MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

黄蝶、紋黄蝶、黒揚羽、並揚羽など

2015年07月24日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

7月2日以来の「21世紀の森と広場」散策となった。

晴れたり曇ったりの状況だったが、
ほぼ無風状態で、ベンチなどで休んでいるよりは、
歩いていたほうが、歩いているスピード分の風が当たり気持ちがいい。

「野草園」と「みどりの里」を中心に回ってきた。
7月2日に1輪の開花を確認した「蓮の花」の開花状況を期待していたのだが、
最盛期は過ぎていたようで、
花よりも花弁を落とした蓮の花托(蓮の実)が目立っていた。

野草園では「黒揚羽」が、吸水していた。
近付くと逃げてしまったが、直ぐに戻ってきて吸水を始めた。


1m以内に近付くと再度逃げてしまったが、数m先に舞い降りた。
吸水していた場所では毎年のように蝶の吸水行動が見ることができるので、
蝶にとって必要な栄養分が染み出しているものと思われる。

300mm望遠端でファインダーからはみ出るほどまでに近付く事ができたので、
約2分間の「黒揚羽の吸水行動」の動画も撮っている。


野草園の「ミソハギ」では、黄蝶が吸蜜していた(巻頭の写真)。

また、蓮田近くの草叢では、紋黄蝶が一休みしていた。


千駄堀池の階段状の護岸では、並揚羽が数頭舞っていて、
やがてその中の1頭が近くに舞い降りた。


数枚撮った所、やはり飛び立ってしまった。
が・・・・
なんと、私の足元に舞い降り吸水を始めたのである。
有り得ない様な状況に慌ててシャッターを切ったものの、
こんなチャンスは滅多にないので、更に上質なものを撮ろうと思い、
カメラの設定をマクロ撮影に設定している間に飛び去っていってしまった。
下の写真は、真上から撮った黒揚羽。


更にその先では2頭の並揚羽が仲良く並んで吸水していた。


千駄堀池の水面は鏡面状態で、無風状態を示していて、
風が出て涼しくなる気配も余り無く、
さらに、11時過ぎには周辺に入道雲の発達が見られたため、
約2時間ほどの散策で帰宅した。
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