完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

とても「おもしろかった」けれど「順当」でもあった?     ~日本ハムファイターズ優勝~

2016年10月30日 | スポーツ



私は初老男である。



格段に寒さが身に染みる日だった。



なんでこんな「寒いところ」に住んでいるんだろう?





ということで






         「北海道日本ハムファイターズ 日本シリーズ優勝」






                                        である。





まずは、優勝おめでとうございます。






この優勝は、ほぼ「妥当な優勝」である。






今回の日本シリーズは




              「とても面白かった」



  
                         それに異論ある人はいないと思う。






優勝が決定した昨日の試合は、大差のゲームになって少々興が覚めたが、それ以外の5試合は点差に関係なく「緊張感」のある試合展開だった。





そして、やっぱりyahooのheadlineになった記事通り、カープ緒方監督の「微妙な采配」が勝敗の決め手になった気がする。






昨日の「中継ぎジャクソンの交代期」は、象徴的だ。





前のUpでも書いた「日本ハム10回サヨナラ勝ち」の場面の「大谷との勝負」と「外野の守備位置」などは、残念ながら「稚拙」と思える。






ジャクソンの交代も、たしかに「凄くむずかしい」部分ではある。





2アウトを簡単に取った後の「あの乱調」・・・・。





ただ、リーダーのポリシーとして、迷ったときに「早く動く」人と「動かない」タイプに分かれる中で、緒方監督がどちらであったかが「よくわからない」状況だった。





そのポリシーは、たいていの場合「経験」がないと確固たるものになりにくい。





実は緒方監督が、何歳で監督何年目なのかを私は知らない。





しかし、多分ファイターズ監督の栗山氏よりは、その部分で及ばなかったように思える。






特にそれらしかったのが「大谷のネクストバッターサークルへの登場」






冷静に考えれば打席には4番の中田が立っていて、彼がヒットを打てば「勝ち越される」のである。




すでに「1点勝負」になっている中で、大谷をそのあとに打席送るのは「奇策」であり、あまり現実性はない。





しかし、「大谷」を目の前に見てしまえば、意識しない人間はいない。






こうした「揺さ振り」は単純だが効果的だ。(案の定、中田はフォアボールで「押し出し」となった)





このような相手には、実は「奇策の連続」で対抗するのが一番いいのだが、いまの緒方監督には無理だろう。




そして、そうした「采配」での対決を凌駕するのが「プレーヤーの勢い」である。




いかに采配がマズくても「一本のヒット」「一つの四球」「パスボール」「盗塁」そして「ホームラン」で、流れが変わってしまうことがあるのが「野球」というものだ。





曰く「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」(by野村克也・・・・だったような)






そうした意味でもカープの精神的柱である「黒田の故障」は痛かった。





またラッキーボーイ的な存在がカープに、はっきり出てこなかったのが最後の「小さな差」としてついてしまった気がする。











どちらにしても、フランチャイズ制がとても良い形になってきたチーム同士の「緊張感のある日本シリーズ」であったことは、日本プロ野球界にとって喜ばしいと言える。





今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、面白いプロ野球が見れることに幸せを感じますように。






              May





今のプロ野球ファンには、信じられないかもしれないけれど・・・・。数十年前までは、日本中「ジャイアンツ・ジャイアンツ・ジャイアンツ」って言ってただよね。絶対今の方が「健全な状態」だって。

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なんて様だ!          ~アルビレックJ1残留争い~

2016年10月29日 | スポーツ


私は初老男である。




10月も、もう終わる。



我が地方は、だいたい今ごろ山に「雪」が降る。



冬将軍の第一陣だ。




ああ、憂鬱になってしまう…。





ということで






Jリーグも最終盤になって「優勝」と「残留」の争いが、激化している。





どうやらレッズが2ndステージ優勝を決めたらしいが、優勝セレモニーに「異変」があったらしい。






Jリーグの村井チェアマンが、セレモニーに登場すると、レッズサポーターから「ブーイング」が起きたというのだ。




もともとJリーグの「2ndステージCS制」というは、どうも「プロ野球のCS」を意識して「集客」を目的に作られたものらしい。




しかし、バスケットや野球のように試合数の多いスポーツと違って、サッカーは1試合の「勝ち」の意味が大きい。




ゆえに、かなり圧倒的な成績で年間一位を獲得しておきながら「優勝できない」状況が生まれてくる。




そのことに対するサポーターの「嫌悪感」は、世界的な趨勢をみても「当然」といえる。





ここ2年間のレッズがなめた辛酸を考えれば、熱狂的なサポーターがチェアマンに「ブーイング」を浴びせるのは、ある意味ほかのチームのサポーターたちの「代弁」でもあったろう。




