今日は、この街にいます。

昨日の街は、懐かしい記憶になった。そして・・

568 勿来(福島県)吹く風は寒々として勿来関

2014-04-13 14:06:44 | 山形・福島
「なこそ」という言葉を耳にすれば、誰もが「関」と続けるだろう。そして「吹く風を勿来の関と思へども・・」と、源義家の歌を口ずさむ人もいるかもしれない。それほど人口に膾炙しているにもかかわらず、関の実体は茫漠として、いまだ歴史の焦点が定まっていないらしい。ひょっとしたら古代の都人が、遠い異境を歌意に含ませるために、共有言語として仕立て上げた歌枕なのかもしれない。吹く風の如く、目には見えない地・・。 . . . 本文を読む
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