MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

スズメバチトラップに寄って来る「赤星胡麻斑(春型)」や「里黄斑日陰」

2015年05月20日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

前回に21世紀の森を訪れたとき確認した、
ポピー(雛罌粟)の開花から5日が過ぎたので、
開花が進んでいるであろうポピーを撮りに行った。

が・・・・
記事はポピーではなく、スズメバチトラップに居た、
「アカボシゴマダラ」や「サトキマダラヒカゲ」。

蝶と言えば花の蜜を求めて花に集まる種類が多いが、
「赤星胡麻斑」や「里黄斑日陰」「大胡麻斑」などは、
花蜜よりは「樹液」を採餌する。

スズメバチトラップは日本酒や酢などで擬似の樹液を作って、
加工したペットボトルに入れ、スズメバチを誘引して捕まえるものだが、
そこには蜂ばかりではなく蝶も集まってくる。

そのトラップに赤星胡麻斑が止まって採餌していた(巻頭の写真)。
で・・・
写真を撮りながら見て居ると、トラップの入り口に近付くや、
そのまま誘引されて中に入ろとした。
中に入られると、私は写真が撮れなくなり、
赤星胡麻斑は二度とは外に出られなくことだろう。
それではお互いに困る。
ということで、指で翅を触ったら逃げて行ったが、
まだ、美味な人口樹液に心残りがあったのか、近くの柳の葉に止まった。


やがて飛んで行ってしまったが、
次は里黄斑日陰がやってきて、トラップの下がっている幹に止まり、


まもなくトラップのペットボトルに移動した。
トラップの中では、まだ生きているスズメバチが数匹もがいていたが、
なぜか入り口(捕らわれた蜂にとっては出口なのだが)へと登ってくるような蜂はいなかった。
恐らくそのような習性は無いのかもしれないが、詳しいことは不明である。


園内はやや湿度が高かったものの、
日陰に入れば風もあり、さわやかな半日を過ごすことができた。
明日も晴れ、気温はやや高くなるようだが、
湿度が20%程度と予報されており、快適な一日となることだろう。
下は今日の「千駄堀池」
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