拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

「空飛ぶオランダ人」は名無しの権兵衛

2018-02-15 14:03:05 | 音楽
小平選手と高木選手の前にたちはだかったのはオランダの選手。スピードスケートにおけるオランダ勢の牙城は相当に高いらしい。オランダ人は背も高い(金メダルの選手は181センチだった)。ドイツ人も大きいが、そのドイツ人が「オランダ人は大きい」という。ドイツの新幹線に乗ってると、北に行くほどに乗客がでかく(怖く)なる。ハンブルクの人なんかかなり大きい。オランダはそれよりも北だからなぁ。実は、ちょっと前までオランダ人には反日家が多いと思っていて、オランダ人を前にするとちょっとかまえてしまうところがあった。それは私が子供の頃、昭和天皇がヨーロッパの各国を訪問したのだが、オランダで反対デモが起きて天皇の車に物を投げつける人までいて、それをテレビが放送したのを見たからだ。原因は戦争。そう言えば、世界史地図には「蘭領インドネシア」の表記が出てくる。そこが日本の「南方作戦」の舞台となったのだ。さて、そのような昭和天皇のオランダ訪問であったが、なんとそれを機会にオランダ国民の日本に対するイメージが一変したそうだ。そのことをずーっと私は知らなかった。たしかに、そういうことはすぐに目に見えるものではないから報道はされないだろう。今だったらSNSがあるから世論の変化はすぐに分かるが、当時はそんなものはなかった。さて、もう一つ「オランダ人」といえば、「さまよえるオランダ人」(ヴァーグナー)。これ、原題は「Der fliegende Holländer」で、直訳すると「空飛ぶオランダ人」。だが、「オランダ人」はスーパーマンやパーマンのように空を飛ぶわけではない。唯一、エンディングでゼンタと昇天する場面があるが、でも、そのずっと前から「人は私のことを『Der fliegende Holländer』と呼ぶ」と言ってるから、昇天とは関係ないようだ。ではなぜ「fliegende」なんだ?なぜ「さまよえる」と訳されてるんだ?辞書を見てみよう。動詞の「fliegen」(飛ぶ)には「さまよう」の意味はない。だが、形容詞化した「fliegend」には「移動する」の意味がある。だから「さまよう」か。あっけなく解決。だから、最初から辞書を見れば良かったんだ。ところで、もう一つ疑問。この「オランダ人」はなんという名前だ?たしか、台本には「オランダ人」の氏名は出てこなかったと思うが(すみからすみまでチェックしたワケではないが)。

ラビオリ風餃子

2018-02-15 13:54:38 | グルメ

テレビでラビオリ風の餃子を作っていたのでさっそく真似してみる。挽肉のほか、定番のキャベツとニンニクの代わりにバジルとパセリとピザ用チーズを入れて、餃子の皮でまいて茹でる。で、オリーブ油と黒胡椒をかけて食す。肉の臭みが消えてない。ナツメグを入れればよかった。普段はニンニクが肉の臭み消しになってたんだなぁ。ありがたみを再発見。