完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

いよいよ「核心」に近づいてきた。     ~ 「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」~

2013年11月30日 | ライフワーク
私は初老男である。

冬である。

初老男の人生も「初冬」である。


ああ、切ない。



・・・・最近こんな始まりばっかりで申し訳ない。



さて、本当に久しぶりに「ライフワーク」のカテゴリーにUpすることにした。


サブタイトルになっている




       「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」

                                      
                                    である。



タイトル通り、この疑問が私の生涯をかけて解き明かそうとしている問題であることは、このカテゴリーの最初を読んでもらうと分かってもらえると思う。



そして、このたびある本を読んで、この疑問の答えに近いものを見出すことができた。



その本とは


         
           「嘘だらけの日中近現代史」


                          倉山 満著

                                    である。






「知的好奇心を満たす方法」と言うのは、なかなかむずかしい。



何より、それを満たそうとしている人間が、いつまでもその「知的好奇心」を維持していないと「その答え」は絶対に導き出されることはない。


そして、人生と同じで「その答え」(運命的な出会い)は、永遠にたどり着けないかもしれないのだ。


故に奇跡的に出会えた時の感動は大きい。




少々大袈裟かもしれないが、私がこの本から学び取ったことは、バラバラに拾った「謎のカケラ」の「接着剤」であることを確信したのだ。



初老男になるまで、太平洋戦争関係の本・映画・その他資料を見聞きする中で、ここに起きた事柄にはある程度詳しくなった。


しかし、どうしても全体をまとめることが出来なかった。



「真珠湾攻撃」は、宣戦布告の前だった。


なんていう常識には米大使の野村吉三郎とその部下たちの不手際があることや、実は真珠湾攻撃が行われることはアメリカ側が知っていたこと。


そう日本に「先制攻撃」をさせることに大きな意味があったこと。


実は、真珠湾攻撃より先に太平洋戦争は始まっていたこと。


日本兵の優秀さは実はアメリカ人を「震撼」させていたこと。



それらは常識的なことで、太平洋戦争に興味のある人は大体知っているだろう。



そして、一見それらをまとめることと関係がなさそうなこの本。



しかし、この太平洋戦争に突入した「起点」の部分をこの本は知らしめているのだ。



この本は、私「初老男」が持っていた中国に対する「漠然たる不安・疑問」のほぼすべてを解明してくれている。



「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」を調べていくと、当然「東アジア」のことも調べなくてはならない。


そこら辺をいまだに調べ続けてきて、分かっていたつもりだった。



しかし、じつは「認識不足」であることをこの本は教えてくれたのだ。


それは何か?


それを書いてしまうと、好奇心を持っている人の「快感」を奪ってしまうことになる。


是非、この本を読んでみて欲しい。


興味のないひとにも、今の東アジア関係を知る意味で大変有意義な本である。




ライフワークとしての疑問が、一つの物として微かながらつながって、これが完全なものになるには、まだまだ時間と努力が必要だろう。


どんなことにも「多面性」があり、一方から繋がったといっても、当然「客観的な答え」になっているわけではないのだから。


これからは、そこにたどり着くように更に「好奇心」を持続させていくぞ~~~~!



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「好奇心」を持続させますように。


               May



ヒントだけ書いておきましょう。

日本人に生まれ、日本に生きるている。そうした、ひとには信じられない「中国と中国人の現状」がポイントなのだな。
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人間、叩けば「ホコリ」が出るものです。      ~徳洲会から5000万円~

2013年11月24日 | 時事ネタ
私は初老男である。


さて、大したことがあったわけでないのにブログを2週間以上Upできなかった。

ブログのUpするというのは、もちろんそのブログを開設している人の感覚の問題なのだろうが、私は自分の身の回りの出来事を報告するだけの数文字の記事などUpする気はない。


だいぶ昔にそんなセリフをUpした覚えがあるが


    「言葉の力を信じている」


そうした場合は、まったく気がのらずキーボードを叩く気にならないときがこんな風に十日以上開いてしまうこともある。



・・・・すべては言い訳。



さて、やっぱり出てきましたな。



何かって?


