完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

「流れ」という不思議なもの。     ~AFCU-16選手権 準決勝vsイラク~

2016年09月29日 | スポーツ


私は初老男である。


今、中継を見終わった。


もっとも、これは再放送らしい。



サッカーという競技の「恐ろしさ」を、改めて痛感した試合だった。



不思議なもので、サッカーという競技は「全世代での強豪」という国はあまりない。



あのブラジルでさえ、オリンピックでは今夏のリオ・オリンピックで初めて金メダルを獲得できたのだ。



そうした中で「A代表につながる」という意味で「若手の強化」ととらえるか「完成されたチーム」見るかによって、その価値観が変わってくる。



「久保」の加入で、一気に注目されたこの-16の日本代表は、かなりのレベルのチームであることは予選リーグを見てもわかる。



しかし・・・・・。




観ての通り「ポストに弾かれる」「クロスバーに弾かれる」と、いうシュートが立て続けにあった時点で、非常に・・・・。




         「いやな予感」




                がしていた。



こうしたシュートがある試合は、必ず「荒れる」ものなのだ。



また、こうしたシュートを打った方が、往々にして競り合いの末に「負ける」




「あのシュートが入っていれば・・・・。」ってなるんだよなぁ。




「荒れたピッチ」や「不可解な判定」は、何の言い訳にもならない。




そして、フル代表の試合であればほぼ間違いなくイラク選手の足が後半になれば鈍ったはずだ。



しかし、若いだけに最後まで運動量が落ちないFWがいたということ。




この世代から、オリンピック代表世代では得点差の開く試合が多々あるが、それは実力差を完全に表しているというより、その時の「勢いの差」が出ると思ってよい。




まあ、完全な力の差がある場合は別だけど。




中継の解説だった、山本 昌邦氏が元日本代表監督のトルシエ氏のことを言っていたのを思い出す。




「黄金の世代」とよばれた高原・小野などの若手を率いたトルシエは、とんでもないアフリカ大陸の国に遠征をし、シャワーさえも出ないホテル・病気になるかもしれない料理が出てくるホテルに泊まらせたという。



そうした中で、その世代の選手は精神的に「図太く」なったのだという。




いま、全世代のサッカー日本代表に必要なのは、そうした「図太さ」なのではないだろうか・・・。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、もっともっと図太い日本代表を欲しますように。



             May





久保が活躍する日が、早く来ますように願うばかりだ。

















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初めて「納得」した。    ~アルビレックス新潟吉田監督解任~

2016年09月27日 | スポーツ

私は初老男である。


Jリーグも最終盤である。



優勝争いも「熾烈」の一言だが・・・・。




「残留争い」も、優勝争いよりもある意味「熾烈」だ。



わが「アルビレックス新潟」も、ついに16位名古屋グランパスに勝ち点1差に迫られることになった。




以前、そのグランパスとの直接対決に敗れたことを「情けない」というUpにした。




思ったとおりである。



大変なのはよくわかっているが「あの試合だけは」落としてはいけなかった。




すべては、あの試合に凝縮されている。




今日、吉田監督の「解任」が発表されたが「遅きに失した」感は否めない。




残り試合「4」での解任では、どうにもならない。




勝ち点差などを考慮すると、仕方のない部分が無くはないが・・・・・。





今まで、様々なサッカーチームの「監督解任」を見てきたが、ほとんど納得したことが無い。




サッカーにおける「監督の采配」が、どの程度勝敗に寄与しているかは見解のわかれるところだが、私は「それほど大きい」とは思っていない。





しかし「決定的な何か」は「それにある」とも思っている。




だから、シーズン途中の監督解任は「やるべきではない」と思っている。




成績が下がってくるとJリーグに限らず、日本代表のレベルでも過去に何度もあった。




そのたびに「やるべきでない」と思い続けてきた。




こうした最終盤になればなおのこと「現監督と心中」する気でやらなければ、選手が混乱するだけだ。




ずっとそう思ってきたけれど・・・・。




今回のアルビレックス新潟幹部の判断には「納得」せざるを得ない。




ディフェンス崩壊を止められなかった責任は、どう見ても「彼」にある。





どちらにしても「あと4試合」しかも、対戦相手がレッズ・ガンバ・サンフレッチェ・・・・。




限りなく「降格」が現実的になってきた。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「辛い現実」から目をそらしませんように。




