完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

はっきり分かりました。      ~映画「峠」観てきました~

2022年06月19日 | Weblog

 

 

 

 

私は中老男である。

 

 

 

2年以上の封切りを延期されていた映画

 

 

 

             「峠」(役所広司主演)

 

 

 

                           が公開された。

 

 

 

 

やはり地元民(大きな意味で)の私とすれば、鑑賞しないわけにはいかない!

 

 

 

 

 

というより、このところ私が見た映画は・・・・。

 

 

 

 

すべて「司馬遼太郎原作」なのである。

 

 

 

 

「関ケ原」「燃えよ剣」いずれも岡田准一主演・原田眞人監督だった。

 

 

 

 

そして今回の「峠」は、小泉堯史監督(脚本も担当)・役所広司主演である。

 

 

 

 

どれくらい変わった感じになるのであろう?と思いながら・・・。

 

 

 

 

17日(金)公開で18日の10:30(2回目)の上映にギリギリ間に合った。

 

 

 

 

その映画館で「これほど席が埋まったこと」は見たことがない。

 

 

 

 

席を選ぶ時点で・・・。

 

 

 

 

最前列の4つしか残ってなかった。

 

 

 

 

中に入ると・・・すでに暗転。

 

 

 

 

本編前のCMが始まっている。

 

 

 

 

最前列のほぼ真ん中。

 

 

 

・・・非常に「観にくい」

 

 

 

常に見上げる状況。

 

 

 

右となりのカップルの男性が「また、隣に来たよ・・・・」とつぶやく。

 

 

 

 

 

左どなりに来た夫婦のご婦人は「だから土曜日の映画なんて★※→▼△」と嘆く。

 

 

 

 

そんな中しめやかに映画が始まる。

 

 

 

 

 

★★★★★★★★★★ここからは「ネタバレ」があります。注意して読んでね★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

徳川慶喜(東出昌大)が・・・。

 

 

 

 

延々「大政奉還」の状況を家臣(大名たち)に説いている。

 

 

 

 

2年前だからか・・・。(例の騒ぎの前だっけ?)

 

 

 

 

この徳川慶喜という人のについては、それこそ映画にできるのであるが・・・東出かぁ。

 

 

 

 

全体的にとにかく「狭苦しい」感じ。

 

 

 

 

近い距離間で人と人が向き合っているシーンが多い。

 

 

 

 

役所広司は今や日本男優の中でも「重鎮」になりつつある。

 

 

 

 

その分「重すぎる」感が私には強い。

 

 

 

 

以前から書いているのだが・・・・

 

 

 

 

役者には「役の人(この映画では河井継之助)がそこにいる」場合と「役者(役所広司)がそこにいる」場合がある。

 

 

 

 

 

私の感覚では役所広司は後者であろう。

 

 

 

 

 

 

そうした場合、なかなか「原作の面白み」が生かされにくい。

 

 

 

 

 

 

イメージとして「役所広司の映画」感が強すぎる作品になっている。

 

 

 

 

 

それは決して「悪いこと」ではなく、かれの魅力で映画が成立しているとも言えるのだが。

 

 

 

 

 

 

舞台となっている「越後長岡藩」のことや背景となっている「幕末・明治維新」と共に少しばかりであるが勉強した人間とすると・・・。

 

 

 

 

 

やはり、少々「喰い足りない」感が強い。

 

 

 

 

有名な「小千谷談判」も、なんの先入観もなく見ると「ただそれだけ」の描写に見える。

 

 

 

 

岩村精一郎役が吉岡秀隆なのは、ある意味秀逸なのだが・・・。

 

 

 

 

この時に官軍側の軍監が「土佐藩の若手・岩村」であることが、戊辰戦争発端のキーなのである。

 

 

 

 

さらに、この後の「戦闘シーン」の中に「官軍側の幕僚の描写」がないのが残念。

 

 

 

 

 

長岡城落城後に河井が軍事総督として長岡城を奪還するのであるが

 

 

 

 

 

それは官軍の戊辰戦争の中で最大の「驚愕・敗戦」なのが表現されていない。

 

 

 

 

 

古い話で申し訳ないのだが、大河ドラマ「花神」の中で同じシーン。

 

 

 

 

 

山縣狂介(有朋)が城を奪還され驚愕して逃走しながら「河井は人間じゃねぇ」とつぶやく(荒っぽい記憶で申し訳ない)のである。

 

 

 

 

 

映画としては決して短くないこの映画で、泣く泣くお蔵入りになったシーンも多かろう。

 

 

 

 

 

