港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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アーティゾン美術館に行く

2021-01-24 15:51:52 | 絵画
昨日は久しぶりの外出でアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)の「琳派と印象派」展に行く。
結構混んでいた。入場者のほとんどが若い人で、コロナ対策で入場制限をしていたため30分ほど待たされて入場。
琳派は、17世紀初めの俵屋宗達、18世紀初めの尾形光琳らによって、日本の都であった京都の町人文化として生まれ、19世紀初めに酒井抱一や鈴木其一らによって、将軍お膝元の江戸(現在の東京)に引き継がれた、装飾的な美感を核として発展した都市の美術でした。
アーティゾン美術館所蔵の作品の他、国内の寺院、美術館、博物館から代表的な作品を加えた、国宝2点、重要文化財7点を含んでいる。
金箔を貼った素晴らしい屏風絵などが展示されていた。日本の美術文化の高さを改めて実感する。
一方、印象派は、19世紀後半のフランス・パリを中心に、マネやモネ、ドガやルノワール、セザンヌらによって、日常的な経験を通して受ける印象や市⺠生活の喜びを率直に表現する、新しく起こったヨーロッパの近代美術でした。
印象派の作品として、マネやモネ、ドガやルノワール、セザンヌの他、シニァック、ゴッホ、ゴーギャン、ピカソ、マティス、クレーなど美術館所蔵の作品が数多く展示されており、見ごたえのある展覧会であった。
日本の「琳派」が印象派に与えた影響の大きさを実感する。
また、特集コーナーで「青木繁、坂本繁二郎、古賀春江とその時代 久留米をめぐる画家たち」の展示も行っていた。
最初は久留米出身の石橋正二郎が久留米出身の画家を絵を展示するために、ブリジストン美術館を創設したとのこと。
それにしても、こんなに多くの世界の名画を収集し展示した石橋正二郎はすごい。



琳派の作品

ゴッホの作品

モネの作品

ルノアール

セザンヌ

マティス
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