完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

初老になっても・・・・       ~今年確認したこと~

2013年12月31日 | Weblog
私は初老男である。


さて、2013年最後のUpになりそうだ。


今年一年の締めくくりとしては、ちょっと情けない話であるが・・・。


極々自分が「初老男」であったことを、いや愚かな「人間」であったことを思い知った一年であったことをUpしておこうと思う。



世の中には、どうしても「ほっぺた押し」の下役が回ってくる。


それも初老ともなれば、結構頻繁に回ってくる。


当然だが、断れない。



下役っていうが、それはそれなりに「突っつかれる」ことも多いものだ。


現実にはそれまでも前任者・前々任者のやってきたことを見れば、それほどむずかしい役でないことは分かっている。

しかし、自分がその役に就くについて現れるものがある。



そう


       「見栄」


              である。



やはり「あいつは良かった」とか「あいつじゃなきゃ」と言われたい。


現実には、ことを成す場合「良いこと」ばかりではなく、必ず「悪いこと」もついてくる。


結局、うまくやっても失敗しても「とやかく言われる」ことには変わりがない。


「だからいい加減でいいや」と思うか「だからこそ自分の納得できるようにやろう」と思うかがその人個人の感覚で試されることになる。





思えば、私は初老男になる現在まで「恥ずかしい」の意識で生きてきた。



        「恥ずかしい所は見せたくない」


の一点で。



そうした中ではどういう下役であっても、それなりの形に収まるやり方でことを進めていきたい。文句を言われたくない。って思っている。



まあ、それこそが私個人の「アイデンティティ」なのであろう。





と言うことで今年の4月からその役に就いたのであるが、こうしたことを考えている人間はその間からずっと「憂鬱」であった。(着任は昨年度当初から決まっていた)


その「憂鬱」の間・・・。


結局、自己を見失ってしまった。


少々大袈裟だったかもしれないが、まず「体重が増える」


お決まりの奴である。


カテゴリーの中に「ナイトウォーカー」と言うのがあるを覚えているだろうか。


ダイエットを目的に細々と続けてきたのだが、こうした役が回ってくると物理的に時間も足りなくなる。


しかし、それ以上に「ストレス」に耐えられない自分がいる。


さらに言えば、このブログUpが遅れたり少なかったりしたのも遠因にこの下役があるといえる。


つまりは、生活全般に支障をきたした。


さらに、人事異動で4月から新しい職場となった。


新しい職場と言うのは結局のところ「神経をすり減らす」ことになる。


「人間関係・通勤経路・取引業者」果ては「書庫の扉の動きの悪さ」までが、その「すり減らすタネ」になった。



こうしたことを大したことと考えずに粛々とことを進めていける御仁もいるだろう。


しかし、私のような「小心者」は結局このプレッシャーに押しつぶれたまま、この一年を過ごしてきた。


その結果が、思い切り分かりやすい「運動不足・体重増」に現れたということ。


人間ドックの結果が「良くない」の当然。



人間なんて、ほんの小さなことで「生きることのペース」を狂わせるものだ。


私の知り合いにはちょっとしたことで「鬱」になった男が二人ほどいる。


若いときは、そうなった二人が弱いのだと思った。


しかし、現実には私のような状況で、もう少し思い詰めてしまえば充分そうなる可能性があるのだと「今年、確認した」のだ。


幸いと言うべきか・・・。


下役の任期も3月いっぱいまでである。


そのため、運動不足とプレッシャー・新職場のストレスからは抜け出すきっかけを、この年末に掴むことができた。


生きていくということは、絶えず何かの「ストレス・プレッシャー」を抱えるということであり、それがなくなれば「生きている手応え」はかなり薄くなるのだろう。


その「鬱になる」ところと「生きている手ごたえ」を感じるところのギリギリの綱渡りが続いていくのが人生なのだ。


こんな当たり前のことを、2013年には確認できた。


それは初老男の更なる「成長」のあかしなのだろうか。



今年も最後までお付き合い頂きありがとう。これを読んでいる皆さんも、いくつになっても「成長できる」ことを実感しますように。



           May



最後は・・・・「ケツまくって逃げる」ってやり方で物に向かうのが、私の精神を病まないモットーです。


皆様よいお年を。






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やっぱり「靖国参拝」は・・・・。      ~タイミングが悪くないかい安倍さん~