シーズンの変更(秋冬シーズン・世界的な移籍を楽にするために考えられた。でも、豪雪地帯を含む日本にはむりじゃないかぇ?)なんて提案も「観客不在」って感じだったしね。





どうにもJリーグというのはこうした「首脳部の未熟さ」が、プレーヤー・プレーの質自体を世界的に上げることができない理由の一つのように思えてならない。






そして「残留」争い。




結局、降格の可能性のある4チームが「そろって負けて」すべては「最終節」にゆだねられることになった。







そして、我がアルビレックス・・・・・・・。






            「惨い」





チームの戦い自体も、確かに今シーズンを象徴するかのような展開だった。





しかし、それ以上に「惨かった」のは・・・・・。







                「レフェリー」





ラグビーのレフェリーが、単純に「ジャッジする人」でないことをワールドカップの時のUpに書いた気がする。





「サッカーは違う」という人もいるだろう。




たしかにサッカーとラグビーでは、その競技性からも言ってレフェリーに求められるものは微妙に違うだろう。




しかし、基本的に総じて日本のサッカーのレフェリーは「試合の流れにおける判断」が「拙い」





今日のアルビvsガンバの後半などは、レフェリー自身が「感情的」にジャッジしてるとしか思えない。





「ふんふん、俺は偉いんだぞ!」っていう声が聞こえてきそうだった。





ゲームどころか、アルビレックスというチームの「今シーズン」までも「岡部拓人」というレフェリーは壊してしまったかもしれないのだ。





今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、物事すべての中で、自分の存在が「流れ」を壊さない意識を持ちますように。






              May





・・・・どうも勝ったガンバのサポーターをはじめ、かなりのJリーグファンたちが「岡部レフェリー」には疑問を持ったようだ。
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思った通りの「結末」 ~日本シリーズ第5戦の結末~

2016年10月27日 | スポーツ



私は初老男である。




先回、へんなUpをしてしまった。





しかし、やはり「本音」である。






実は、人間というのは「初老」を名乗るようになれば、俗に言う





             「煩悩」




みたいなものは、薄れていくものだと思っていた。







しかし、現実おける「初老」の歳の人間には「人生最大の事柄」が起きたりする。





もちろん、個人的な差というものはある。





だが、どうも私の周りには、まさに「今」その「大事」を迎えている人間がとても多い。






私もいまや、その「人生最大の事柄」に向かっている気がする。













しかし、人間というのは追い詰められた中でも「笑い」もすれば「屁もこく」のである。





実際に私がそうだ・・・・。









余計な話はやめて、本題に入ろう。







日本シリーズの第5戦の中継の、最後のほうだけを見ていた。




最後のシーン。





誰が投げていて、誰が打席に入っていたか?





全く覚えていない。






しかし、その前のバッターがデットボールを受けて「ひっくり返った」のは見ていた。





そして、その時のピッチャーの態度にファイターズ側が激高して一触即発になった。






・・・・・実は、この瞬間に「広島カープのサヨナラ負け」が決まっていたように思える。





日本シリーズに限らず、スポーツの・・・・。いや、世におけるすべてのことには「流れ」というものがある。





「後付け」のように聞こえるだろうけれど、初老男になると「確信」をもって、その「流れ」というものを感じるようになる。





ただ、最後の「ケリのつけ方」が「満塁ホームラン」になるのは、予想できなかった。





私は多分「押し出しサヨナラデットボール」で、ケリがつくと思っていた。







(ちなみに、私の兄は「センター前に渋くゴロが抜けるヒット」でケリがつくと思っていたという)







