アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

神は細部に宿る

2024年03月14日 | 日記・エッセイ・コラム

五木寛之氏のエッセイ(1999年)の中から

フランスのガイドの話では、日本人の客は「あれは何ていう名前の木?」「あれは何ていう名前の昆虫?」という質問をよく受けるという。こうしたことは他の外国ではないという話です。

五木氏もホテルで「あの赤い実を付けた木の名前花いいていうの?」といった内容の質問をしたところ、不思議そうに思われたそうです。

虫の音色も、日本、ギリシャ以外っでは雑音でしかなく、それを聴き分けられる日本人は独特の感性があるのだろう。

「神は細部に宿る」という言葉は。近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエの名言だそうですが、こうした名言に頼らなくても、日本人には神道の中で自然と身につけているような気がします。

少しづつ失われていっているような気もしますが・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする