アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

自然界における一(いち)とは

2021年07月28日 | 本と雑誌 その2

「カミの人類学 不思議の場所をめぐって」(岩田慶治著)の中に、数字に関する記述があります。

一とは全という考え方。

私流に解釈すると、たとえば養殖のイワナは一ではなくて単、自然界にいるイワナは、一匹であっても全という決め方です。

自然にいるイワナは、そこの遺伝子を引き継がれた存在で、未来へも受け継いでいくであろう。そして、自然界からも育まれている者たちでもある。

だから、そこにいるイワナは一匹であっても一匹ではない存在。

昔の人たちは、それをカミと讃えたのでしょうけど・・

コメント
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