泉岳寺の歴史的文化財を守る会が署名２８５２８筆を港区に提出！

本会会員吉田朱音さんからの情報です。
以下の記事が東京新聞に掲載されました。
２８５２８筆とはよく集まりましたね。
港区は今後どう対応していくのか注視したいです。
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港区高輪の泉岳寺隣に民間業者が進めるマンション建設問題で、反対している地域住民や寺などがつくる「国指定史跡・泉岳寺の歴史的文化財を守る会」（西須好輝代表）は２８日、区に用地の買い取りなど景観保全対策を求めて２万８５２８筆の署名を提出した。　（鈴木久美子）
　署名は、「守る会」がマンション建設計画に反対を訴えて昨年夏から始めた。歌舞伎「忠臣蔵」の舞台としても知られる泉岳寺の歴史や文化、景観が建設により損なわれるという呼び掛けは、全国各地や海外四十カ国以上からも賛同を得て署名が集まった。この日は会のメンバーら八人が区役所を訪れ、新宮弘章区長室長に署名を手渡した。
　会の吉田朱音（あかね）さんは「法的に問題がないからといって建築も仕方なしとはできないと、行動を起こしてくれた一筆一筆。その思いを受け止め、行政として迅速な対応をしてほしい」と要望した。
　泉岳寺受処（うけしょ）主事の牟田賢明（けんみょう）さんは「観光客の方々は『ここにできてしまうのですか？』と心配しておられる。建築を阻止し景観を守るよう区長さんにぜひ考えていただきたい」と述べた。
　近隣住民らが昨年十一月、港区建築審査会に、マンションの建築確認は違法として取り消すよう求めた審査請求について、同審査会は先月、棄却した。住民らはあらためて、建築確認の取り消しを求めて四月、国土交通省に再審査請求を行った。