             May




こうなると、アルビレックス新潟は一度降格した方が良いかもしれない・・・・。


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やっぱり、生で見てみないとわからない。  ~ヨネックスオープンジャパン観戦記2~

2016年09月25日 | スポーツ


私は初老男である。



すでに、最終日のテレビ中継があった。



なので、興ざめする部分が有るかもしれないが、やっぱり「生」で見ないとわからないことはあるのだ。



まず、やはり「リー・チョンウェイ」のこと。



おそらく・・・。


バドミントンプレーヤーの「究極形」を実現しているのは「彼」だろう。



前回のUpで、シングルスプレーヤーのピークは20代後半と書いた思う。




しかし、彼はバドミントンにおける「究極の脱力」を身に着けて34歳の今も世界トップクラスを維持している。





実はバドミントンの実力は、この「脱力」ができているかどうかでほどんど判断できる。



これは、シングルスもダブルスもほぼ同じである。



また、どんな球技もほぼ、これが当てはまる。




同じゲーム時間であるならバドミントンは屈指のハードなスポーツであるから、いかに「パワーロス」しないかが勝負のカギとなる。



リー・チョンウェイは、その肉体・精神ともに「極限」まで、無駄な力をそぎ落としている。



いかに追い込まれても、強靭な手首の強さでピンチを脱していく。




金メダリストの「タカマツペア」もリーほどではないが、かなりの完成度でゲームを組み立てている。



とにかく、彼女らも「力が抜けている」時の方がいいプレイになる。




そう、オリンピックの決勝の第3ゲーム終盤がそうだった。




だから、彼らがポイントを失うときはムキになってラケットを振り回している時だ。




そうした中で、このトップ選手達が「脱力力(?)」を維持するために「練習」をするのである。



繰り返すが、どの試合も力が入ってラケットを振り回した方が敗者となっている。




最後に私が見た2日目の感想を短く。



女子シングルス「峰vs大堀」・・・・・実は女子シングルスの中では、山口vs奥原より面白かった!小柄の峰対大柄の大堀。ただ、どっちも「脱力力」がまだ足りないなぁ。


女子シングルス「スン・ユ(中)vs高橋沙也加」・・・・・・女子Wの高橋の妹沙也加は、故障明けながらよく頑張ったけれどトップ2(奥原・山口)には、まだまだ届かない感あり。


女子ダブルス「ボー・モゲンセン(DEN)vsリー・リゥ(CHN)」・・・・・優勝したデンマークペアだけれど、実はこの試合中国ペアがマッチポイントを握っていた。それをサービスジャッジして、ミスしギリギリでINで逆転されたのだ。中国選手らしくない負け方。そして、このとき中国ペアが勝っていたら・・・・。タカマツペアが優勝していただろう。


男子ダブルス「佐伯・垰畑vs嘉村・園田」・・・・・国内で何度となく当たっているペア同志ならではの、スピード感あふれるゲームだった。ただ、このスピード感はタイミングが合っていすぎて「フッ」とタイミングを外す相手には、これほどの面白いゲームにはならないような・・・。



女子シングルス「奥原vs山口」・・・・奥原は「緊張感」や練習量をこなしたことで得る「自信」が無いと、どうしてもこうしたキレの悪さが顔を出す。山口は、まだまだ「無駄に力を使いすぎる」リー・チョンウェイのような「そぎ落とし」に成功すれば、奥原にもっと楽に勝てるようになるだろう。



男子シングルス「リー・チョンウェイ(MAS)vsシー・ユーチー(CHN)」・・・・リー・チョンウェイの「名人芸」を、たっぷりと堪能したゲーム。まったく息が上がった風がないままのリーの完勝だった。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「生で見る」ことの意味を知る機会が来ますように。



            May




・・・・・・・結局「男子シングルス」に日本選手のことを書けなかった。返す返すも桃田のスキャンダルが憎い!




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やっぱり、LIVEで見ないとわからない。   ~ヨネックスオープンジャパンを観戦~

2016年09月24日 | スポーツ


私は初老男である。


稲作農業をリタイアして・・・・。


今年の秋は「遊び」歩いている。



やはり「やりたいくないこと」を50年間近くも強要されてきた「反動」だろう。


「やりたかったこと」を、大急ぎで取り戻している感じ?