    「猪瀬知事、徳洲会から5000万円を借用」


                         である。


古いマンガの「小説吉田学校」(さいとうたかお・原作 戸川猪佐武)の中に故佐藤栄作元首相が、故田中角栄元首相に言うセリフがある。



    「叩いてホコリの出ない人間がいるのかねぇ・・・。」


    角栄氏答えて「あなたもですか。」


    更に答えて佐藤氏「・・・ある。私にも」



そんなに驚くべきことではない。


あなたもそうであろう。


それはその人の置かれている立場で「ホコリ」の規模や形・重さは違うだろうけれど。




          「人間万事塞翁が馬」



東京オリンピック招致で歓喜の輪の中心にいた彼が、シドロモドロで大勢の記者の前で釈明に追われる。


実際政治家は金が要る。


それは今も昔も変わらない。


先ほどの小説のシーン。


田中角栄が「金の亡者」のように思っている人も少なくないだろうが、彼の手に入れた金はその政治活動に使われたとみるのが妥当だろう。


あれだけの大差で当選した猪瀬氏であるのに・・・。


最新のトピックスで、猪瀬氏は自分から要求したのではなく、徳洲会側からの申し出だったと力説しているが、こうなるとあまり大きな意味は無い。


まあ、これで強気強気で上から目線だった猪瀬氏が、どんなふうに変わるかが見ものである。



・・・しかし、私だけだろうか。


あの徳洲会の前理事長・徳田虎雄と言う人は、見たところ首さえ動かず視線を文字盤に当てて会話をしているらしいが、そんな人が絶大な権力を持っている。


なぜだろうか?疑問を抱くのは・・・・。


初老男と言っても、まだまだ、こうした分からないことが多いなぁ・・・。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分も「叩けばホコリが出る」ことを忘れませんように。



         May


あれだけ大々的な人間を動かせば、選挙違反が発覚しないわけがないだろうに。だれも気が付かなかったのかねぇ。





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50を過ぎると・・・      ~昔の同僚と飲みました~

2013年11月06日 | Weblog
私は初老男である。


今年ももう2か月しかない。

今年は、様々変化のある年で精神的に不安定だった。

ブログにもその不安定さが出てしまった。(ってずっと不安定だったけど)


年が変わったからと言って、好転するとは限らないが、とにかく一区切りつけば流れも変わることを期待しつつ、あと2ヶ月をコウベを垂れながら過ごそうと思っている。


さて、先日むかしの同僚と飲む機会を得た。


同僚というより「先輩」なのであるが、ともに「闘った」に近い人たちである。



これは私のモットーなのであるが、仕事の同僚と言うのは「親兄弟」よりも接している時間が長い。

だから、家庭でのことは仕事場に持ち込んではいけない。


家でなにがあろうがだ。


その「感情的なこと」は特にそうである。


オモシロくない時はオモシロくない対応をしてしまう。しかし、それは自分の都合である。


一緒に働いている人には、関係のないことだ。


職場の雰囲気は間違いなく「できた仕事」に影響する。


今回のメンバーは、そのことを分かってくれて仕事のできた人たちだ。


簡単そうだが、このことを理解して実行してくれる同僚はあまりいなかった。


だから、こうした人たちとは何年たっても付き合いが続く。


うれしいことだ。



昔話に花を咲かせながら、酒を飲む。


その中でもやっぱり「その意識」のない人たちの話が中心だ。


不思議なことに、自分が思ったことをなんのフィルターもかけずに口に出す人が、決して少なくない。


駆け引きばかりをしろとは言わないが、相手がどう思うか、どう受け取るかを考えないで人に話をする人間が思うより多い。


前々から言っているが「越後の長男」がこの典型である。



昔話と今話を繰り返して、夜はふける。



こうしたときに、つくずくこのブログのタイトルになった「初老男」であることを実感するのだ。


私が今感じているこの感覚。


私はそれを伝えたくてこのブログを始めたようなものだ。


50を過ぎたことで振り返るべきことが多くなり、そのことで発するべきことが少しずつ雪のように降り積もってきた。


若い人には、分からないことだ。


しかし、逆に言えば若い人たちには、こうした楽しみが待っていることを楽しみにしてほしいなぁ。


ずいぶん、間を開けてしまったけど、これで終わりにします。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも年を経たときに味わえる楽しみを持ちますように。




                    May


ブログのUpがずいぶん開いてしまい、申し訳なかったです。



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