完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

カーリングは面白いね! ~女子カーリング世界選手権とキリンチャレンジカップ~

2010年03月28日 | スポーツ
私は中年である。

最近ホンキでダイエットを始めた。

昨年末あたりで「カラダ・トレーナー」の話をしておいたのを覚えている人はほとんどいないと思うのだが、その結果も踏まえて新しいカテゴリー「ナイト・ウォーカー」を立ち上げた。

そこに詳しいことは書き込むことにする。読んでいただければ幸い也。(ってまだ何も書いてないです。このUpが終わったら次に書きますね)


さて、オリンピックで日本の女子があまり活躍できなかった「カーリング」である。

その世界選手権をテレビで観戦した。

実際、日本におけるカーリング人気がどの程度なのか、ほとんど知らないが、たしか日本におけるカーリング専用リンクは「4」しかないと聴いた。(調べていません。もっとあるのかな?)

そうしたスポーツにおいて、アスリートである目黒・本橋・近江谷なんて名前を覚えているのはマスコミの露出によるものだろう。

オリンピック中継でも、結構の時間を割いて放送されていたが観戦すればするほど、日本は強くないことが分かった。

もっとも世界ランキングが10位と聴くし、そうであればオリンピック出場の国の中ではほぼ最下位に近いことは想像できる。

そして思ったとおり、出場チームの中ではかなり良くない成績で試合が終わった。

とにかく、ショットにおいての「精度」が違う。

準決勝の「カナダvsスコットランド」戦をそのあと見たのだが、まるで違う競技を見ているようだった。


・・・実は今、サッカーの「日本vsセルビア」を見ている。

カーリングの日本チームの置かれている状況とサッカー日本代表がオーバーラップしてしまう。

カーリングの日本チームのショットの精度は最大50cm以内という感じ(ちょっと甘い採点かな)しかし、世界レベルでは20cm以内(ちょっと辛い採点かな、本当はここぞって時は10cm以内じゃないだろうか、ため息の出るようなショットを放つよ)なので、よほど相手のミスが続かない限り勝てる気がしない。

サッカーの日本代表もパスをつないで相手を振り回すことを目指しているのはよく分かる。

その方向性は間違っていないのかもしれない。

しかし、それは日本選手のパスの精度がかなりのレベルになっていることが条件になる。

それが残念ながら「無い」のだ。

この程度のパス精度では、ワールドカップ出場チームの予選リーグを勝ち抜くことは無理だろう。

今の相手のセルビアは、ヨーロッパ予選リーグをフランスを押さえてトップで通過した強豪だ。簡単に勝てるとは思っていなかったが、本当に全く「通じない」ことを確認した。

「カーリング」と「サッカー」どちらが世界に近いか?

といえば間違いなく「カーリング」だろう。

もちろん、ホンの少しの差だが。

なによりカーリングには「体格差」があまりハンディにならない。

練習に裏付けられた「技術」と強靭な「精神力」があれば、日本女子カーリングチームは、強くなれる。

対してサッカー日本代表が強くなるのは大変だ。

パスの精度を上げることは出来るかもしれない。(それとて、マッチアップする相手のある状況の中での精度を上げることは大変むずかしいが・・・)

しかし、それは「強くなった」ことにはならない。

これは前々からいっているのだが、そもそも、日本人のメンタリティではサッカーで世界上位にはいけない。

今のこの時代になっても脈々と「個性」(シュートを決める)をあまり発揮しないことを「良し」としてきた国民性ではサッカーが強くなれないのだ。

それから見ればカーリングの女子チームがヨーロッパのチームと互角に渡り合う日はそう遠くないと思えてくるのだ。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。Upがずいぶん遅くなった上に、なんかサッカーの話が中心になっちゃった。

                                                     may

しかし、カーリングの選手には「美女」が多いね。カナダの「ジェニファー・ジョーンズ」も日本の「マリリン」もいいけど、やっぱり私はスコットランドの「ミヤ・ヘッド」(20)に参っちゃった。





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日本におけるアマチュアスポーツ   ~冷静になってかんがえて見た~

2010年03月19日 | スポーツ
私は中年である。

だいぶ間が開いてしまったが、バンクーバーオリンピックのメダルを通してタイトルのようなことをUpしようとあれこれ考えていたら、ビック・ニュースが飛び込んできた。

「バドミントンの全英選手権で田児賢一準優勝」

バドミントンという日本においてあまりメジャーでない(なにをメジャーと呼ぶかは定かでないが)スポーツだが、これは海外で活躍するイチロー・松井・中田英寿クラスの快挙なのだ。

