今日は、この街にいます。

昨日の街は、懐かしい記憶になった。そして・・

203 起(愛知県)・・・宿場にて絵筆を握る人想う

2009-04-04 22:04:24 | 岐阜・愛知・三重
三岸節子という画家がいなければ、私が起(おこし)という地名を知ることも、ましてや実際に訪ねてみることも無かったろう。起は愛知県北西部にあって、岐阜との県境を流れる木曽川左岸の集落だ。江戸時代、東海道・宮宿と中山道・垂井宿を結ぶ脇往還・美濃路が開設され、起宿が起こった。明治38年、三岸節子(旧姓・吉田節)はこの土地の名家で毛織物業者の4女に生まれた。生家跡には今、一宮市三岸節子記念美術館が建つ。 . . . 本文を読む
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202 一宮(愛知県)・・・ファッションをお宮参りでクリエイト

2009-04-04 14:15:09 | 岐阜・愛知・三重
冒頭に掲げる写真は、筆者にとってその旅での「この街の1枚」である。その街を初めて(あるいは久しぶりに)訪ね、ぶらぶらと歩きながら感じた街の雰囲気を、最も端的に表現できたと考えるカットを選んでいるつもりだ。しかしそれは、あくまでも私という他国者が、短期間に体験した勝手な感想であって、土地の方々にとっては「とんでもない勘違い」かもしれない。さしずめ一宮の寂しい1枚は、そんなお叱りを受けそうである。 . . . 本文を読む
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