MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

鬼蜻蜓の羽化、大蜘蛛縁亀虫、広帯蜻蛉枝尺、瑠璃立羽など

2016年06月14日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


一日中降り続いた昨日の雨のために、
空気中のチリなどが洗われたためか早朝から澄み切った青空で、
都心のビルなども夏場としては異例と思われる程のくっきりと見えていた。
巻頭の写真は今朝5時10分撮影のスカイツリーを中心とした都心の光景。

ということでやや早めに大町公園散策に出かけた。

公園上空も澄み切った青空で、下層の積雲は北から南に流れ、
やや上層の筋雲は南から北に流れていたが、
その相乗効果で公園上空の空はめまぐるしく変化していた。


昨日の雨のため、思うような採餌が出来なかったであろう「筋黒白蝶」は、
今が満開の「熊野水木の花」に群がっていた。
凡そ20頭近くがあちこちの枝に集まって吸蜜に余念が無かった。
吸蜜に夢中だったため警戒心は薄れ、カメラを近づけても逃げる事は無かった。


遊歩道脇の5mほど先の木の葉では「ヤマサナエ」が日光浴をしていた。


バラ園に向かう遊歩道のコンクリートのノリ面では、
新生と思われる「ルリタテハ」が日光浴をしており、
春型(越冬蝶)よりも一回り大きく成っていた。


更に、観察路木道(コンクリート製)脇では、オニヤンマ(鬼蜻蜓)が羽化しており、
抜け殻にしっかりと掴り、羽化したての柔らかな翅や体の硬化を待っていた。
約1時間後同じ場所を通ったところ、
オニヤンマは無事に飛び立ったようで、ヤゴの抜け殻だけが残っていた。


ロープ柵のロープの上では、
数匹の「オオクモヘリカメムシ(大蜘蛛縁亀虫)」の幼虫が、
餌を求めて闊歩していた、触覚を含めて10mm程度。


通称電線池(北口入り口を入ってすぐの池)の近くでは、
初見の「ヒロオビトンボエダシャク(広帯蜻蛉枝尺)」に出会った。

7m程先を飛びながら横切った。
白黒の翅などの特徴から「アカボシゴマダラの春型」のようであったが、
手の届かぬ5mほど先に止まった様子は「キカノコ」・・・・。
が、
画像を再検討したところ腹部の模様などから、
尺蛾の仲間「広帯蜻蛉枝尺」と判った。



gooブログメンテナンスが大幅に遅れたためか、
昨夜は折角投稿した記事がなくなったり(記述中にNetが切断)、
何とか完成させるため2時間近くも接続するために苦闘したが、
結果的には徒労に終わった。
さらに、
ブログの表示がやや変わったようで(カラムの巾が縮小)、
気のせいかこれまでよりは見ずらくなったような気がする。
コメント