梅雨時のように高温多湿や、暑い日が続くと、
「炊き立てのご飯」よりは「冷たい蕎麦や冷麦など」がいい。
が・・・しかし、
それだけではやや栄養不足なので、他にも何か副菜を・・・
となると、やや面倒である。
ということで、
焼き饂飩や焼きそばの要領で「焼き冷麦」が最近の私の定番となった。
麺類は蕎麦以外の饂飩や冷麦は乾麺を利用するが、
饂飩は茹でるのに10分近くもかかり、
冷麦の4分と比較すると燃費と時間が無駄である。
「豚肉とイノキダケの焼き冷麦」
1、薄切りの豚肉を3~4cm大に切り(この日は火を通したものを使用)、
一株の3分の1程度のエノキダケと炒める。
2、ある程度火が通ったら火から下ろし、余分な水分を飛ばす。
3、冷麦をやや硬めに茹で(通常4分のところを3分程度)、
茹で上がったら笊などで流水で洗い、2、の具に加えて、
適当に炒める(麺に焦げ目がつく程度)。
炒め終わったら火を止め、醤油を好みの量と「味の素」を適量を加え、
かき混ぜれば完成。
エノキダケが麺によく絡み、食べるときのコリコリとした食感がいい。
「ブナシメジと豚肉の焼き冷麦」
ブナシメジでも試してみたが、エノキダケのほうが美味しいとおもう。
つぎは、食の挑戦。
「豚肉と新生姜の漬物と胡瓜の焼き冷麦」
豚肉の生姜焼きがあるように生姜と豚肉の相性はよく、
胡瓜の浅漬けに生姜を加えると清涼感が出るので、この相性も良い。
ということで、
新生姜の漬物を千切りにし、胡瓜は1mm程度の薄切り、
これを豚肉と共によく炒める。
胡瓜は水分が飛んで具が一体化したら、火から下ろす。
上記に茹でた冷麦を入れて焼き上げれば出来上がり。
調味は味の素と醤油で加減する。
不味くは無かったが、胡瓜はやはり胡瓜揉みにして食べたほうがおいしい。
次回は、豚肉を牛肉に、味付けはカレー粉で、ザーサイ等も入れてアレンジしてみようと思うが、
やはり「エノキダケ」は外せないような気がする。
そういえば、10年以上も蕎麦屋の「冷麦」を食べていないが、
今でも、麺の上にはサクランボが乗っているのだろうか?
昔は乗っていて、いつ食べるべきか悩んだものです。
巻頭の写真は白く色づき始めた「半夏生(草)」と開花を始めた花。、
全ての葉が白くなるわけではなく「半化粧」との別名もある。
また、
「半夏生」は二十四節気を細分した72候の一つであり、
今年は7月1日がその日に当たる。