私は初老男である。
冬である。
初老男の人生も「初冬」である。
ああ、切ない。
・・・・最近こんな始まりばっかりで申し訳ない。
さて、本当に久しぶりに「ライフワーク」のカテゴリーにUpすることにした。
サブタイトルになっている
「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」
である。
タイトル通り、この疑問が私の生涯をかけて解き明かそうとしている問題であることは、このカテゴリーの最初を読んでもらうと分かってもらえると思う。
そして、このたびある本を読んで、この疑問の答えに近いものを見出すことができた。
その本とは
「嘘だらけの日中近現代史」
倉山 満著
である。
「知的好奇心を満たす方法」と言うのは、なかなかむずかしい。
何より、それを満たそうとしている人間が、いつまでもその「知的好奇心」を維持していないと「その答え」は絶対に導き出されることはない。
そして、人生と同じで「その答え」(運命的な出会い)は、永遠にたどり着けないかもしれないのだ。
故に奇跡的に出会えた時の感動は大きい。
少々大袈裟かもしれないが、私がこの本から学び取ったことは、バラバラに拾った「謎のカケラ」の「接着剤」であることを確信したのだ。
初老男になるまで、太平洋戦争関係の本・映画・その他資料を見聞きする中で、ここに起きた事柄にはある程度詳しくなった。
しかし、どうしても全体をまとめることが出来なかった。
「真珠湾攻撃」は、宣戦布告の前だった。
なんていう常識には米大使の野村吉三郎とその部下たちの不手際があることや、実は真珠湾攻撃が行われることはアメリカ側が知っていたこと。
そう日本に「先制攻撃」をさせることに大きな意味があったこと。
実は、真珠湾攻撃より先に太平洋戦争は始まっていたこと。
日本兵の優秀さは実はアメリカ人を「震撼」させていたこと。
それらは常識的なことで、太平洋戦争に興味のある人は大体知っているだろう。
そして、一見それらをまとめることと関係がなさそうなこの本。
しかし、この太平洋戦争に突入した「起点」の部分をこの本は知らしめているのだ。
この本は、私「初老男」が持っていた中国に対する「漠然たる不安・疑問」のほぼすべてを解明してくれている。
「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」を調べていくと、当然「東アジア」のことも調べなくてはならない。
そこら辺をいまだに調べ続けてきて、分かっていたつもりだった。
しかし、じつは「認識不足」であることをこの本は教えてくれたのだ。
それは何か?
それを書いてしまうと、好奇心を持っている人の「快感」を奪ってしまうことになる。
是非、この本を読んでみて欲しい。
興味のないひとにも、今の東アジア関係を知る意味で大変有意義な本である。
ライフワークとしての疑問が、一つの物として微かながらつながって、これが完全なものになるには、まだまだ時間と努力が必要だろう。
どんなことにも「多面性」があり、一方から繋がったといっても、当然「客観的な答え」になっているわけではないのだから。
これからは、そこにたどり着くように更に「好奇心」を持続させていくぞ~~~~!
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「好奇心」を持続させますように。
May
ヒントだけ書いておきましょう。
日本人に生まれ、日本に生きるている。そうした、ひとには信じられない「中国と中国人の現状」がポイントなのだな。
冬である。
初老男の人生も「初冬」である。
ああ、切ない。
・・・・最近こんな始まりばっかりで申し訳ない。
さて、本当に久しぶりに「ライフワーク」のカテゴリーにUpすることにした。
サブタイトルになっている
「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」
である。
タイトル通り、この疑問が私の生涯をかけて解き明かそうとしている問題であることは、このカテゴリーの最初を読んでもらうと分かってもらえると思う。
そして、このたびある本を読んで、この疑問の答えに近いものを見出すことができた。
その本とは
「嘘だらけの日中近現代史」
倉山 満著
である。
「知的好奇心を満たす方法」と言うのは、なかなかむずかしい。
何より、それを満たそうとしている人間が、いつまでもその「知的好奇心」を維持していないと「その答え」は絶対に導き出されることはない。
そして、人生と同じで「その答え」(運命的な出会い)は、永遠にたどり着けないかもしれないのだ。
故に奇跡的に出会えた時の感動は大きい。
少々大袈裟かもしれないが、私がこの本から学び取ったことは、バラバラに拾った「謎のカケラ」の「接着剤」であることを確信したのだ。
初老男になるまで、太平洋戦争関係の本・映画・その他資料を見聞きする中で、ここに起きた事柄にはある程度詳しくなった。
しかし、どうしても全体をまとめることが出来なかった。
「真珠湾攻撃」は、宣戦布告の前だった。
なんていう常識には米大使の野村吉三郎とその部下たちの不手際があることや、実は真珠湾攻撃が行われることはアメリカ側が知っていたこと。
そう日本に「先制攻撃」をさせることに大きな意味があったこと。
実は、真珠湾攻撃より先に太平洋戦争は始まっていたこと。
日本兵の優秀さは実はアメリカ人を「震撼」させていたこと。
それらは常識的なことで、太平洋戦争に興味のある人は大体知っているだろう。
そして、一見それらをまとめることと関係がなさそうなこの本。
しかし、この太平洋戦争に突入した「起点」の部分をこの本は知らしめているのだ。
この本は、私「初老男」が持っていた中国に対する「漠然たる不安・疑問」のほぼすべてを解明してくれている。
「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」を調べていくと、当然「東アジア」のことも調べなくてはならない。
そこら辺をいまだに調べ続けてきて、分かっていたつもりだった。
しかし、じつは「認識不足」であることをこの本は教えてくれたのだ。
それは何か?
それを書いてしまうと、好奇心を持っている人の「快感」を奪ってしまうことになる。
是非、この本を読んでみて欲しい。
興味のないひとにも、今の東アジア関係を知る意味で大変有意義な本である。
ライフワークとしての疑問が、一つの物として微かながらつながって、これが完全なものになるには、まだまだ時間と努力が必要だろう。
どんなことにも「多面性」があり、一方から繋がったといっても、当然「客観的な答え」になっているわけではないのだから。
これからは、そこにたどり着くように更に「好奇心」を持続させていくぞ~~~~!
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「好奇心」を持続させますように。
May
ヒントだけ書いておきましょう。
日本人に生まれ、日本に生きるている。そうした、ひとには信じられない「中国と中国人の現状」がポイントなのだな。