このことは今回の内容にも関係があるのであとで触れたいと思う。まあ、文字数が多くなったら次回ということになるけれど。


ということで皆が忘れた頃にタイトルのような話題に触れるところが、ヒネクレ者の私らしい。お許し頂きたい。

オリンピックというのは数十年前まで基本的に「アマチュア・スポーツの祭典」だった。

しかし、大体この「アマチュア」の定義自体が曖昧なものだ。

社会主義国においはプロは存在しないはずだが、金メダリストは、国から多額の「賞金」が与えられるという。

スポーツにおいて結果が「お金」になるということが「プロ」だと言うことではないらしい。

そうした中において、日本においては特に「精神性」をアマチュアリズムに求めてきたように思う。

今だスポーツにおいて「禁欲的求道精神」を重視し、その結果において得られるものは名誉「だけ」であって良いような錯覚を持っている。

世界レベルのスポーツでの金メダルは「省エネ」で得られるようなものではない。

今回のオリンピックでの韓国の躍進・ロシアの低迷は記憶に新しいと思う。

そうした中でこれから日本は「国として・政治として」このスポーツに対してどうしたスタンスを取るのかが注目だ。

象徴的なのは、実際に今回のオリンピックにおいて日本アスリートで金メダルに一番近かったフィギュア女子の「浅田真央」が銀メダルに終わったことだ。

そして、その浅田真央が勝てなかった理由が、長い長い時間をかけて金メダルを取る為に「あらゆる方向」からアプローチしていった韓国の官民一体となった戦略がある。

ここに今の日本アマチュアリズムスポーツの限界を見るのだ。

今の日本の各スポーツは、最終的にアスリート本人の力に全てを任せている。

当たり前のようだが、これは違う。

今やオリンピックにおけるメダルを取るということは、本人の才能・努力はもちろん重要な要素ではあるが、それ以外のもっと大きな「必要なもの」がある。

つまりスポーツにおいての経済効果までを考えた「戦略」を政府が打ち出しそれを遂行する方向性がない限り、これからのオリンピックにおいてのメダルの数は減り続けていくだろう。

これは単純に政府の補助金の増額をすればよいというような、単純なものではない。

やはり、日本における「外交的問題」は、明治の昔からあまり変わっていないという極論的な言い方をせねばなるまい。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。もっと詳しく書きたいのだが一旦ここでお開きにします。
                              may

なかなかUpが遅くなって申し訳ない。



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闘い終わって残ったものは・・・  ~バンクーバー五輪終了~

2010年03月04日 | スポーツ
私は中年である。

さて、私の住む雪国地域も雪が加速度的に解けていっている。

2月の中旬以降はほとんど雪が降らず、雨ばかりが続いていた。

結局今季の冬は「暖冬」だったような気が・・・。

まあ、こうした年はむしろこれからが「怪しい」

というのは春が近づいたと思った3月下旬から4月にかけて忘れた頃に雪がドカンと降ったりするのだ。

それはそれで大変なんですから・・・。


さて、オリンピックが開催されている時はいろんなことが起きてUpしようにも追いつかないのが分かっていたので、あえて何も書かなかった。

みんながそろそろ忘れた頃だろうからちょっとなにか書いてみよう。


全体を通していえることは、私が予想したよりも日本選手団はよくやったと思う。

現実的に本当に確実に取れると予想できたメダルは女子フィギュアのシングルだけだろう。(あくまでメダルであり〔金~銅〕のいずれかを意味する)

これは90%を超える確率。

そして、次に取れるといいなぁって感じで男子フィギュアのシングル。女子モーグル。

これは50%くらいの確率だったろう。(これは1勝1敗)

あとはもしかすると取れるかもしれないって言う競技が男女のスピードスケート。ジャンプの個人・団体。スノーボードの男子。男子アルペンスラローム。カーリング。

これは30%以下の確率と思っていた。(その中でスピードスケートの短距離は集中力を見せたなぁ)

あくまで私の私見である。結果を見てから言っていると思われてもいい。

しかし、実力という観点から見てあまり誤差のない数字のはずだ。

私が前から唱えているように「オリンピックは神様に愛された者が勝つ」ゆえに良い意味でも悪い意味でも予想を裏切ることが往々にしてある。

金メダルに一番近かったのが「スピードスケート女子パシュート」これは私の情報収集不足。

まさか世界ランキング3位だとは知らなかった。

彼女らは神様に愛されたのか、それとも愛されなかったのか・・・・。

それだって、女子のスピードスケート競技史上初めてのメダルなんだしね。「快挙」と言っていい。

それにしても0.02秒差は惨いなぁ・・・。


そして、私が選ぶ個人的バンクーバーオリンピックのMVPは・・・。


   「女子クロスカントリー長距離5位の石田正子」

である。

クロスカントリーという欧州中心の競技において5位入賞(実はワールドカップで3位になった実績もある!)は見事だ!

今回だって銅メダルまで17秒しか差がなかったのだ。

ヨーロッパにおいてスキーワールドカップスキーヤー・ツールドフランス選手・ジャンプスキーヤー・クロスカントリー選手は日本では分からない位の人気がある。

彼女のレース運びのうまさ、そのひたむきな情熱は私達が思っているより高く評価されて良い。

スピードスケートパシュートのメンバーの田畑とむずかしい選択だったが石田はメダルが取れなかった不運をおぎなって私がMVPを送ろう。


そして今回のオリンピックで一番目立ったのは「韓国」の台頭だろう。

一説によるとオリンピック強化費が500億円を超えるとか・・・。(あくまで噂である)

最終的に14個のメダルを獲得したと聞く。

日本円でその金額だとすると、韓国経済においては価値的にはもっと大きい額に相当する。

ちなみに日本のそれは22億円程度と聞く・・・。(あくまで噂である)

ほぼ我々と同じ体格を持ち、国家体制も極端に違わないかの国がそれだけの成績を残したとこは「賞賛」に値する。

本当にたいしたものである。

世界経済が衰退している中で、この記録を残すのはまさに「国を挙げて」の方向性がしっかりしているからだろう。


そこでやはりフィギュアの話になってしまう。

キムと浅田がジュニアからのライバルであるのは、周知の通りである。

そして、ジュニアからある時期までは浅田の成績の方が良かった。

わたしは、これでも25年以上フィギュアスケートを見てきたヒネクレ者だ。

そして実は久しぶりに酩酊しながらのUpになっている。

このことについては「感情的」になりそうなのを必死でこらえながらUpになっている。

文字数も1900字を超えてしまったので、とりあえず今回は終わりとしよう。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。当然だけど次回に続くからね。
                              may

上村の4位は本当に惜しかったし、問題になった國母は様々言われたけど「本質」を見抜けば大騒ぎすることではないのだとおもっている・・・。
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