だから、と言ってはなんであるが私が監督ならこのデットボールが出た時点で「リリーフ」を考えただろう。






第4戦の時に事をUpしたが、やはりこの「続投」も緒方監督の「采配ミス」だろう。





「岡目八目」という言葉は、もう若い人にはわからないだろうけれど・・・・・。





この「続投」こそがそれだろう。





多分であるが、このシーンで「ピッチャー交代」は60~65%に人が、頭をよぎったはずだ。




すべては「たら・れば」である。




結果は「3勝2敗」で日本ハムファイターズが「王手」をかけたという事実だけだ。








今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、瞬時に「判断」できますように。




                  May






「岡目八目」とは・・・・・縁台で親父たちが碁を打っている。打っている本人たちは「テンパっている」ので最善手が分からない。しかし、脇で見ているやじ馬たちには、それが分かる。脇にやじ馬の方が「八目」得しているって意味。

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人間の「思い通り」にならないこと。    ~そんなことばっかりだけどね・・・。~

2016年10月26日 | Weblog



私は初老男である。




人間も「初老」を名乗るようになると・・・・。




大体の世の中の「仕組み」みたいなものは、分かってくる。





しかし、それはとても「表面的」なものだ。






最近特に「仕組み」が形骸化して、だんだん「現実」と乖離し始めている。






私はどちらかといえば、その「仕組み」がうまく作用していれば、ドンドン世の中は「良い方向」に行くと思っていた。





だが、結局「表」があれば「裏」がある。





そして、それが無ければどんなことも、結局「うまくは」いかない。






世界的に「モラルの高い」とされ「世界一安全」と言われるこの日本でも、振り込め詐欺などという犯罪が蔓延し、その犯罪の意味や重みを軽く軽く思っている人間が急速に増えている。








どこまで人間は「自分自身をだまして」生きていくことができるのだろう。




どこまで人間は「自分の欲にとらわれて」抜け出せないのだろう。




どこまで人間は「わざと目をつぶってモノの本質」を見のがすのだろう。








実はそのことに、個人個人に「微妙な差」があり、その差が人間性の「大きな差」につながっている。






私は少しでも「自分の思っている人間」になろうとしている。





でも、それは歳を取れば取るほど「むずかしいこと」になっている・・・。






今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、決して「自我の欲」に負けませんように。






             May





・・・・・自分でも、何を書いているのか「よくわからない」Upになってしまった。
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ちょっと気になったこと。     ~小ネタ3ついきます!~

2016年10月25日 | Weblog



私は初老男である。



事情があって、かなり精神的に追い詰められている。




そうであっても、なんとなくブログだけはUpしなければって思うのが「不思議」だ・・・・。





あまり、考えられないので、小ネタを3ついきます。





①昨日、テレビのクイズ番組で・・・。




私の好きな「ダリ」の有名な絵の名前が




            
             「きおくの『こしゅう』」



                            と紹介されていた。




私はずっと


             「きおくの『こしつ』」



                            だと思っていた。






・・・・大したことではないと思うかもしれないが、これは結構ショックだった。




(ちなみに、どちらも正解らしい。パソコンで変換してみたら、どちらも「固執」と変換された)





間違いでないけれど、読み方が「どちらでもよい」ってのは、なんかイメージが壊される感じ?しかも「ダリ」だもん。





・・・・・私の祖母などは、カタカナで戸籍に登録されていたが、本当は漢字だったらしい。




それはそれでショックだったけどね。






②昨日放送された映画「羊たちの沈黙」の中の話。




どこかでUpしたのだが



この映画の中の象徴的なシーン「ハンニバル・レクター」が、拘束されている檻の中でクラシックのピアノ曲を聴いている。




それが




            「ゴールドベルク変奏曲」(バッハ)



                                  なのである。




あの「不気味さ」が全編に漂う映画において、この曲だけが「なんという『透明感』!」




ついつい、自分のもっているCDの中でも屈指の名演奏「グレン・グールド」の物を聞き直してしまった。





③さっき終わった日本シリーズ「日本ハム10回サヨナラ勝ち」





        「大谷と勝負した『理由』」「外野の前進守備を取らず」





の意味が分からない・・・・。






どう考えても、今シリーズのキー・プレーヤーは「大谷」である。






正確に言えば「今シーズン」全体のキー・プレーヤーだ。





そんなことを、広島緒方監督が分からないはずがないと思っていたのだが・・・・・。





1点取られたら終わりという中で「大谷と勝負」か「中田と勝負」か?