飛び石連休の間に休みをもらい「4連休」にした。


秋のこの時期は休みがあっても「精神的な余裕」が無くて、出かけることはほとんどなかった。



そして、結局「家でゴロゴロ」なんてことばかりだった。


だから、今回はやってやった!



前に予告しておいた奴。




            「YONEX OPEN JAPAN 2016」


                               を観戦にいった。



観戦したのは第2日「準々決勝」の日である。



試合数が多い上に、強豪選手が目白押しに出場。さらにチケット料金が「格段に安い」



昼12時30分から第一試合が始まって合計20試合。



注目していた男子ダブルスの早川・遠藤組の試合を探すが・・・・・。





         「無い!」




何と、前日の初日に佐伯・垰畑組に敗れていた。


・・・やっぱり、まだ早川の故障が響いていたのであろうか?



そうなると、一番の見ものは、




          「女子シングルス 奥原vs山口」


であろう。



結果は、ご存知の通りである。



確かに、今回の奥原の体のキレは良くなかった。



バドミントンプレーヤーは、タイプが大体2つに分けられると思う。



「パワータイプ」と「テクニックタイプ」である。



もちろん「どちらか寄り」というだけで、両方を兼ね備えていないと上位に進出できない。



山口は「パワータイプ」奥原は「テクニックタイプ」と、分別できると思う。



そうした意味で「ノッた時」に爆発的に勝ち進むのは「山口」の方だ。



「大崩れしない」のは奥原だろう。



結果からいえば、やはり奥原の調子が悪かったように見える。



それでも第2ゲームの終盤は、とてもいいゲームだった。



私は印象としては、プレーヤーとしての完成度は奥原の方が上で、伸びしろが多そうなのは山口である。



年齢的なこともある。



バドミントンプレーヤーのピークは、ほかのスポーツに比べてかなり「低い」



シングルスプレーヤーのピークは20代初めから後半まで。



ダブルスプレーヤーでも、20代中盤から30歳まで。



ではないだろうか。(まあ、リー・チョンウェイのような「超人」は別ですよ)




そうした中で、山口が9戦目で初めて奥原に勝ったことの意味は大きい。(8戦目でしたっけ?)




二人とも「今からの2~3年」が勝負である。



奥原は「感覚を研ぎ澄ますこと」を、山口は「技術を磨くこと」を突き詰めれば世界的なプレーヤーになれるだろう。



もっともっと、観戦記を続けたい。



ということでパート2に続きます。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、世界レベルのプレーヤーが日本から生まれていることを実感しますように。




                   May




・・・・私の近くで、山口に「あかねちゃ~~~ん。ワ~。キャー!」と叫んでいたおばちゃんがいた。・・・・・やかましい!もう少し、静かに観戦してよ!












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いよいよ大詰め!    ~パ・リーグ「天王山」~

2016年09月21日 | スポーツ

私は初老男である。



今、パ・リーグペナントレース終盤の「天王山 ソフトバンクvs日本ハム」を見ている。



8回を終わって1-2。



「1-2」と記したことで、お判りでしょうが・・・・。




私は「ソフトバンクファン」なのである。



試合展開としては、とても面白い。


細かいことはいいとして、日本ハム「大谷」がホークス打線を1点に抑えていることがすべてといえる。



そして、最終回に大谷に代えて「バース」が送られ・・・。



1アウト2・3塁となった。




これは私の感覚であるが、この試合は・・・・。



絶対「大谷と心中」が正解だと思っている。




結果的にファイターズのセンター陽 岱鋼のファインプレーで逃げ切る形になったが、これは栗山監督の「采配ミス」に見える。



この試合に関しては、もちろん「正解」だったのだろう・・・。





長いペナントレースで、今シーズは途中まで「ホークスぶっちぎり」感の強かったパリーグが、これほど「面白くなる」とは思わなかった。



しかし、この終盤のこの試合が「日本ハムの優勝」への決定打って思った人も多いだろう。



だが、僅差の展開のまま最終回9回まで来たのであれば「大谷完投」でいかないと、この試合以後のペナントレースの「流れ」を悪くする気がするのだ。



なにより「ストッパー」で計算できるはずの「バース」が使いにくくなった。



すべては私の「予想」であるから、結果はもちろんわからない。



しかし、大谷という選手の使い方や、今シーズンの「運」の使い方が栗山監督は上手でない気がするのだ。



果たしてホークスとファイターズ、どちらが優勝することなるのか・・・・。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、目の前の試合が大きな流れの中であることを忘れませんように。




            May




決して「負け惜しみ」じゃないやい!



