私は初老男である。
Jリーグが開幕した。
25年目だという。
感無量である。
初老男はいまだに「ドーハの悲劇」の最後のアナウンサーの絶叫が耳に残っているのに。
・・・・アナウンサーの絶叫と書いたのは、そのシーンは「ラジオ」で聞いただけだからだ。
リアルタイムでは、その当時BS契約をしていなかったので見れなかった。
Jリーグ開幕当初は、イメージとして「プロ野球」のような1極集中のヴィルディ川崎(その当時はこの名前だったような?読売ヴィルディだっけ?)を中心に、ライバル的に日産マリノスが存在していくのだと思っていた。
その後のリーグの勢力状況は説明するまでもないだろう。
やはり、自分の地元にチームがあるのは格段に見方が変わってくる。
アルビレックスというチームがJ1に上がってから10年。
近年は残留争いばかりであるが・・・・。
ヤキモキされられるチームほど「ハマる」ものなのだ。(手のかかる子ほどかわいいってね)
そして、今シーズン。
今季は20人近い新メンバーが加入し監督も交代した。
評論家たちの順位予想は一様に低い。
当然だろう。
しかしである。
今シーズンは全チーム通して非常に、昨シーズンまでの「主力」の移籍が目立つ。
特に20人近くの移籍のあったアルビレックスの評価は
「むずかしい」
のである。
まあ、予想というものは、当たっても当たらなくても「占い」程度の意味しかない。
ついつい反応してしまうけどね。
昨日の開幕戦で、アルビレックスはサンフレッチェを相手に「1-1」でドロー。
5年間勝っていない相手に、やはり勝てなかった。
しかし、田中達也というアルビレックスを象徴するような選手が得点し、新加入選手が非常に良い動きをしていた。
一喜一憂する9ヵ月間が始まった実感があるねぇ。
こうした国内リーグが成熟してくる中で「日本サッカー」が、そろそろワールドカップでベスト16の壁を破る準備が整ってきている気がするのは、単純に私の願望だけではないだろう。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、25年の重みを感じますように。
May
岡崎のいるレスターなんて昨シーズン「優勝」で今シーズン「残留」争いだからね。サッカーチームってわからない。