もちろん、どちらに打たれてもマズイのであるが、今シーズンの「象徴的な存在の大谷」に打たれる方が、私はダメージが大きい気がする。





なにより、このバッティングが次の「大谷のピッチング」に影響を及ぼす可能性が「大」だからだ。





どちらにしても、この「采配」が今日本シリーズのポイントになる気がする・・・・。





今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、精神的な落ち込みに負けませんように。





                May





本当は、3つとも独立させてUpした方が良いのかもしれないけれど・・・・・、時の流れは速いからなぁ・・・。





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多分わかってやっている。       ~張本って人~

2016年10月24日 | 時事ネタ


私は初老男である。





まだ、関東にいる。





たった「3日」である。





それでも、旅というのでなく3泊するのはかなりめずらしい。





かなりの「リフレッシュ」になったのは間違いない…。




さて、毎日曜日になぜか見ている「サンデーモーニング」という番組での話。




そのスポーツコーナーに出演している張本氏の発言が問題になっている。




もしかするともう忘れている人もいるかもしれないが、この人は「大沢親分(啓二・元日本ハムファイターズ監督)」とのコンビでこの番組に出ていた。





大沢親分が亡くなって、すでに6年が経った。





彼は少なくとも「この人」のような炎上をすることが無かった。






話し方もまさに「親分」そのもの。






「知ったかぶり」をしたりはしなかった。





分からないことには「べらんめぇ調の巻き舌」で





        「おらぁ分かんねぇけど、あんまり気にいらねぇな!」





                         って感じで、コメントしていた。





その脇で「ケレン味」たっぷりに「知ったかぶりと思い込み」を披露していたのが、張本氏である。






以前に「カズ(三浦知良)は、もう引退した方がいい」って発言して炎上したこともある。





私はそれに、反論したUPがどこかにある。





「J2というのは『二軍』みたいなものだから」と発言したからだ。





これこそが「知ったかぶり」で「思い込み」である。






自分の所属した野球という枠の中でしか、モノをとらえらず「J2をプロ野球の二軍」と発言する。






多分、この時も「謝罪」らしきものをしなかった。(まあ、カズはそんなことを問題にしなかったしね)








今回のことは、多分「ちょっとのミス」と「したたかな計算」が絡んでいる。





「口が滑った(噂程度の話を喋ってしまった)」のと「滑ったことで炎上しても『無視』する」




番組も「ホームページで謝罪」はするが、番組内では「謝罪テロップ」は出さない。





張本氏の謝罪は「本人に聞いてくれ」






なんだかんだと言って、こうしたことは「番組への注目」を増す「かなり効果的な事案」だろうから・・・・。





物事を「穿って」見すぎるだろうか?





つまり、張本氏もテレビ局も、こうした「炎上」をほくそえんで「利用」しているのではないだろうか・・・・・。





「嫌われるのも『商売』の内」ってか・・・・?






今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんは、あまり「したたかな」やり方で注目を集めませんように。




            May




大沢氏が居なくなってから、張本氏は「抑え」がきかなくなったってことなのかなぁ・・・?
















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恥ずかしながら…。 ~スマホの威力再確認~

2016年10月22日 | Weblog

私は初老男である。


理由あって関東に来ている。




日本海側の雪国に住んでいる者は、本当に日頃は「電車に」乗らない。




こうした「理由」がないと、ヘタをすると数ヶ月に1度である。



まして関東には、なかなか来ることがない。




そして、つくずく思った。








「スマホ…恐るべし…!」





まず、電車の乗客の90%以上がスマホをみている。




老若男女を問わない。






もちろん、私も例外にアラズ…。




田舎者の私は、東京都内など「ほとんど」わからない…。




そんな私が、スマホをいればどこにでも迷わず行けてしまうのだ。







自家用車に乗る時間帯が、多い地方人は当然スマホをいじる時間が少なくなる。



家に帰ってしまえば、パソコンの電源を入れることの方が中心になる。




入力もその方が得意だし…。




やはり、こんな風に都会に来ないとスマホの「凄さ」は確認できなかっただろう。




大袈裟でなく、私にとっての「未来」を体感している…。






今回も最後までお付き合い頂き、ありがとう。これを読んでいるみなさんも、今が「未来」の一部であることを理解しますように。




May




この投稿もスマホからやってみたけど…、やっぱりやりにくいなぁ。

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そのインテリジェンスに嫉妬して・・・。     ~平尾誠二氏逝去に寄せて~

