MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

吸水行動する蝶たち(緑豹紋蝶、瑠璃小灰蝶など)と巨大地震

2015年05月30日 | あらかると

夜来の雨が上がり、やや涼しい朝を迎えたが、
雨で空気中の塵が無くなった為か日差しが強い。

今日も昆虫達との出会いを期待して、大町自然公園へ。

キタテハよりも一回り大きいミドリヒョウモンが目の前に現れ、
私に纏わりついていたが、近くに舞い降り吸水行動を始めた。


翅の裏側がやや緑を帯びておりこれが名前の由来になっている。
タテハチョウの仲間では最大の蝶で、8cm近くある(巻頭の写真)が、
暑さに弱く冬眠ならぬ夏眠をするため、見られる期間は短い。

ルリシジミも吸水行動をしていて、触れ合っている状態で数頭並んでいた。
最初は警戒していてなかなか近付かなかったが、
やがて足元近くに舞い降り給水を始めた。


さらに、ウラギンシジミもやってきた。
更に直ぐ隣にはルリシジミが舞い降り、仲良く吸水行動を始めた。
蝶の世界は意外と平和なのである。


蝶が何故吸水行動をするのかいろいろな説があったが、
吸水している蝶がすべでオスであることから、
オスにとって必要なミネラル(アンモニア)を吸収しているといわれている。

園内の遊歩道のあちこちでは大塩辛蜻蛉が飛び始めていた。


ナナフシの幼虫がコンクリートの杭の上で、右往左往していた。


下の写真は、4月下旬に撮った「キケマンソウ」に偶然写っていた、
孵化して間もないと思われるナナフシの幼虫(写真中央)


閑話休題・・・・「巨大地震」発生。

午後8時24分ごろ、小笠原諸島西方沖を震源とするM8.5と言う巨大地震が起きた。
ただ、震央が地下590kmであったことが幸いしたようで、
被害は余り発生しなかったが、日本列島が揺れた。

当地でも、小さな揺れが比較的長く続いたので、ラジオのスイッチをON、
まだNHKては番組が流れていたが、揺れている間にニュースが入り、
そのニュース中にもゆれ、その後震度4の横揺れとなった。

揺れた時間の長さから、やや恐怖を覚えたがまもなく揺れは止まった。
で・・・・
発生から1時間後、NHKはまだ地震情報を放送中である。

P/S  2015年05月31日 21時27分、震源は「最深」の682km、M8・1に修正されました。
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