私は中老男である。
2021年ももう終わりである。
ずいぶんブログUpもサボってしまった。
決してUpしたい事柄が無かったわけではない。
逆に言いたいことは「山ほどあった」のであるが・・・。
結局「根気」と「集中力」が無かったのだ。
2022年は、最低でも1週間に一度はUpしたいと思ってはいるのだが・・・。
そんな中、今年最後になるであろうUpとしては、もう遅いかもしれない内容。
「アベノマスク」の処遇について、喧々諤々の意見があるが・・・。
基本的に安倍晋三という元総理である政治家が「国民の生活の現状」を理解できていない人であるということに尽きる。
2世・3世の議員というのは、結局「政治家の息子・孫」であるから「庶民の生活」を経験したことがない。
「ステイホーム」を呼びかけた安倍総理がYouTubeにUpした動画のことを、覚えている人も多いだろう。
本人に悪気があったのではないだろう。
彼にとっての「ステイホーム」というのが、あの姿であるということ。
小中学校の休校の件も、アベノマスクの件も同じくである。
後出しジャンケンで言うのではなく、彼自身が「その政策」自体を思いついたとは思えない。
そうなると、結局それを「側近たち」が考え吹き込んだ可能性が高い。
それを取り上げてしまうところに、彼が「庶民の生活を分かっていない」ところである。
逆に「彼がそれを考えついた」とすると「側近たち」がそれを諫めることができなかったことになる。
それも、同じく彼が「庶民の生活の現状を分かっていないこと」の証明になる。
しかし、すべてのことには「裏」と「表」がある。
アベノマスクの配布という政策において、悪いことばかりでは無かったはずなのだ。
残念ながら私には思いつかないが。
批判するのは簡単だが、官僚や役人が理路整然と計画した政策だけでは、民意を得る政治というモノはできない。
そこには天性の「政治家の素質・矜持・理想・品性」が必要だろう。
だが、以前にUpしたように安倍晋三という人は総理大臣の絶対的に必要な「品性」が欠如しているのだ。
(予算委員会で、質問者に「野次を飛ばした件」をUpしています「もうやめようと思ったんだけど」2021年3月1日参照)
潰瘍性大腸炎という持病があるのは、大変気の毒であると思う。
しかし、言いすぎるかもしれないが「総理大臣を辞職」するには「国会で倒れる」くらいのことになってもらわないと「政権を投げ出した」ように見えてしまう。
中老男は様々な政治家を見てきた。
そうした中であまりに社会が変化してしまった。
私の若い時にイメージしていた政治家はもう出現しないだろう。
安倍晋三氏が7年8ヵ月の長きに渡って政権を維持したのがその証明である。
「昔は良かった」というセリフだけは吐きたくない。
ただ「時代が変わった」ことだけは、痛々しいくらいに感じている。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも形骸化した「政治」が、少しでも良い方向に向かうことを願いますように。
May
私のイメージとして「政治家は図太い」ではなく「政治家は恥知らず」レベルに見えてしまうんですよねぇ。。。。