MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「オニヤンマの乱舞」と「マッカチンを食う」

2014年07月19日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

折角の連休も天候は余り良くないようで、
つい先ほども当地では雷雨による土砂降りとなった。
窓とカーテンを閉め切ってPCに向かっていたが、
激しい雨音に窓を開けると、すでに相当降った後のようで、
道路を挟んだ宅地造成工事現場は、水溜りが出来ていた。
下の写真は偶然にも19日19時19分撮影だった。


昨日も今日も写真が撮れていないので、
大町公園のオニヤンマとマッカチン(アメリカザリガニ)を・・・

公園内では遊歩道の近くでも見ることができるが、
今年は個体の数が多いようで、上空では30頭以上のオニヤンマが乱舞していた。
余りにも数が多く珍しいので、
マニュアルフォーカスの無限大で上空を撮ると、
9頭のトンボが写っているのが確認できた。


遊歩道の傍を流れる細い湧水路脇の葦や小枝では、
オニヤンマが翅を休めている姿を見ることができる。
尻尾近くが膨らんでいるので雄のオニヤンマでした。


木陰に止まっているヤンマは、光の具合で翅の金色はやや薄めに写っている。


木陰に止まっている蜻蛉は手持ち撮影が出来ないほどに暗く、
そのようなときには、フラッシュをオンにして撮ることが多いが、
オニヤンマの複眼の構造は他の蜻蛉とは異なるようで、
フラッシュの光が複眼で反射され、人の目のような模様が写り込んだ。

下の写真は巻頭の写真の頭部をトリミングしたもの


近くの湧水の流れの中では「マッカチン(アメリカザリガニの赤い固体)」が、
悠々と水中散歩?をしていた。


アメリカザリガニは子供達には人気であるが、
私も児童の頃は、夏休みになると「野良遊び」をかねて、
近くの田圃や小川に日をおかずに捕りに行ったものである。
田舎では「エビガニ」と呼んでいて、アメリカザリガニの名を知ったのは長じてからである。

で・・・そのマッカチンにカメラを向けると、
なんとこちらに向きを変え、凶器のような鋏を広げて威嚇のポーズをとった。
1m以上も離れているのに、明らかにこちらを認識しての行動だったことから、
マッカチンの視力は意外なほど良かったのだと認識できた。


先日、21世紀の森と広場で、ザリガニを釣っているご夫婦を見かけたが、
たまたま旦那さんと話をする機会があり、いろいろ話をしていると、
目的は「食用」で、尻尾の肉を食べるために釣っているのだと言う。
見ていると次々に掛るのだが「マッカチン」以外はリリースしていたので、
土日に子供たちが釣る分には問題がなさそうである。

私も子供の頃に食べることに挑戦したことがあるが、図体の割には可食部が少なく、
殻を剥いた尻尾の肉は火を通すと更に小さくなって、
労力の割には実入りが少なかったことを覚えている。
で・・・・
初めて食べたのに「蕁麻疹」が発症し、以後海老類は避けるようになった。

でも・・・・
現役時代に仲間と賞味した、
赤坂「海皇(ハイファン)」の車海老の踊り食いは美味しかったし、
上海蟹などは大好物の一つになったのである。
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