港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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保育所立地の反対運動について考える

2018-11-04 07:33:36 | 港区のできごとあれこれ
港区の一部の地域で保育所立地の反対運動があるようだ。保育所ができると、うるさくなるとか住宅地の雰囲気が悪くなるとがその理由とか。我が町会は200世帯の小さな町会であるが、100人収容、70人収容の保育所が2ヶ所あり、さらに幼児や子どもが出入りする子ども中高生プラザがある。
子どもが多く見られる地域であるが、今のところうるさいとか雰囲気が悪くなると感じたことは一度もない。私の知る限りトラブルもない。子どもの姿が見えるのはむしろ活気があり、楽しいと思う。
100人収容の保育所の計画が示された時、やはり一部の人から反対の意見もでた。その時の高輪地区総合支所の管理課長の方は、本当に誠実な方で近隣との話し合い、住民との話し合いに献身的に努力された。また、近隣の方も忙しい中、きちんと会合に出席して、理解を示していただいた。
その後も、子ども中高生プラザや保育所の管理施設と地域との会合は続けられている。何か問題があれば話し合う体制はできている。わたしもできるだけその会合に出席するようにしている。
地域の任意団体「みなトーク会」は子ども中高生プラザや保育所で子どもたちに絵本の読み聞かせを定期的に行って喜ばれている。別の任意団体「高輪地区CCクラブ」も保育所の子どもたちに、クリスマスにはサンタの衣装でプレゼントをあげたりして喜ばれている。地域全体で次世代を担う子どもたちを育てている保育所を応援しているようになっている。
また、子ども中高生プラザの職員の方々は町会主催の桜まつりの時、ブースをだしたり、音響設備を引き受けてくれたり、逆にいろいろ応援していただいている。
地域住民と子どもの施設との連携がさらに、街の魅力を高めるのではないかと私は思う。
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