2013年12月28日 | 時事ネタ
私は初老男である。


さて、天気予報は「大雪」


明日の朝までに最大「70cm」


慣れていると言え、気が滅入るねぇ。



さて、先回の再開時にも書いていたのだが「時事ネタは一気に」と言うことで一気にやってしまいたい。


もう、大騒ぎになっているから説明の必要はないと思うけど・・・。




         「安倍総理靖国神社参拝」



最初に言っておくのだけれど・・・。


私は靖国参拝を首相がすることには少なくとも「反対」はしない。


「靖国参拝」というのは、単純に人が神社を詣でるという行為であり「それ以上」でも「それ以下」でもない。


勿論、参拝する人間の方が何を考えているのかは分からないが・・・。


それを「軍事国家への邁進」だの、日本の「右翼化」だの・・・。バカバカしい!



問題なのは「靖国参拝」は今や「政治のカード」になってしまったと言う事実。


中国・韓国の両国は、とにかく「困ったときの『反日主義』」ってのがあり、それを盛り上げるきっかけにこの「靖国参拝」はちょうど良いのである。


だから頭の良い首相なら、このカードを「自分(自国)に有利」なように切る。


そうした意味で、今の安倍総理という人は昔から変わらず「タイミングの悪い」人である。


前からこのブログでUpしているように、前回の首相を退くときも演技で良いから国会内で「倒れて」見せるくらいの演出が出来なかったのであろうか?


「体調が悪いので退任します」じゃ、国民は納得してないぜ。


この人は顔つきや物の言いようでは、柔らかそうな印象を受けるが・・・


「強行採決」は連発するわ、国民のデモの真意をくみ取る意識はないわ、今回のように空気を読まずに「靖国参拝」はするわで「自己チューのわがまま坊ちゃん(二世議員)」の典型のような政治家なのだ。


「決められない政治」を脱却したのは良いけれど「自分勝手な政治」になるのは、勘弁してほしいものだ。



中国・韓国の両国が、まったく日本との関係を改善する気がないのはもう分かった。


だから、こっちからすり寄る必要はない。


だが、逆に相手に待ってましたとばかりの「チャンスを渡す」ことは無かろう。


事を荒立てることの意味を、この人は全く分かっていない。


だから、アメリカからもこんなに「叩かれる」と思ってなかった感じがするねぇ。


本人はともかく、側近やブレーンはもっと上手にあの人をコントロールできないのかなぁ。



このまま「3年間大きな選挙がない」ってふんぞり返っていると、思わぬところで足元をすくわれることになったりするかもよ~~~。


国民の声を無視し続けて、政権を守れるほど世の中は甘くない。



最後に全く逆の話。


靖国参拝は・・・毎月やればいいのである。


たまにコソッとやったりするから、周りが騒ぐ。


最初は騒ぐかもしれないが、1年も経てば「ああ、またやってら」って思うようになる。


参れば参るほど、参ることの意味は「薄くなる」からだ。


それとて、始めるタイミングを上手に図らねばいけないけどね。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「タイミング」を大切にしますように。



             May



国の政治の中枢にいるには、安倍って人は「器」が小さすぎないかい?










