小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

初ウインドも

2007-01-22 16:52:35 | Weblog
今日は、昨日のロードレースの振休で、小学校はお休み。気分的には、ポカポカ陽気の元で、一日の~んびり釣りでもしたいところだ。

しかしお天気はままならない。昨日は本当に良い方に天気予報が外れてくれて、大助かりだったのだが、今日の天気予報は曇りのち雨、しかも南から西寄りの風がやや強いとの事。

我家の窓越しに見えるヤシの木も、右から左の風にあおられ揺れている。こんな日はウインドしかないでしょ。以前なら前浜へ飛んで行っただろうに、昨年末、珊瑚で足を切って六針縫って以来、どうもウインドに関しては弱気になってしまったようだ。

釣りにしようかウインドにしようか散々迷ったが、今日はウインドに決めた。先日ウインド仲間の集まりも有り、引っ込んでないでどんどん海に出ようと、酒の勢いもあり、語り合ったばかりだしネ。

前浜へ自転車を走らせる途中、ルパンとその相棒にバッタリ、「今日はいいですよ、僕らも仕事都合ついたら後で行きます」、「待ってま~す」と僕。

前浜は、右からのサイド、ややクロスオン気味、白波が立っており、僕の腕と道具では限界といった所か。セッティングを済ませウエットに着替えていると、ルパンがボードを担いで登場、いったいどんな仕事してんだい、まあいいか、硬い事言いっこなしだ。

海に出ると、沖のブローはかなりきつく、乗っているのがやっと状態、ジャイブのたびに沈の繰り返しで、海の中にいる時間のほうが長く感じられる。唯今日はアベレージでかなり吹いているので失速する事はない。むしろ必死にオーバーセールに耐えている感じ。

必死でウォータースタートしようとしている僕の横を、ルパンとその相棒がカットンで行く、彼らにはジャストウィンドのようだ、湾口の方へどんどん上って行き見えなくなってしまった。

その内風は強さを増し、もうおじさんには限界、浜へ上がる。この風で2人は大丈夫かなと、風上の方を見ていると、彼方の方からセールが2枚戻ってきた。オーバーセールで風下へ下るのは大変だろうに、流石である。

「もうオーバーで無理ですね、でも沖でクジラに会いましたよ」とルパン。5メートルくらいまで接近して、ちょっと危険を感じたとか。小笠原のウインドは、いろんな楽しみがあるようだ、上手ければネ。

本年初ウインドは、僕にとってはやや辛い初日となったが、又次回、ウインドってトップスピード走れば本当に爽快ですから。

写真は昨日のロードレース、エイチャンの新妻カズチャンが撮ってくれたのを早速メールしてくれたもの。走るのも時と場合によっては爽快なんだけど、この時は実はヘロヘロ状態。