アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

サクラ

2024年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム

「途方に暮れて。人生論」(保坂和志著)を読み返してみたら桜に関するエッセイがありました。

桜は大好きだけど自然を感じることはできないという文章です。

桜は品種改良で手を加えられたという印象や「すだれ桜」のように自然界では生きていけない品種もあります。(すだれ桜は枝を上ではなく、地面に伸ばすから。柳の木は水辺が住処なので競争相手がいないから自然でも生きていける)。

こうした印象があるから、桜=自然と結びつかないのかもしれません。

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善と悪の科学

2024年04月23日 | 本と雑誌 その2

「善と悪の科学」(ナショジオ誌 2018年2月号)

・ヒトの0歳児のうちから共感する力がある。ただし、ずべての子供に当てはまるわけではなく「積極的な無視」という行動をとるものもいる。こうした子供は反社会的な行動を起こす可能性が高い。

・青年期における冷淡さや感情の欠如を測定した研究によると、冷淡で感情に欠く性質のスコアが高い者は(サイコパス)、遺伝的要素が高い。人の気持ちに興味がないが、感情表現を模倣する術は心得ている。

・サイコパスの犯罪者は「扁桃体」の活動が弱い。「私たちは善悪を感じるが、サイコパスは考えて行動している」

・大量虐殺の加害者の多くは、良心の呵責を覚えない。殺しを正当化する理屈を持っているから。

・サイコパス的な人格や反社会的な人格に発達する傾向も幼児期に決まってしまうものではなく帰ることができる。

・数十年の研究により、脳は柔軟でトレーニングすれば大人になっても優しさや寛容さを育てられる。そのトレーニングは、仏教より教えられる。大切な人を思い浮かべ、知人から見知らぬ人々、さらに敵まで徐々に範囲を広げていくのだ。

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なるほど〜という感じです。前科がある人や間違いを犯してしまった人でもやり直せるということですね。ただし。人間は他人にラベルを貼るのが好きです。(ラベリング理論)前科がある人は、そうした偏見で見られてしまい、再度犯罪に手を染めてしまうこともあるのでしょう。

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