2016年10月20日 | スポーツ


私は初老男である。




私がラグビーを競技場で見たことは「3度」しかない。




2度が全日本大学選手権「早稲田vs明治」




残りが・・・・





         全日本選手権「神戸製鋼vs早稲田」




                               である。





・・・・実は、対戦相手は「うろ覚え」である。





日本ラグビー界は、昨年を起点として「それ以後」になった。




ゆえに、平尾氏が現役で活躍していることは、ある意味「神話」の世界であろう。





そして、その「神話」の中での、私が一番印象に残っている話をしようと思う。




・・・・・実は、さっきと同じで「うろ覚え」であり「他人のこと」だったかもしれないので、もし間違っていたら・・・・すいません。





平尾は「じゃんけんでグーしか出さない」って話。







ラグビーの試合開始のキックオフの権利を決めるのに、対戦チームのキャプテン同志が「じゃんけん」をする。




その時にキャプテンの平尾は、常に「グー」しか出さなかったという。




最初はそのことが噂になって、相手チームのキャプテンたちは「与しやすし」と思った。





簡単に『勝てる』からだ。






この当時「キックオフの権利を取る」ことが「当たり前」であった。






当然、勝ってキックを取ることを「みんな」が目指した。






だが、平尾はそうは考えなかった。






そこに「考え抜かれた戦略」があった。






「グー」しか出さないことを知った相手キャプテンが「勝ちに来る」のか、逆に「負けに来る」かによってその戦略を分析したのである。





偶然による戦略の「ブレ」を少なくしたのだ。





そのために「早く、自分がグーしか出さない」ことを広める努力をしたという。




そして、このことの意味をかなりの時間が経ってから気づいたあるチームのキャプテンが「それなら」とある作戦に出た。










そう、自分も「グーを出し続ける」という作戦。







結果はどうなったか?








延々互いに「グー」を出し続け、レフェリーが「いい加減にしなさい!」と怒ったという。





そして、結局相手キャプテンがくじけてグー以外を出したらしい。







本当のところ、彼は「それほど大きな意味」を見出していたのではない気がする・・・・・。





しかし、そこに微妙な「精神的・頭脳的な戦い」(インテリジェンス)が発生する。





日本ラグビー界において、こうした「インテリジェンス」を持ち込むこんだのは彼が最初ではないかと思うのだ。






前出したが、昨年ラグビーワールドカップで起きた「世紀のジャイアントキリング」(vs南アフリカ戦)が、日本ラグビーにおいての起点である。





しかし、それ以前の「神話の時代」の中心に存在し続けたのが、この「平尾誠二」であるだろう。





彼は、私よりも若い53歳で逝った。




心から冥福を祈る。







今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、平尾氏の早すぎる死を悼みますように。





                  May




しかし、彼の死因・病名が公表されていないのはなぜだろう?・・・・って知らないのは私だけだろうか?


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思い込みは禁物。    ~自分自身の「境界線」を認識す~

2016年10月19日 | 時事ネタ


私は初老男である。



少し、思い出した。



現在のようにSNSが発展していく中で、それ以前には自分の意識が人と変わっていることに、気が付くことがあまりなかった。




だが、こうした情報が錯綜する中で、実は自分の意識が「人と変わっている」ことを思い知ることが往々にしてある。




小ネタ3つで検証してみる。







①マクドナルドのクーポンを使っている30代の男性を見ると「吐き気」を催す。by女性





 これこそ、自分の意識が「おかしくない」と思っていた典型。




 ツイート主の女性は、多くの共感を得られると思っていたようで、「えっそのレベルなの世間的に」と驚き、「アレってお小遣いでなんとかやりくりしてる学生が使うものじゃなかったの!?!? 」と疑問を投げかけた。



SNSがない当時なら、ほとんど回りの人とちょっと話して終わりだったろう。




おかしかったのが、このニュースへのコメントに





「悪いけど、マック行ってる人がクーポン使ってる人にどうのこうの言えるレベルじゃない。」








                             てのが言いえて妙!





