アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

植物の科学戦略

2022年12月17日 | 本と雑誌 その2
「人の暮らしを変えた植物の科学戦略」(黒栁 正典 著)を読む
 
・臭覚の感度 臭覚遺伝子の数 アフリカゾウ1948 牛1186 ネズミ1130 馬1066 犬811 ヒト396 人は女性の方が感度が良い、理由として臭覚に関するニューロンが男の2倍。
 
・チンパンジーは、普段食料としない植物を駆虫作用目的などで、独特な採取の仕方で得る。
 
・漢方での風邪のひき始めは、葛根湯や麻黄湯、こじれた風邪には柴胡桂枝湯、小柴胡湯、長引いた風邪には補中益気湯、参蘇飲がよい。
 
・アスピリンの開発の原点は、ヤナギから見つかったサイシン。サイシンは世界中で約5万トン、1000億錠作られている。(アメリカではその3分の1、320億錠飲まれている)近年では血栓の発生を抑え、心筋梗塞を予防、日々少量摂取するすることによって大腸癌、アルツハイマーの予防にもなるという。
 
確かに人の暮らしには、植物が必要不可欠です。食糧だけではなく、薬にもなってくれます。
ちなみに私が風邪のひき始めには、ジョギングをすればかなり緩和されます。
立っているのが辛い時には、布団に潜り込んで湯たんぽを内股に挟んで少し寝れば、だいぶ楽になります。
身体を温めるというのが、免疫強化に繋がるのだなあと経験として理解できます。
 
 

 

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