多分、この官軍の長岡攻めの軍事会議も当然あったはずだがカットされた公算が強い。

 

 

 

 

 

全体としては「ベテラン俳優たち」の存在感がとてもよかった。

 

 

 

 

 

田中泯・仲代達也・井川比佐志・香川京子そして松たか子(もうベテランに入れていいよね)

 

 

 

 

 

田中泯の「真剣を振るシーン」や井川比佐志の「諭すシーン」松たか子の「盆踊りのシーン」は「さすが!」と思った。

 

 

 

 

 

 

結論として。。。。はっきり分かったことは

 

 

 

 

 

司馬遼太郎の小説は「映画にするには無理がある」ということ。

 

 

 

 

 

彼の小説の真骨頂は、主人公が「身近にいる人間」として描かれていることに尽きると思う。

 

 

 

 

「心の襞」とか「精神状態」が小説では現わされている。

 

 

 

 

伏線も多々盛り込まれてる小説がほとんどなので「映画」という枠では描き切れない。

 

 

 

 

 

それらを表現するには時間枠が映画では足りないのだ。

 

 

 

 

大画面を生かす「スペクタクルシーン」などが迫力的に素晴らしく「戦闘シーン」などは

 

 

 

 

 

とてもよかった。

 

 

 

 

 

原作をいかに映像化(映画化)するかは、永遠のテーマであろう。

 

 

 

 

 

 

そうした中で司馬遼太郎の小説は「映画原作には向かない」というのが、今回の映画鑑賞での再確認であった。

 

 

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、映画をしっかり楽しみますように。

 

 

 

 

 

 

                May

 

 

 

 

 

芳根京子の「お嬢」のこととかも、原作を読んでいないとわからないし、そもそも小説としては河井の江戸での修行期や戊辰戦争に至るまでが読みどころだし・・・。

 

 

蛇足です。  エンドロールに協力として地元の放送局等々の名前が次々と示されたのだが、そのなかに「FMPORT」があった。なつかしい・・・2年近く前にこのラジオ局は閉局したっけ。

 

 

 

 

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間違いない!           ~今日のブラジル戦で確認できました。~

2022年06月06日 | スポーツ

 

 

 

 

私は中老男である。

 

 

 

 

キリンチャレンジカップを見ている。

 

 

 

いまネイマールがPKを決めて「0-1」となった。

 

 

 

あったり前のことを書くが・・・。

 

 

 

ブラジルは 

 

 

 

           「うまいね~~~~。」

 

 

 

正確に言えば

 

 

 

            「ズルいね~~~~。」

 

 

 

サッカー(足元)の技術は、もちろん「世界一」である。

 

 

 

 

 

物心ついた頃から「サッカーで身を立てる」という執念で磨いた選手個々の技術。

 

 

 

 

 

だが、それ以上にブラジルが「世界一」なのは・・・。

 

 

 

 

 

        「いかに『レフェリーに笛を吹かせる(レフェリーを騙すか)の演技」

 

 

 

 

 

                                     である。

 

 

 

 

それは「伝統芸能」として、脈々と「歴代セレソン」が世界中の観客や選手やレフェリーに「ブラジルはサッカーが強いという印象」を植え付けてきた。

 

 

 

 

 

昔、王貞治という野球選手がきわどい外角を見逃すと審判は思わず「ボール」とコールしたという。

 

 

 

 

 

「王貞治は『選球眼が良い』という潜在意識」がそうコールさせたという。

 

 

 

 

 

ブラジルのサッカーも同じである。

 

 

 

 

 

子供の頃から、とにかく「サッカーで『いかに振舞えば(演技すれば)有利になるか」を突き詰めている国民である。

 

 

 

 

 

世界で「ブラジル以上にサッカーのことを考えて努力している国民」なんてないのが今日の試合を見てよくわかった。

 

 

 

 

 

確かにゲームとしては「押されてはいた」が、少なくても「惨敗」ではない。

 

 

 

 

 

ブラジルの本気度は70~65%ぐらいだろう。

 

 

 

 

日本は90~80%。

 

 

 

その中で「PKによる失点1」は、私には「悪くない結果」の思える。

 

 

 

 

今日のゲームを観て様々な感想を抱く人がいるだろう。

 

 

 

 

しかし、わたしの感覚で言えば間違いなく「日本は強くなっている」と感じることができた。

 

 

 

 

やっぱり予感がする。

 

 

 

 

 

            「日本はワールドカップでBEST8に残れる」

 

 

 

 

なんの根拠もないけれど・・・。

 

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、根拠がないことでも信じますように。

 

 

 

           May

 

 

 

 

それにしても・・・・、レフェリングに「恣意的なもの」を感じるねぇ。しかし、1-0でもブラジルは「苦戦した」とも思っていないだろうけどお。

 

 

 

 

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この「快勝」をどうみるか?      ~キリンチャレンジカップCUPパラグアイ戦~

2022年06月04日 | スポーツ

 

 

 

私は中老男である。

 

 

 

少々遅くなったが・・・。

 

 

 

6月2日に「キリンチャレンジカップ 日本代表vsパラグアイ代表戦」があった。

 

 

 

結果はご存じの通り。

 

 

 

4-1で快勝!