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残念ながら「リピーター」には・・・。     ~新潟アルビレックスBBvsアンビシャス奈良戦見ました~

2016年09月19日 | スポーツ

私は初老男である。



日曜の朝に30分のトーク番組がある。



「ぼくらの時代」という。



3人の対談風の番組で「ハマった時」は、とても面白い。



最近では「武井咲・忽那汐里・剛力彩芽」のオスカー3人娘の回などが良かった。




9月18日の回は「永井大・五十嵐圭・吉田亜沙美」バスケット関連の3人ということらしいが・・・。



何かバランスが悪いなぁ。




話もあんまりおもしろくなかった・・・・。







と言っていたら・・・・。




その本人を見ることができた。




「五十嵐圭」が、新潟アルビレックスBBに今シーズンから加入したのを知ったのは、実は十日町市総合体育館に着いてからだった。




・・・・・たしかに「イケメン」である。




しかし、プレーは「盛りを過ぎている」ように見えるなぁ。




日本代表ほか、様々な輝かしい存在ではあるが、ウィキペディア曰く「人気選手である一方、チームタイトルとは無縁の選手」であるらしい・・・。




vsバンビシャス奈良戦。




ゲームは充分楽しめた。





こうした「プロの世界」は、あたりまえだが「過剰なくらいの演出」でちょうどよい。





         「布袋寅泰のオリジナル曲での選手入場」




         「アメリカンナイズドされたプロチアガール」




         「オリジナルの関連グッツの数々」(これがまた「イイ値段」なんだ)





しかし・・・・。





プレシーズンマッチだから、あまり「勝敗」のことを言うべきではないことは、ほかのプロスポーツにも「精通している私」(?)であるからわかっているが・・・・。





負け方がよくない。



            「64-73」




得点以上に、選手たちの一体感やバンビシャスブースターの熱気に当てられた感じ。




アリウープやダンクシュートを生で見たのも初めてだったが・・・・。




どちらとも、バンビシャス選手のプレーだった。




こうした「負け試合」では、そんな余裕はないのかもしれないが、逆に言えばどこかに「見せ場」を作らなければいけないよ。




(逆にアルビの選手が、それをやったらもっと盛り上がったろうし、負けてもまた観にこよう!って気になったのに・・・。)




いかに今年開幕のBリーグといえど、トップリーグとB2リーグに、ある程度「圧倒的な差」がないと・・・・萎える。




やはりトップリーグのBリーグに定着して、それなりの位置をキープしないことには、まだ何とも評価のしようがない。




その評価のしっかりしない物に「リピーター」になるわけにはいかないなぁ・・・・・。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも夢中になれる「何か」を見つけられますように。





 
            May





その当時J2リーグのアルビレックス新潟を初めて見たときは「ビビッ」と来て、一発でファンになったよ。
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私「得意」です。     ~ワゴンセールに見る「お得」な買い物~

