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読書

2007年08月07日 | 読書日記
『子どもよ死ぬな!』  濤川栄太著  ポプラ社

著者の読書量は生涯百二十万冊くらいだそうです。
大学時代には一日50冊から70冊ほど読んで、図書館を制覇したそうですから驚きです。

以前に村上春樹氏のエッセイの中で、高校時代に図書館を制覇し、これほど(高校生で)読んでいるやつはいないだろうという記述がありましたが、なんだかこの方々は桁が違う凄さです。

著者は尊敬する人物としてウイストン・チャーチル、ロバート・ケネディを挙げています。
チャ-チルは第二次世界大戦時のイギリスの首相。
学校時代の成績はまるでダメ、士官学校時代もビリ、そんな人物を時代は望み、堂々と茶目っ気があるチャーチルはイギリスを救う。

しかし、大戦後、時代はチャーチルを望まず選挙に落選する。
どっこいその後に「第二次大戦回顧録」でノーベル文学賞を受賞!

ロバート・ケネディはジョン・F・ケネディの弟ですが、黒人、貧困、常に弱者を擁護するような立場にいたそうです。
キング牧師暗殺後の演説にも制止を振りきり演壇に立ち、黒人の群集を魅了したそうです。

ふと参院選を思い出した。
情けなくなった。



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