 

 

 

なのだが・・・・。

 

 

 

 

問題は、この勝利を「どうみるか?」で・・・ある。

 

 

 

 

Jリーグが始まって30年経つという。

 

 

 

 

その開幕すぐに・・・。

 

 

 

日本スポーツ界最大の出来事

 

 

 

                「ドーハの悲劇」

 

 

 

                              が起きた。

 

 

 

当時私はBS契約をしていなかったのでテレビが見れなかった。

 

 

 

 

かじりつくように「ラジオ放送」を聞いていた覚えがある。

 

 

 

 

最初は「何が起きたか?」

 

 

 

 

わからなかった。

 

 

 

くぐもった海外からの中継独特の音声で

 

 

 

          「ゴール~~~!・・・決まってしまった~~~!」

 

 

 

                                 との絶叫。

 

 

 

 

その後繰り返し放送された映像。

 

 

 

 

今でも記憶に鮮やかに残っている。

 

 

 

 

相手のコーナーキックが、予想外の「ショートコーナー」でそれを受けた選手に向かって、カズが足を延ばす。

 

 

 

わずかに届かず、ニアに上がったボールは競り合うことなくヘディングされる。

 

 

 

ボールはゴール左のサイドネットを揺らしてゴール内に落ちる。

 

 

 

そのボールにGK松永は、わずかにその場で小さくジャンプしただけで反応できなかった。

 

 

 

次の瞬間、吸っていたたばこを苛立たしげに叩きつけるベンチのオフト監督。

 

 

 

同じく交代後ベンチにいたゴン中山は、両手で顔を覆いながら倒れこむ。

 

 

 

力なく座り込みチリチリのロングヘアを掻き上げるラモス・・・。

 

 

 

まずい・・・・。

 

 

 

つい感傷的になってしまった。

 

 

 

とにかく、今回のこのパラグアイ戦後に思ったこと。

 

 

 

それは代表メンバーが・・・・様々な意味でロシアワールドカップの時と「全く違う!」ということ。

 

 

 

今回のメンバーは、私にとって「ほとんどわからない選手」ばかりなのだ。

 

 

 

もちろん、メンバーを知らないわけではない。

 

 

 

各所属チームでの活躍もある程度は知っている。

 

 

 

しかし、以前の選手のような「わかりやすさ(顕著な活躍・インパクト)」が感じられない。

 

 

 

それは単純に

 

 

 

私が「歳を取ってサッカー事情に詳しくなくなった」だけなのだろうか?

 

 

 

前回のロシアワールドカップの主力メンバーは。

 

 

 

香川・岡崎・長友・川島・大迫・酒井(宏)・吉田(麻)・昌子・乾ほか・・・。

 

 

 

こんなメンバーだった。

 

 

 

当時のメンバーで今回も選ばれたのは、ほとんどいない。

 

 

 

※直前に「大迫」が外された。のは・・・私にとっては「朗報」なのかなぁ。

 

 

 

パラグアイは、ワールドカップ出場を逃している。

 

 

 

世界ランキングも50位と「強豪」とは言えないかなぁ・・・。

 

 

 

そうした相手に・・・。

 

 

 

親善試合らしい大胆な攻撃が随所にでたのが印象的。

 

 

 

 

以前の日本代表なら、ああした「落ち着きのあるプレー」は・・・・。

 

 

 

 

たとえ相手が「格下」「親善試合」であっても見られなかった。

 

 

 

 

そのプレーの数々こそが、前回のロシアワールドカップからほぼ「全とっかえ」になった



 

 

現選出メンバーの力といえるのだろう。

 

 

 

ずっと言い続けているように、日本代表が次のステップ(ワールドカップベスト8)に進むには、

 

 

 

「経験」が必要だったのだ。

 

 

 

その経験は「個人」に積まれるものでなく・・・。

 

 

 

コロナにおける「集団免疫」のように代表辞退の経験として積まれていくのだ。

 

 

 

ゆえに

 

 

 

 

こうした「全とっかえ」した方が、発揮されやすいと思える。

 

 

 

・・・・・全然説得力がないかもしれない。

 

 

 

けれど、たぶん・・・。

 

 

 

日本代表はワールドカップで「BEST8」に進める!