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もう、いいんだけどね。     ~猪瀬都知事辞任~

2013年12月28日 | 時事ネタ
私は初老男である。


関東にも雪が積もったらしい。


わが地域も本格的な「冬」に突入である。


今年はあんまり「豪雪」になって欲しくないなぁ。



ってことで「例の話」


もっと粘るかと思ってたんだけどね。



これは「政治家」における・・・・。いや違うな「勘違いした男」の顛末。


政治家にとって大切なものはたくさんあるだろう。



        「判断力」


        「決断力」


        「実行力」


        「地盤」


そして
        「資金力」



どれも政治家が大成するには、欠くことができないものだろう。


しかし、初老男が見てきた「事を成した政治家」には共通したものがある。


それは


        「無私の覚悟」


               である。



このブログでも何度か書いているが田中角栄と言う人が、その「金脈」が私腹を肥やすための物であったのであれば、ああした功績は残せなかったであろう。



55年体制において、政治を動かしていたのは田中のような「人を動かす」ことのうまい政治家である。


それは「子分」の政治家だけでなく「役人」をうまく使っていのだ。


当時の役人たちは、今のようなエリート意識に凝り固まった傲慢な人間ばかりではなかった。

そう、役人たちにも「無私」の意識が「自分が国を支えている」という意識が生きていたのである。



もちろん、時代が違う。


単純に比べることができないが、田中の後に事を成したと思われる「小泉純一郎」と言う人にも、やはり「無私」に近い意識が感じられる。


彼の「郵政民営化」なんてのは、とても正しかったとはとても思えないが、彼の「信念」が最終的に実を結んだって感じ?


それも「国民のため」と言う信念。


・・・・しつこいようだけど、私はそれを「大いなる幻想」としか見ていないけど。



結局、猪瀬氏は「大いなる勘違い」をしていたのだ。


ジャーナリストとしての活躍、作家としての評価、実は「横柄」以外の何物でもない物の言い様まで、政治家としての資質であると本人が「勘違い」をしたのだ。


後押しをしたのは、石原慎太郎前東京都知事。


それ以外の人も、自分ではなかなか言えない部分を大胆に(横柄に)切り込む彼をうまくおだてあげた。






・・・・・ちょっと、いや少し、いやずいぶん間を開けてしまったら、もう誰も「猪瀬」の事なんかどうでも良くなってしまってるね。


だから「時事ネタ」を扱うときは、一気にやらないとってことで、結論を急ごう。



人間誰しろ自分に「ひいき目」があるから「意味のない自信」を持っている。


さらに周りがそれを助長させるようにおだてあげる。


そうすれば、その意味のない自信が「確信」に変わる。



しかし・・・・・。



結局のところ、本人の「誠実性」「無私の心」「器のデカさ」がついて言っていない限り・・・。



「本物」にはなりえない。



彼は結局、自分の「器の大きさ」を見誤った典型的な例である。



この大きさに差があろうとも、世の中にはたくさん転がっている話だ。


自分自身は、その「器の大きさ」を見誤ら無いように気を付けなければ。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「おだてられた豚」になりませんように。



        May



紙一重で、猪瀬みたいな政治家はいっぱいいるんだろうねぇ。






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ああ、また年末かぁ・・・。       ~ドッと年の瀬を感じる~

