日々適当

hibitekitou

OS移行で苦労した話

mac |2014-09-09

HDDのあるパーティションがいっぱいになりまして、だからHDDを新しいものに変更しようと思いました。ただ、そのパーティションが入っているドライブは、システムが入っているパーティションも含まれており、故にシステムドライブごと交換となったわけです。

考えた作戦は

  1. USBのHDDクレードルに新しいHDDを搭載。システム領域とデータ領域にパーティションを分割
  2. 旧HDDのデータ領域のデータを新HDDのデータ領域にコピー
  3. 旧HDDのリカバリ領域から起動しディスクユーティリティを立ち上げる
  4. 旧HDDのシステム領域を新HDDのシステム領域に復元

というもの。これで楽勝だと思っていたんですけどね。実はこの方法、旧HDDを構築した時にも使った方法なんです。つまり、旧HDDのシステム領域は、さらに古いシステムから復元されたものであり、OSを新規インストールして作られたものじゃないんですよ。だから、リカバリ領域がありませんでした。ということで、リカバリ領域前提のこの作戦は不発に終わります。

そうすると考えられる手段としては、別のドライブから起動してやって、その上で復元ってことになるのかなと思うわけですが、別のドライブを作るのは面倒だし、単純にそれをやると、やっぱりリカバリ領域の無いドライブがまたでき上がってしまうわけです。
一旦、新HDDにOSをインストールして、その上で、別ドライブから起動して復元って手もありますな。しかしそれは2ヶ所にOSをインストールするというさらに面倒なことになるわけで…。
ってことで、腹を括りました。ここまで面倒なことになるのなら、いっそOSを新規インストールしちゃいましょうというわけです。

今考えると、これはちょっとアホな選択だったように思います。

OSの新規インストールは、HDDクレードルにささった新HDDに対して行えばいいはずなんですが、なぜか、このHDDクレードルからのOSの起動に失敗します。インストールプロセスにおいて、新HDDから起動して後の内容を行えないという事になります。

けれども、幸いにも使っているのは旧Mac Pro。HDDを4発積めます。ってことで、新HDDを内蔵させた上でOSのインストールをはじめちゃったんですよ。…まぁインストールはいいんです。リカバリ領域を作る事がそれで出来るのだから。でも、最後までインストールプロセスを実行する必要はありませんでした。
インストールが終わった時点で一旦Macを終了させて、リカバリ領域から起動しなおし、その上でインストールされたシステム領域を初期化、復元してやれば良かったはずです。

でもそんな手順は全く思い浮かばず、通常のインストールプロセス、つまり移行アシスタントを利用しての環境の復元をしちゃいました…(アプリの移行はやらなかった)。その結果、完了後、アプリのインストール祭を行わねばならなくなり、結果、ずいぶんと時間を費やすこととなります。環境丸ごとの復元だと寝ている間に終わるけど、インストール祭はMacの前に座ってやらないといけませんからね。

もうちょっと良く考えて作業を行うべきでしたな。
あるいは、ブート可能な外付けドライブをトラブルに備えて用意しておくべきでした(2.5インチHDDも余ってるし…)。反省です。Yosemite登場後は、そんな用意をしておこうと思っている今日この頃です。(この決意が実行されるといいけど、やらなそう(^^;)

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