 

 

 

そんな予感がする・・・。

 

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、中老男の感覚を信じますように。

 

 

 

 

 

           May

 

 

 

 

数日後の「vsブラジル戦」は、結構大差で「負ける」だろう。しかし、それはワールドカップベスト8に進めることと、ほとんど「関係ない」からね。

 

スポーツってそういうものだ。

 

蛇足・・・ブラジルは先日韓国とテストマッチで5-1で勝ったらしい。日本代表とは・・・・4-1ないし4-2(ブラジルから見て)くらいのスコアになるんじゃないかなぁ。

 

 

 

 

 

 

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自転車で走るのは面白いねぇ~~~。         ~ライド日記1~

2022年06月04日 | チャリMay

 

 

 

 

私は中老男である。

 

 

 

 

いよいよ「(自転車の)ライディング」の季節になってきた。

 

 

 

 

しかし・・・。

 

 

 

歳のせいだろうか?

 

 

 

毎日のライドに出るのに「時間がかかる」ようになった。

 

 

 

仕事は軽くなっているのに「疲れ」がひどい。

 

 

 

家に帰りすぐに着替えて出発できていたのだが・・・。

 

 

 

椅子に座ってしまうともうダメだ。

 

 

 

気が付くと30分ほど・・・、どころか1時間ほど動けない。

 

 

 

天気が安定しないのもやる気を削いでしまう。

 

 

 

 

昨日も同じく・・・。

 

 

 

やっとの思いで着替えて出発。

 

 

 

時に6時10分と少々。

 

 

 

 

6月の午後6時は、まだ明るい。

 

 

 

 

しかし、関東地域で連日雹(ひょう)が降るような大気の状態が不安定。

 

 

 

 

わが地域も風が寒いくらいだ。(自転車にのると体感温度は気温よりかなり低めに感じるのです)

 

 

 

 

暗くなるし寒くなる・・・。

 

 

 

 

5分ほど走って・・・。引っ返して1枚羽織り再出発!

 

 

 

 

田植えの終わったばかりの田んぼの中を軽快にペダルを踏む。

 

 

 

 

ありがたいことにわが地域は農道もかなりの割合で舗装されている。

 

 

 

 

※当たり前の話なのですが・・・自転車のロードバイクは舗装以外の道は走れません。(走れるけどひどいことになるから)

 

 

 

 

下校中の中学生がカップルで歩いている。

 

 

 

 

ジャージで犬の散歩をしているおばさん。

 

 

 

 

田んぼの「水見(水田の水管理)」にきているじいちゃん。

 

 

 

まだ、田んぼの畔の草刈りに夢中のおじさん。

 

 

 

いろんな人に会う。

 

 

 

 

いざライドに出ると本当に「楽しい」のだ。

 

 

 

 

決してツラくはない。

 

 

 

 

今年の初めに膝を痛めて・・・。

 

 

 

 

ライドできるかとても不安だったのだが、基本的に単純に「前・後」に足を動かすことにはあまり不安がない。

 

 

 

 

 

しかし「ひねる」とか「ねじる」という動作には、かなりの不安がある。

 

 

 

 

いつまでライドできるかだろうか・・・。

 

 

 

 

川べりの舗装道路を軽快に走る。

 

 

 

 

かなり暗くなってきて先を急ぐ。

 

 

 

 

すると、ゆっくりゆっくり歩いている中学生らしき少女。

 

 

 

 

狭いので「ごめんなさい」と声をかけながら追い越すと・・・。

 

 

 

 

なんと肩に「インコ」をとまらせているではないか!

 

 

 

 

逃げたりしないのかね?

 

 

 

 

いつもなら途中で10分ほど休憩するのだが、今日はかなり寒くて暗い。

 

 

 

 

休憩なしで1時間15分ほどで家に到着。

 

 

 

 

距離21.5km 消費カロリー241kcal ほぼ毎日のルーティン通りだった。

 

 

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、毎日の楽しみを見つけますように。

 

 

 

 

            May

 

 

 

 

今、ライド中のマナーが注目されていますね。イヤホン使用や一時停止無視、ブレーキ不良なんてのは「もってのほか」ですからね!十分気を付けましょう!

 

 

 

 

 

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