2013年12月21日 | Weblog
私は初老男である。


気がつけば今年もあと2週間である。


歳を取ると、本当に一年が短い。


年に1度しかやらないことと言うものが、誰しろあると思うのだが・・・・。


私にとってのそれの象徴的なのが




      「年取り魚の捌き」


                である。



わが地方では新年を迎えるにあたり、俗にいう「新巻き鮭」を食べる。


大みそかに、大振りに切った鮭を焼いて食べ、新年には角切りの鮭と大根を中心にした具の多い雑煮を食べる。



そのために、体長70cmを超える大きさの鮭を毎年年末には捌くことになる。


毎年「お歳暮」と言う形で上質の鮭をいただけるのがありがたい。



最近は主婦の方で魚を捌ける人は、かなり少数と思われる。


逆に「料理男子」などと言われて、料理得意な若い男性も増えているらしい。


この年取り魚は昔からその家の主人が捌くことになっているが、そんな意味では今どきの家の主人が一番そうしたことに疎い状況にありつつある。


もうだいぶ前に記しておいただけなので、知らない人も多いかもしれないが、私は調理人なのである。


ゆえに魚をさばくのは、一般人ほど抵抗はない。


というより、それを楽しみにしている部分がある。



と言うことで、まずやらねばならないことは・・・。


「包丁を研ぐ」ことだ。



実は、魚をさばく直前に包丁を研ぐのはあまり良いことではない。


研いだばかりの包丁に「金気」が残るからだ。



まあ、家庭で食べるのだし少々のことは勘弁してもらおう。



包丁の話がでると、ついつい言いたいことが増える。


通常魚をさばくには「出刃」を使うと思っている人がほとんどであろうが、鮭は特別な魚で出刃ではさばきにくい。


皮が異常にヌメるし、身が割れやすい。


そのため「鮭切包丁」と言う専門の包丁がある。


昔はそれを買おうと思って、一年伸ばしにしているうちに・・・モッタイナイような気がしてきてしまい・・・。


まあ、安いものでも20,000円位するからねぇ。



と言うことで、今は刃の薄い「身卸し包丁」を使っている。(これも一般人は知らないよね)


まずは「頭」を落とす。


エラのすぐ下でヒレにかけての所を斜めに両側から包丁を入れる。


鮭の特徴でもある「骨の硬さ」を考慮に入れて、中骨を切るときは包丁の刃元を使って押し切る。


この頭も実は地元の郷土料理の素材になるのだが、我が家ではそこまでの事はやらない。



・・・実は、この時とっておきの吟醸酒を「ぬる燗」で飲っていたのだ。



そして、その「つまみ」が欲しかった。



鮭を卸すと、普通には食卓に上らない部分がある。


もう、お気づきでしょう?


俗にいう「ハラス」とか、骨の周り(マグロで言う中落ち、鮭の場合鋤きとらず骨ごと焼く)をつまみにしたかったのだ。



これも「年の瀬の一大仕事」(程のものではないか)をやる人間へのゴホウビと言うことで・・・。


さすがにお歳暮にもらった上等の鮭のハラスは「絶品」である。



骨の周りは、なかなか焼けないのである。


焼けたかどうかは・・・。


身が骨からホロホロと取れるようになるからすぐわかる。



これもまた「絶品」


この鮭の味こそが「年末」なのだな。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを呼んでいる皆さんも、残り少なくなった年末を大切にしますように。



         May



ホントに鮭ってのにも、ピンからキリまであるからね。美味しい鮭はまさに「感動」するから。
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政治の主役は。      ~特定秘密保護法とそれを通した自民党~

2013年12月10日 | 時事ネタ
私は初老男である。


さて、またまた間が開いてしまって申し訳ない。ってあまり、皆さん期待していないか。


実のところ、様々なことに対応する能力より、世間に起きていることが飛ぶように過ぎてしまって追いつけないのが本音だ。



ということで、気になったことを「掘り下げない」で、二つほど取り上げていこうと思う。



まず

      「特定秘密保護法成立」



このことだけで、3回分くらいUpできるのだけれど、すでに様々な方々が私の言いたいことをそこここで発せられている。

なので、それを分かっていてなお言いたいことを発することにしよう。


このことで一番不思議だったのが・・・。


「自民党の中に、この法成立に『反対する一派』がいなかったこと」

                                 である。


やはり、ここが55年体制の時と完全に変わったところだろう。


55年体制の自民党であれば、これだけの「国民の反対(デモ等)」があれば「反主流派」と呼ばれる派閥が、採決で賛成はしなくても欠席をしたはずだ。


それこそが、自民党と言う政党を長らく政権についていた理由でもある。


どこかで「政治家の良心」「国民の意識をくみ取る」という感覚が生きていた。


現実に「反対していた政治家」がいなかったとは思えないのだが、それを安倍総理とそれに近い政治家たちが表に出ないように「抑え込んだ」ことに驚愕するのだ。


これこそは、安倍総理の「師匠」小泉純一郎氏が目指した政治の最終形「総理独裁」の完成を意味する。


しかし、その総理を筆頭とした「国民の声を聴かなかった」自民党政治家たちは、その内に思い知ることになるだろう。


政治は「政治家の物」ではない。


「国民」の物だ。


それを思い知らせることは、われわれ「国民」が「政治に参加」することでしかできない。


簡単なことだ。


「選挙に確実に行くこと」だ。


テレビの番組で通りすがりの市民が言っていた。


「こんなことになるなら『ねじれ』の方がよかった」


そう、ねじれを生むことだって選挙に行くしか生まれない・・・。




続いて


      「猪瀬東京都知事問題」


であるが・・・。


少々字数多くなってしまった。


現時点で、都議会が猪瀬知事の「年間給与返還の申し出」を受け入れないことを決めて議会が閉幕したらしい。


つづきは別の機会に。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、政治の主役が「自分」であることを忘れませんように。



