日々適当

hibitekitou

iPhone 6 とApple Watch

iPhone |2014-09-12
発表された二つのカテゴリの新製品。iPhone 6とApple Watch。
iPhone 6についてはさまざまなリークがされていたその通りのもので、驚く部分はほとんどないといっていいかもしれません。と言いつつその辺のリーク情報のほとんどに目を通していなかったのですけどね。それでもそれほど驚く部分は無かったかな。順当な進化といっていいでしょう。
デザイン面ではおおむね悪くないと思っています。ただ、個人的には側面から裏面にかけてのアクセントとなっているラインが気に入りません。



無くていいんじゃね?って思ったりしますけど、まぁ実物を見るまで最終的な評価は保留ですな。実物を見る前の現段階では、そのラインがあまり目立たないシルバーかスペースグレイを選びそうです。

一番目立つiPhone 6の注目点は画面サイズが2種類になったとこだと思います。iPhone 6 Plusが5.5インチで1920x1080。そして無印iPhone 6は4.7インチで1334x750。大きさを想像する時、Plusは1万円札を思い浮かべればいいそうです。こっちについては、個人的には既にiPad miniも持っているし、持ち歩きの事を考えると、あまり選択肢にはならないかなと現時点では思っています。一方の無印iPhone 6ですけど、こっちはiPhone 5と比較して幅で8.4mm、長さで14.3mm大きくなっています。さて、困りました。
私、iPhone 5とGRを持ち歩くためにPORTER TANKER ポーチを使っております。こちら大きく二つの収納がありまして、大きいほうにはGRを、小さいというか薄いほうにはiPhoneを入れるのが定番となっております。そして、その収納部がiPhone 5にぴったりなんですな。もう少し詳しくいえば、長さはぴったりで幅に余裕がある。だからするっと入れられて、フタを閉めればしっかりと固定される。ぴったりって事は、それより1.5cm弱も長いiPhone 6を入れることが出来ないわけです。これは困りました。このポーチが見つかるまでずいぶんと時間がかかったし、それなりのコストはかかっているし。また新たなものを探すのはもったいないし面倒くさいしです。これがために、しばらくiPhone 6 を見送ろうかと思っている自分がおります。

…それはともかく、iPhone 6の売りの一つはカメラでしょうか。例によって画素数の数字に特質するところはありませんけど、光学手ブレ補正、1080p60の動画撮影、720pで240fpsのハイスピードのサポートとなかなかにそそられる内容を持っていたりします(光学手ブレ補正はPlusのみすか)。それでもGRを持ち歩くことをやめるという選択にはおそらくならないので、やはりポーチ問題は大きいですな。うーん、どうしよう…
iPhone 5を発売直後ぐらいに買っているので、新しいのにするのには良いタイミングなのですけど…

Watchです。ちなみにマークはかわせみでは「あっぷる」で選択肢に出てきました。PRIVATE USE AREA-F8FF となっているので正式なUnicodeに定義された文字じゃなさそうで、Windows環境じゃちゃんと表示されていないかもしれない…
この時計がApple Watchって名前になると予想していた人はいるのでしょうか。

個人的に驚いたのはそのバリエーションの豊富さです。
もっともニュートラルな使われ方を想定したステンレススチールのもの。
スポーツ用途を視野に入れた軽量・強靭ってコンセプトのアルミニウムのもの。
高級感を演出した18Kのもの。
それぞれに2サイズ用意されておりますね。大きくメンズ・レディースって区分けなのでしょう。ちなみに僕が今している腕時計は長辺が40mm程のようです。ただし、それはバンドを固定する部分も含んでの大きさだから、サイズ感的には縦38mmという小さいほうのApple Watchに近いと想像されます。つまりは大きい方(長辺42mm)は相当大きく感じる可能性があるなぁってことで…。いろんなところでいわれていると思いますが、ずいぶんと分厚いデザインですから、その大きさをより感じやすいんじゃないでしょうか。まぁ、想像なので実物みたら印象が全然違うってのは大いにありえましょうが。

次に驚いたのがバンド部分です。その作りにもバリエーションがあり、それぞれが非常に簡単に取り扱えるように工夫されている様子が感じられます。Apple Watchのムービー Reveal で表現されるバンドのつけ心地を想像させる柔らかな動きの印象もあり、非常に快適に腕になじむんじゃないかって気がしちゃいますね。このムービーはどこが作ってんだろ?



結果として、本体とバンドの組み合わせででき上がるバリエーションは相当なものです。手首という目立つところにつけるアクセサリーですから、みんなと同じになる可能性が高いものだと選ばれないという懸念があるんでしょうか。でも選べない僕のような人には困ったもんだという気もします(^^;

それ以外の部分は、実はあまりピンと来ていなかったりします。
この小さな画面からメッセージ・メールを送れたり、地図を見れたりしてもなぁ…というのが正直なところでして。ましてDigital Touch機能によるコミュニケーションってのにもますますピンと来ません。
とはいえ、時計としての機能は豊富であり、そこに疑いを持つことはありませんし、ヘルス系の機能も期待できるでしょう。このピンとくる部分は機能だけでいえばもしかしたらスマートウォッチに区分される既存の製品と何が違うの?って気分にもなりますが、そこはAppleがどのような体験を用意しているのか、楽しみに今後の様子をみていきたい思います。

というわけで、これは買うか買わないかで言えば、個人的には、どちらかといえば買うことは無いだろうって商品なんですけどね。年が明けてリリースされた時、買う気になるような店頭での体験やアーリーアダプターの方々の前向きな意見を見たいものでございます。