2016年09月18日 | いま興味のあること

私は初老男である。



思った通りの「秋雨前線」が、台風とともに横切っている。



この3連休で、一気に稲刈りが進むはずだったのだが、ほとんど連休明けまで無理であろう。



農業をリタイアしている私であっても、口惜しさがこみあげてくる・・・・。





気を取り直していこう。




とてもいい買い物をした。



      
       「THERMOSのスープジャー 0.38ℓ」





       「象印ステンレスマグ 300㎖」



                         
                          である。



スープジャーが1200円・ステンレスマグが1500円だった。




ハッキリ言って・・・・・「破格の破格」である。




そもそもTHERMOSも象印も「安売り」をしないメーカーだということは、ちょっとした人なら知っている。




調べるとTHERMOSのスープジャーは定価「4500円」通常3000円弱ので販売され、ネット販売でも1500円以下では販売されていない。



象印ステンレスマグは定価「4400円」通常やはり3000円程度でネット販売で2200円以下ではなかった。



つまり、ネット販売であっても4000円近くかかるはずの商品が2700円で手に入ったことになる。



もちろん、ただ「安かった」というだけではない。



この両方とも、前々から「欲しかった品」であることがポイントなのである。



この品が安くなったのは、当然「理由」がある。




象印の方はよくわからないが、THERMOSには「新製品」が投入されたことで「在庫処理」との意味があったと思われる。



特に、この0.38ℓの物は、あまり売れ筋ではないらしいので、0.27ℓと同じ「1200円」になっていた。



やはり、こうしたワゴンセールをやるのは「大型店」が多い。



そして、マメにこうしたワゴンをチェックしておかないと「お宝」は手に入らない。



繰り返すけれど「本当に欲しい物」を「安く買う」ことに意味がある。



だから、欲しくない物を「安いから」とおもって買っても、決して「得」はしていないからね。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、お金の価値を正しく使えますように。




             May



初老男になると、こうしたワゴンを漁ることに、ほとんど「恥ずかしさ」を感じなくなるなぁ。







 
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低迷の理由。    ~フジテレビのお笑い番組~

2016年09月18日 | テレビ

私は初老男である。


私は「お笑い」が大好きだ!


「MANZAIブーム」の洗礼をモロに受けて・・・。


「B&B」「ツービート」「紳助・竜介」を中心に「のりお・よしお」の「ツクツクホーシ!」の意味が分からず笑い「やすこ・けいこ」のミーハー漫才に苦笑をしながら、最後は伝説の「やすし・きよし」の名人芸に癒されたものだ。



そのきっかけを作ったのは「フジテレビ・・・」



そのフジテレビの「ENGEIグランドスラム」という番組を見ている。



その中で・・・・



オリラジが




        「パーフェクト・ヒューマン(+アルファ)」



                              という芸をやっていた。




しかし、私にはこれが、すくなくとも「笑い」にどうつながっているのかわからない。



会場には「歓声」が沸き、大盛り上がりであるが、私にはまったく理解できない。




そもそも、オリラジがやっているのは「お笑い」だろうか?




お笑い芸人が人前で演じれば、それは「全部お笑いだ!」といえば、それはそうなのだろう・・・。




さらに最後には三遊亭圓楽が「猫の皿」(古典落語)をやっていた。




スタジオに集まった観客は、笑っていたが・・・・・。




昔「ドリフ大爆笑!〇〇(年代が入る)」の後ろで、大きな声で笑っていたおばさん(であろう)達よりも「虚ろな笑い」に聞こえる。




市井にある「演芸館」を、模したつもりだろうか?





もともとMANZAIブームは、お笑いの中から「漫才」を厳選したことで成功した物であろう。





フジテレビが民放キー局として、求心力を失っているのは周知のとおりだ。




オリンピックの総集編の権利を持っていたのも、フジテレビだったらしいが変に「お笑い」を絡めたことで失敗したらしい。(すいません、見てません)




「判断の速さ・行動の速さ」によって「お笑い番組」を武器に80年代から2010年まで、テレビ界をリードしてきたフジテレビの迷走が、最も得意とした「お笑い番組」で表れている気がする。




・・・・まあ「これが『厳選した』笑いだ!」って作り方は、もし「ハマったら」大爆発なんだろうけれど、今のこの価値観の多様性が顕著な中では「非常に」確率が低いと思う。



余程のことが無い限り、第2・3弾が同じクオリティで面白わけが無いのだから。



この構図は、某国営放送の「紅白歌合戦」に似ている気がする。



AKBも、演歌も、ラップも、ロックも一緒くたにしてかき混ぜても、そのクオリティが「足し算」にはならないって。




フジテレビの迷走は続く。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、迷走を恐れませんように。





              May




・・・・・・もともと皆さん、そんなにテレビを見ないか。











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飛び散る「汗」が、こんなに美しいとは!     ~WBCバンタム級中山vsモレノ世界戦~

