ほとんど何の癖もない甲類焼酎を水やお湯で割って飲むことで晩酌にしている人が多い多い。
酒の売り上げの7~80%がビールだという話がある。
それに甲類焼酎を組み合わせると酒屋の売り上げの90%近くがその二つで占められていることになる。
最後の10%を大切にしている酒好きが支持する店は・・・生き残れないってことだな。
変人を自認する初老男には、どんどん楽しみがなくなっていく。悲しい浮世なのである。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、閉店の店の思い入れを忘れませんように。
May
本当はいろんな店が、毎日しまっていっているんだろうな。