             May



安倍って総理は、温厚そうで軟らかそうだけど、決定的な「二世議員の典型」で一般庶民の事なんて全然分かってないからね。












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気持ちいい~~!     ~Jリーグ終盤の我がアルビレックス~

2013年12月01日 | スポーツ
私は初老男である。


気持ちのいい日だった。


天気も良かったし、やろうとしていたことがほとんど出来た。


心配事にも、進むべき目途が立った。



そして、その気持ち良さを決定的にしたのが・・・・・・。



「Jリーグ第33節 日産Fマリノスvsアルビレックス新潟戦」


                              である。


今年のJリーグも、やっぱり面白いなぁ。


数少ない奇特なこのブログの読者の皆さんは、もしかしたらご承知かと思うけれど、私はプロ野球にファンをかなり前に「卒業」した。


その卒業するキッカケの一つが「アルビレックス新潟」というプロサッカーチームが出来たことであり、当時J2だったそのチームの一番良いゲームを生観戦したことで、一瞬の輝きの現場に居合わせることに大きな意義を感じたのだ。



今日のゲームは地上波の某国営放送が生中継していた。


久しぶりに、Jリーグのゲームで「引き込まれた」


大して知っている選手がいないプレミアリーグやブンデスリーガは、中継を見ていても目を離すことができない。


一瞬のマバタキが「命取り」になりゴールの瞬間を見逃してしまうかも知れない緊張感があるからだ。


この試合はそれに近い緊張感があり、引き込まれたのだ。



何よりプレーにおける「数センチ」の球際の争いが、海外リーグ並であった。


特にアルビレックスのDFたちの足先数センチの伸びがなかったら、このゲームは全く逆の展開になっていてもおかしくなかった。


そして、互いのDFが相手のキープレーヤー「マリノス 中村」「アルビレックス 川又」をどう抑えるかが見所だった。


結果的にスコアが2-0になったが、こうしたゲームを象徴するのが1点目のシーンである。


アルビレックスのコーナーキックをマリノスDFがクリアするのに重なってしまい、よりによってアルビのエース「川又」の前にこぼれる。


それを川又がボレーで浮かさずにゴールを決めた。


解説の早野さんも言う。「ここで川又にこぼれますか・・・」


それまでもマリノス中沢のヘッド・俊輔のFK等でゴールの匂いはプンプンとしていたが「数センチ」の違いが得点を許さない。



昨年の今頃、アルビレックスは「降格」の危機に瀕していて、実は降格も覚悟していた。


それが、最終節にまさに「奇跡的な」残留になって歓喜した。(蛇足ながら、J1を10年間降格せずに残留できる確率は20数%くらしかないらしいです)


ガンバ大阪・ヴィッセル神戸がともに敗れ、アルビが勝ったためだ。


その時のビデオをいまだに見るのだが、ガンバのシュートが今回の試合と同じ「数センチ」の違いで決まらない。


こうしたことが起きるから、サッカーは病み付きになるのである



今回のゲームは62632人の観衆が入ったという。(国立競技場より多い!)


優勝決定の時だけでなく、もっともっと普通のゲームの時も入ってほしいなぁ。


サッカーの勝敗は緊迫した展開であればあるほど、その「数センチ」の差で決まるような気がする。


その「数センチ」を生み出すシーンを、人は「神様の仕業」と呼ぶのであろう。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを呼んでいる皆さんも「数センチ」を生み出す努力を惜しみませんように。



                May


現在得点王のトップにいる川崎フロンターレの大久保。彼は先シーズンヴィッセル神戸でエースであったが、降格を機にフロンターレに移籍。活躍している。なんとなく好きになれない。
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