港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区の情報、まちづくり情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

世界の街から69----オーストリア ウィーンその2

2012-10-29 17:20:43 | オーストリアの街から
・ウィーンところどころ
ウィーン郵便貯金局
 近代建築の父と言われるオットー・ワグナーの作品を一つは見ようと思い、郵便貯金局に行った。1906年の作で外観は、石材パネルを鋲で固定し、鋲を目立たせるデザインになっている。飾りがなく現代の建物を変わりがない。
 ホールの空間がすごい。アーチ型のガラス屋根からトップライトの光が入り、明るくドラマチックな内部空間になっている。アルミが多用されている。床も一部ガラスプロックが使われている。
ウィーン国立歌劇場
 ウィーンに行ったら国立歌劇場でオペラを見ようと何となく考えていた。全く知識がなく、ウィーンに着いてからどうしたらチケットが手に入るかホテルで聞いたらとっくに売り切れているよと言われた。運が良ければ、当日の昼劇場に行けば、チケットを売りにくる人がいるからその人から買いなさいと言われた。劇場に行ったらほんとにチケットを売りたいという人がいて半額で売るという、そのチケットが本物かどうか売り場で確かめた上、買うことにした。
 劇場の外観は重厚で歴史が感じられる。中に入ると、絨毯が敷かれていて内装もきらびやかであった。ほとんどの観客も目一杯正装しているので、我々二人は旅行着のような簡単な服装でちょっと恥ずかしかった。席に案内されてびっくり、バルコニー席の最前列という特等席であった。出し物はモーツアルトの魔笛であった。
 それぞれの歌い手は、よく通る声ですばらしかった。
あまり知識のない我々が見るのは申し訳ないと思っていたら、となりのバルコニー席は、やや品のないアメリカの家族連れであまり集中して見ていないようなので助かった。
 今考えると、歌劇場でオペラを見るためだけに、ツアーに申し込む人がいるので、ほんとに運がよかったと思う。
ウィーン市立公園
 環状道路に沿って作られて細長い公園で、花が植えられ手入れの行き届いた公園になっている。ヨハン・シュトラウスの像が建てられている。
ホイリゲ
 ウィーンの森にある屋外のガーデンで新酒のワインを飲ませる場所で、ウィーンの名物の一つとなっている。なかなかよい雰囲気で大勢の人で賑わっていた。比較的安く食べて飲むことができる。こんな場所が港区にもあったらよいのにと思う。

ウィーン郵便貯金局 外観

ウィーン郵便貯金局 内部

ウィーン国立歌劇場

ウィーン国立歌劇場

ウィーン市立公園の日時計

ヨハンシュトラウスの像

ホイリゲの入り口の看板

ホイリゲで飲み食べる場所
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