MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

市川市大町公園、秋の果実など

2015年09月29日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

大町公園内では、秋を迎え植物たちが様々な種や果実を実らせている。
すでに紹介したものもあるが、
本日の園内逍遥で撮ってきたものを紹介。

「三つ葉アケビ」
アケビは下の写真のように実が裂けると完熟であり、
種を包んでいるゼリー状の部分を口に含むと素朴な甘みがある。
昔、丹沢・塔ヶ岳登山の折、水場への道で見つけて口に含んでみたが、
種が多く(慣れた人は種ごと食べるらしい)甘みだけを味わったことがあるが、
食べ物としての馴染みが無く、口にしたのはたったこの一度だけである。


「オニグルミ」
外皮が変色し始め、このまま収穫して腐らせると種だけが残る。
胡桃の木は田舎の実家にあって食べたこともあるが、
道路拡張による敷地の売却により無くなった。


「野茨の実と雀瓜」
赤い実が野茨で、ローズヒッブティとして利用することができる。
青く丸い実がスズメウリで、熟してくると白くなる。


「辛夷の果実」
あちこちで辛夷の実が裂け、赤い種が現れている。
で・・・この赤い種の露出しているバリエーションが面白く、
十数コマも撮ってしまった。


「蔓豆の果実」
写真的にはまるで大豆(枝豆)のようだが、莢の大きさは3cmほどしかない。
調べてみると「マメ科ダイズ属」で、大豆との交雑種も有ると言う。


「ヤブ豆の花」
蔓豆の近くに咲いていたのだが、花の形が蔓豆とは異なり、
調べた結果「藪豆の花」と確認できた。
私にとっては初見の花だった。


「イヌショウマの花」
ブラシのような咲き方が不思議だったので撮り、調べた結果イヌショウマだった。
これも私にとっては初見の花だった。


巻頭の写真は「三つ葉アケビの果実」で、カメムシが写りこんでいた。
カメムシの名は特定できなかったが、カメムシの好物なのかもしれない。
コメント