MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

鬼蜻蜓、羽黒蜻蛉、黄下翅など。

2015年07月30日 | あらかると

昨日の大町公園では、
意外と多くの鬼蜻蜓(オニヤンマ・蜻蜓=中国語でトンボのこと)を見ることができたが、
地上近くを飛んでいるのは雌のオニヤンマのようで、
産卵行動が数箇所で見られた。

「オニヤンマ」のオニは、背中の模様から名づけられたと言う。



「羽黒蜻蛉(ハグロトンボ)」はカワトンボ科の仲間だが、
川岸よりも、川周辺の日陰の雑草地で見ることができる。


上の写真が雌で、下の写真が雄。


遊歩道傍の葉の上に、美しい蝶の翅のようなものを発見した。
見たことのない羽だったので調べるために撮って来たが、
蝶の羽ではなく、ヤガ(夜蛾)科シタバガ亜科の「黄下翅(キシタバ)」と判明した。
前翅よりも後翅の色鮮やかさが美しい蛾なので、
生きた個体に出会ってみたいものである。


巻頭の写真は、まだ咲いている紫陽花で、
やや色は失われているものの、寂れた感じがいい。
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