それにしても、この発表を見るために、ストリーミングでの配信を利用したわけですが、iPhoneの発表部分あたりまでは本当に通信状態が悪かったです。せっかく繋がったかと思えば、なぜか中国語?な同時通訳な音声も混じっていたり。Apple Watchあたりになったらずいぶんと安定してきたけど、内容とは別のところで、実にストレスがたまる発表会となりました。
前回以前のストリーミングの品質が素晴らしかっただけに残念なことです。今回の発表のアクセスが過去に例がないくらい激しかったってことなんすかねぇ…。
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RetinaDisplayがデフォな時代

mac |2014-09-11


Retina Displayがデフォルトにならないと辛そうな未来がきそうだ。

ゆえにデルのUltrasharp 27 Ultra HD 5K [Engadget Japanese] には期待しているし、おそらくAppleからも同解像度のThunderbolt DisplayやiMacが出てくるのではとの予感がある。
ぶっちゃけ、iPhoneの新型やApple Watchよりもそっちやそれを使える新Macの登場にこそ期待しているのだが…
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OS移行で苦労した話

mac |2014-09-09

HDDのあるパーティションがいっぱいになりまして、だからHDDを新しいものに変更しようと思いました。ただ、そのパーティションが入っているドライブは、システムが入っているパーティションも含まれており、故にシステムドライブごと交換となったわけです。

考えた作戦は

  1. USBのHDDクレードルに新しいHDDを搭載。システム領域とデータ領域にパーティションを分割
  2. 旧HDDのデータ領域のデータを新HDDのデータ領域にコピー
  3. 旧HDDのリカバリ領域から起動しディスクユーティリティを立ち上げる
  4. 旧HDDのシステム領域を新HDDのシステム領域に復元

というもの。これで楽勝だと思っていたんですけどね。実はこの方法、旧HDDを構築した時にも使った方法なんです。つまり、旧HDDのシステム領域は、さらに古いシステムから復元されたものであり、OSを新規インストールして作られたものじゃないんですよ。だから、リカバリ領域がありませんでした。ということで、リカバリ領域前提のこの作戦は不発に終わります。

そうすると考えられる手段としては、別のドライブから起動してやって、その上で復元ってことになるのかなと思うわけですが、別のドライブを作るのは面倒だし、単純にそれをやると、やっぱりリカバリ領域の無いドライブがまたでき上がってしまうわけです。
一旦、新HDDにOSをインストールして、その上で、別ドライブから起動して復元って手もありますな。しかしそれは2ヶ所にOSをインストールするというさらに面倒なことになるわけで…。
ってことで、腹を括りました。ここまで面倒なことになるのなら、いっそOSを新規インストールしちゃいましょうというわけです。

今考えると、これはちょっとアホな選択だったように思います。

OSの新規インストールは、HDDクレードルにささった新HDDに対して行えばいいはずなんですが、なぜか、このHDDクレードルからのOSの起動に失敗します。インストールプロセスにおいて、新HDDから起動して後の内容を行えないという事になります。

けれども、幸いにも使っているのは旧Mac Pro。HDDを4発積めます。ってことで、新HDDを内蔵させた上でOSのインストールをはじめちゃったんですよ。…まぁインストールはいいんです。リカバリ領域を作る事がそれで出来るのだから。でも、最後までインストールプロセスを実行する必要はありませんでした。
インストールが終わった時点で一旦Macを終了させて、リカバリ領域から起動しなおし、その上でインストールされたシステム領域を初期化、復元してやれば良かったはずです。

でもそんな手順は全く思い浮かばず、通常のインストールプロセス、つまり移行アシスタントを利用しての環境の復元をしちゃいました…(アプリの移行はやらなかった)。その結果、完了後、アプリのインストール祭を行わねばならなくなり、結果、ずいぶんと時間を費やすこととなります。環境丸ごとの復元だと寝ている間に終わるけど、インストール祭はMacの前に座ってやらないといけませんからね。

もうちょっと良く考えて作業を行うべきでしたな。
あるいは、ブート可能な外付けドライブをトラブルに備えて用意しておくべきでした(2.5インチHDDも余ってるし…)。反省です。Yosemite登場後は、そんな用意をしておこうと思っている今日この頃です。(この決意が実行されるといいけど、やらなそう(^^;)

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プロジェクションマッピング

cg |2014-09-04
プロジェクションマッピング。もはや当たり前になった技術ですけど(自分ではやったことがないので、具体的にどうやるかまではよく分かってないのですけど)、それでもすごいものはすごいわけです。

そんなすごいものの一つが今年のシーグラフのコンピュータアニメーションフェスティバルにて最優秀賞を取得したBox。

Box on Vimeo

こちら↓、メイキング。

Box Process on Vimeo

カメラと板がロボットにより制御されているのが分かります。
すげぇってもんですよ。これ見るとCGの制作にはCINEMA 4DとMayaが使われていたようですね。
このロボットアームによるモーションコントロールは、Gravityの撮影に使われたものと同じものすかね?

例えば2:58あたり


とかなんとか、突然プロジェクションマッピングの話をしたのは、

【革命】自分のケツにプロジェクションマッピングしてみた

という記事にいたく感動したからでございます。
いやまぁ、もちろん、最初に紹介したBoxの方が数段すげぇし素晴らしいとは思うんですけど、発想という意味ではあるいはためをはっているんじゃなかとかw

是非ともご覧になって後悔していただきたいなと思う次第でございます。
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