MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

オニヤンマの孵化三態、蟷螂の脱皮など

2015年07月10日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

日照時間が殆どなかった9日間だったが、本日やっと晴れ渡った。

午前中はまだ雲に覆われていたが、11時過ぎからは青空も見られ、
午後にはピーカンな青空が現れた。

大町公園には開門時間の9時に入園したが、
園内は薄暗く、草木はまだ雨露に濡れ、
昆虫も余り発見できなかった。
夏の虫たちにはやや涼しかったのかもしれないが、
青空が出る頃には様々な昆虫が顔を出してきた。

と言うことで、様々なものを撮って来たが、
今はオニヤンマの孵化の最盛期のようで、
まだ「虫の目」になっていない私でも3箇所で見つけることが出来た。

「9時26分」発見のオニヤンマは、腹部はまだ細く色も薄かった。


「10時12分」発見のものは、草陰に隠れて孵化中だった。


「12時00分」には、バラ園内にある藤棚の裏側の壁で孵化しているのを見つけた。


また、強い夏の日差しが戻ってきたバラ園周辺では数多くの、
ハグロトンボが見られ、これまで見られなかったメスも混じっていた。
(雄の胴体は緑色の金色、雌は地味な褐色)
日光浴をしながら時折翅を広げるのだが、
翅の角度により輝く様はなかなかに美しい。


トンボたちは晴れ始めた太陽光を喜んでいるようでもあった。


翅を閉じているときも(巻頭の写真)日に輝く翅の模様が美しい。

公園の草叢には数多くの蟷螂の幼生を見ることができるが、
脱皮最中の蟷螂を見たのは初めてである。


このところの天候不順で余り写真を撮ってなかったが、
新レンズの使い勝手のよさなども有り、
今日一日で300コマも撮ってしまった。
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