拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

かんちょう/トゥゲザー/ますおさん

2024-08-29 17:18:23 | 言葉

テレビで官庁街がどうしたこうしたと言ってるのを聞いて、あらためて、「かんちょう」という言葉の広さに思いが行った。どの意味かは、前に付く、あるいは後に続く言葉によって判断することになる。例えば、

「かんちょうがい」と言ったら官庁。
「美術館のかんちょう」と言ったら館長。
「かんちょう時に現れるムツゴロウ」と言ったら干潮。
「古代、わしの代わりにかんちょうをやれ」と言われたら宇宙戦艦ヤマトの艦長。
「007のお仕事はかんちょう」と言ったら間諜。
「かんちょうにはほど遠い」と言ったら完調。
「かんちょうしちゃうから」と言ったら浣腸。と言った具合である。

閑話休題(次はもっと閑話)。今やってる朝ドラ(今ドラ=虎に翼)で、コーイチ父子が「一緒に納戸を作ろう」と言ってるのを聞いて、ルー大柴の「トゥゲザーしようぜ」を思い出した。その朝ドラと言えば、お昼の12:30からは「ちゅらさん」の再放送を、続く12:45からは今ドラの再放送をやってるが、どちらにも出てるのが余貴美子である(今ドラのコーイチの継母役が余貴美子であることは当初分からなかった)。どちらも登場人物が最近結婚し、どちらも新婚夫婦が家族と同居するかどうかでもめている。因みに、平安時代は通い婚だから、妻は家族と同居で、そこに夫が通ってくる構図である。「ますおさん」と似ているが、ますおさんは妻の実家以外に帰るところがない点が通い婚と異なる点である。

 



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