2016年09月17日 | スポーツ

私は初老男である。


変に暑い。


夏と違った湿度のある暑さだ。



これこそが、稲刈りをするタイミングを知らせる「暑さ」だ。




初老男は、ガッツ石松の現役時代を知っている。



そして、輪島功一の現役時代を知っている。



もちろん、具志堅用高の現役時代も。



モハメド・アリvsジョージ・フォアマン戦「キンシャサの奇跡」も見ている。



「真実の瞬間」ジェームス・ダグラスvsマイク・タイソンも見ている。



あの伝説の「マーク堀越vs.高橋ナオト」戦も見ているのだ。




そんなことを自慢をしたいわけではないのだが、その私が見るに・・・。




今回の「中山vsモレノ」戦は、それらに匹敵する戦いだった。




ボクシングというエンターテイメントは「時代を映す鏡」のようなもので、格闘技としての権威においてグローバルな地位を確立している。




「エンターテイメント」としての権威を確立しているということは、つまり・・・・そのものが「金のなる木」であるということ。




それは「エンターテイメント」としての部分が、チャンピオンとしての地位が異常に高くなることを意味しそれ以外は格段に「価値が下がる」ことを意味する。




ゆえに「チャンピオンの椅子」にしがみつく状況を生み出してしまっている。




残念ながらマスメディアと結びついた中で、過剰なドラマ性を演出し「付加価値」をつけようとするタイトルマッチが増えてきている。





純粋な意味での「ボクシング」に、能書きはいらない。








「バシ!」とも「グシャ!」ともつかない音とともに「細かい汗」がテレビの画面いっぱいに飛び散った。





     私はそれを



                  「とても美しい・・・・!」



                                     と感じた。




一瞬、モレノの目が虚ろになり、たたらを踏みながら後ろに倒れていく。





中山の「神の左」が、さく裂した瞬間である。





残念ながら、私はボクシングを生で観戦したことが無い。




しかし、多分であるが、この「神の左」の瞬間は、現場にいてもよく見えなかっただろう。




会場のスクリーンでプレイバックしたことで、改めて観客が沸いたことがその証拠だ。




テレビ観戦ならではの「この瞬間」は、様々な過剰演出や自己保身のための政治的やりとりが日常化してしまったボクシング興業の中で、久しぶりに訪れた「ボクシングの本質的な凄み」であったように思う。






今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「記憶に残る一瞬」をいつまでも失いませんように。






                  May




ただ、テレビ中継は長谷川穂積の試合が後だったために、少々色あせてしまった。
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イメージと違う?     ~斉藤一の写真初公開~

2016年09月15日 | いま興味のあること

私は初老男である。



中秋の名月である。



ぼんやりと朧ではあるが、まん丸のお月様が浮かんでいる。



年に一度くらいは、夜空を見上げるのもの良い。




斉藤一の写真が、福島県立博物館で公開されている。



ネットでもヘッドラインで紹介されている。




間違いである。



公開されているのは「藤田五郎」の写真だ。



やはり思ったとおりである。




その姿は、わたしの持っていたイメージと「かなり違って」いた。




変な言い方だが、いかに自分がイメージしても斉藤一・・・・・いや、藤田五郎の顔はそれとは違っているような気がしていたのだ。



どうしても「一刀斎夢録」の小説の世界の、藤田五郎をイメージしてしまうのがいけないのであろう。



「現実」と「虚構」の場合、当然「虚構」の方が有名になりそれの方が「独り歩き」をする。




そうした中で、作られたイメージには「常に殺気立っている殺人鬼」のようなものである。




だが写真に写っている藤田五郎は、あまりに「凛」として、あまりに「怖さ」を感じさせない。




・・・・当然である。






藤田五郎は、現実に存在した人間なのである。



彼は何度も名前を変えた。(「山口一」「斎藤一」「山口二郎(次郎)」「一戸(一瀬)伝八」「藤田五郎」)



そのことで棄ててきたもの、得てきたもの。




それらのすべてが、この容貌をもたらした・・・・。




そう考えるべきだろう。



この写真を見たことの意味は・・・・・。



それ以上でも、それ以下でもない。




今まで通りに斉藤一という人間に興味を持ち続けていくだろう。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、映像の持っている力を過大評価しませんように。




               May




・・・・もともと私は「映像」にあんまり興味を持ってないからなぁ。




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