拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

パルシファルはお○○だった!

2013-02-19 22:29:53 | インポート
とてつもないことに思い至った。それは、パルシファルがお○○(○○=蒲鉾-鉾)だってこと!きっかけはKさんが教えてくれたパルシファルについての絵。第2幕でパルシファルに花の乙女がまとわりついてる場面なんだけど。ちょっと状況を説明すると、魔法使いのクリングゾールは、自分の陣地にふらふら入ってきたパルシファルを籠絡しようと花の乙女(稲中のなんとか京子みたいのが集まった性悪集団)を差し向ける。が、パルシファルはちっとも相手にしない。で、真打ち(クンドリー)登場となるわけ。で、絵の話に戻すと、その乙女の中に、鎌乙女が混ざってるんです。なぜか?それはパルシファルがお○○だったからではないか。つまり、女でだめだから男でってことですよ。これまで、パルシファルが花の乙女の誘惑に屈しなかったのは、お子ちゃま(私みたいな)だからだと思ってた。でも、お○○だと考えても十分辻褄が合う(少なくても、その絵の作者はそう考えて鎌乙女を配した)。そんじゃ、いくら花の乙女がうっふーんと言っても、真打ちのクンドリーが出てきても、だめなはずだ。ちなみに、まったくできないわけではなさそう(何が?)。だって、この後、ローエングリンが生まれてるんだから。

怒るってことはそうなんだ

2013-02-19 11:01:45 | インポート
テレビでイタリア人シェフが「トーリ」と言ってる。ん?トーロの複数形?トーロって何だ?(調べる)雄牛、闘牛だと(そういやー、カルメンの闘牛士の歌で「トーレアドール」って歌うもんね。こっちはフランス語だけど)。じゃ、牛料理か?ぶーっ。鳥でした。ローエングリンは、素性を明かす歌(グラール語り)で、Mein Vater Parzival(私の父のパルシファル)と歌う(ここ、かっこいい)。そのパルシファルの若い時の物語が、ヴァーグナーが最晩年に作った「パルシファル」。だから、物語と作曲の年代が逆。Gルーカスがスター・ウォーズのエピソード4~6を作った後で、1~3を作ったようなもんだ(前史に遡る)。パルシファルに出てくるクンドリー(メゾ)は複雑な役。第1幕と第3幕では聖女。第2幕では、稲中のなんとか京子になる。なんとか京子になってる時のクンドリーの趣味は、男を誘惑して(関係をもって)堕落させること。だけど、悪者仲間の魔法使いクリングゾールとは関係はない模様。クンドリーがクリングゾールに「Haha! Bist du keusch?」(ははん、あんた童貞?)と言うと、言われた方は、wütend(怒り狂って)、Was frägst du das, verfluchtes Weib?(なにこくだ、このあま)と答える(私、訳の天才!?)。怒るってことはそうなんだ(パルシファルの話、長くなったんで次回に続く)。