港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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高輪地区情報紙「みなとっぷ」43号が発行されました

2021-03-02 16:31:20 | 港区のできごとあれこれ
高輪地区情報紙「みなとっぷ」第43号が発行されました。
今年度はコロナ禍の影響で取材、会議等が難しいこともあり、3回発行が2回になりました。
今号は東日本大震災からちょうど10年ということで、防災をテーマにした号にしました。
表紙絵は、「まちを画廊に来て見展」の応募作品から選びました。白金丘学園の小学6年生の作品です。
初めてアクリル画に挑戦したとのこと。空と雲を複雑な色と形で巧みに表現した素晴らしい作品です。
小学6年生の作品とは思えません。将来が楽しみです。
2ページは白金一丁目東部北地区の1.7haの大きな再開発事業をとりあげました。
再開発事業の大きな目的は浸水に耐えられるまちづくりということで、防災が大きな動機になっています。
3ページの「この街にこの人あり」は、著名な作曲家で地域の防災活動に積極的に参加されている山崎一稔さんにインタビューしました。
明るく話が上手な方で、面白く聞き入ってしまい、後で記事をまとめるのに苦労しました。
特に、港区で多い集合住宅の防災の話はとても参考になりました。
集合住宅でも防災の課題は多々あるのですね。
4,5ページは昭和初期の白金の街の様子をまとめてみました。たまたま故醍醐哲太朗さんが作られた昭和初期の白金の地図を渡邉義信さんから見せられて、とても興味深く拝見しました。これは貴重な資料でぜひ「みなとっぷ」に掲載して残したいという気持ちからまとめてみました。
地図そのものは個人情報が多く含まれているので、掲載できませんでしたが、その中身をできるだけ伝えようとしました。
昭和初期の白金の街は今の全く違っていたのに改めて驚きます。
いろいろなお店があり、工場も多く、賑やかな下町情緒のある街だったのです。
白金地区は多くの再開発事業が計画されており、あの懐かしい下町情緒がなくなってしまうのはちょっと寂しい気をします。
渡邉さん、小林さんのお話はとても面白かったです。
6ページは伊関則子さんが30年会長を務められた「高輪女性防火の会」の活動を紹介しました。
昼間、火事や地震など大きな災害が起こると街にいるのは女性が多く、女性の防火の意識が鍵となります。
防火意識の向上をこつこつ30年取り組まれた「女性防火の会」の活動をまとめています。
また、「私だって地域の一員」では犬のエマちゃんをとりあげました。
二本足歩行が得意のエマちゃん、かわいくまとめられています。
7ページは近々起こると予想される首都直下地震と南海トラフ大地震に港区の住民も日頃から災害対する備えをしておかねばなりませんね。
そんな準備の仕方をまとめています。
以上詳しくは、情報紙手に取ってじっくりお読みください。

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