つまり、これは「個人の境界線」の典型だろう。






② 生活保護支給額引き下げに反対する会見で、受給者が「1日使えるお金は1000円」と不満をこぼした。




SNSとは関係ないかもしれないが「生活保護」という制度への感覚も、現在においては議論の的だ。




いまや、もらえる年金額が生活保護費より「低い」という状態がある中で、この発言があると「自分はもっと少ない!」(事実だったりして)って言いたくなる。




私らが仕事を始めた頃は「生活保護=恥ずかしい」であった。





しかし、単純にそんなことでないことも理解できた頃に、逆に悪用する人間たちが増え始めた。





そうした意味でも、この問題も個人の「境界線」が不明になった事例だろう。







③電通社長発言「当社における労務管理は、極めて大きな変化を遂げる」




細かいことは調べていただきたいが、私の個人的な感覚だが「こうした発言」を社長がする会社が「本当に変化」することは無い。




なぜなら単純に考えてもこれから以後10年くらいは「業績が落ちてよい!」と宣言したようなものだからだ。





「社員の待遇を改善」と「業績を落とさない」なんて神業をこうした宣言で、できるくらいなら元々今回の「社員の自殺」なんて事件は起きていない。






・・・・という風に考えるのも、私自身の「境界線」なのだが・・・・おかしいですか?







今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分自身の「境界線」がどこにあるのか考えますように。





               May





電通の社員自殺も問題は、みんなが気が付いているように「過労」の括りではなく「パワハラ」だと、私も思う。(「境界線」間違ってます?)

 
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みんな「ババ」を引きたがらない。    ~米山新潟県知事誕生に思う~

2016年10月17日 | 時事ネタ


私は初老男である。



本当のこと言うと・・・・・。



「彼」が当選するとは思っていなかった。



もちろん私個人的にではあるが。。。。




米山氏は、今まで様々な選挙に立候補しては「落選」し続けてきた人。



ってイメージなのである。



調べてみると・・・・。





とっても「頭のいい人」であることは間違いない。



しかし、落選し続けた人であるから「本当の政治的手腕」は未知数である。



落選した「森民夫」氏は、長く新潟第2の都市長岡の市長を務めた人で、そうした意味では「行政のプロ」である。(まあ、当然良い評判も悪い評判も聞いたけど)



そうした意味で、私個人は「どうせ、森の勝ちだろう」くらいに思っていた。



自民・公明が推薦もしているし・・・・・。






昨日の午後9時を回った時に、テレビにテロップが流れた。




         「米山隆一氏当選確実」



何かの間違いかと思った。










今回の県知事選は、波乱含みだった。



現職「泉田裕彦氏」が、ドタバタの末に「不出馬」になった。




確かに12年という在任期間は、ある意味「十分すぎる」これ以上は、いかに良い行政をやっていても「綻び」が出るものだ。




さらに東京電力とのやり取りは、全国に発せられているイメージより、現実には「生ぬるい」ものに私には見えた。




ニュースになる時の語気は荒いが、それを過ぎると突っ込まれないように「スッと」引いていた感じ。



まあ、元官僚である若手の知事として「上手」だなぁって思った。




まだ、50代半ばの若さ。



これからどうするんだろう・・・・。




そうした中で、米山氏が知事になって声高らかに訴えているのは、つまり



  

         「ババは、簡単にひかないよ!」



                       ってことだろう。



過去の負の遺産(原発誘致)があるとはいえ「第2の沖縄県」(基地負担)には、なりたくないことを宣言したのに等しい。




もう、有名な話だが「柏崎刈羽原発」は7基の原子炉を持った




            「世界最大の原発基地」


                          なのである。



これも有名な話だが、この原発で作られる電力は「関東(主に東京)用」の電力である。



繰り返すが、3・11が起きるまで「事故は絶対にない」なんて夢物語を信じていた方にも責任はある。



っていうか、日本中が「裸の王様の家来」になってたんだけどね。



世の中に「絶対」なんてことがないことを知らない人はいないはずなのに・・・・。




こうした中で「簡単に『ババは引かない』って宣言した人」を、県民は選んだってことだ。



・・・・実際は選んだ側にも「かなりの不安」はあるけどね。





今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、引くにしても「簡単に」ババを引いたりしませんように。





                 May




・・・・だいたい、新潟ってとこは一時期全選挙区で「民主党」が議席を取った県なのである。けっこう、はっきり「NO」っていう県民性を持ってるんだよね。









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