日々適当

hibitekitou

Photoshop CC 2014

mac |2014-06-19
メジャーアップデートらしいですよ、Adobe Cloudの。で、Photoshop CC の後継は Photoshop CC 2014 となるそうです。つまりは別アプリケーション扱いで、それはすべてのAdobe CCアプリがそうみたいだから、うっかりアップデートしちゃって共同作業している人とバージョンがそろわなかったりするという悲劇は回避される模様です。

さっそくPhotoshop CC 2014を入れましたら、ちょっと動きが良くなっていると感じたので、何かベンチマークはないかなとネットをあさったところ Photoshop CC Benchmark [senra] とかいう素敵スクリプトを配布している所があったので、そこのスクリプトを試させてもらいました。
結構時間のかかるベンチマークです。その動作中アクティビティモニタを眺めていると、ほとんどの処理は100%未満から200%ほどのCPU使用率だったものの、最大740%の負荷がかかる処理もありました(4コアマシンなので最大800%)。
それにしても、このようなスクリプトを書く人たちはすごいですなぁ。

結果は、

Photoshop CC 2014 ( 15.0.0 )
Layer : 1.409
Transform: 17.3645
Path: 2.28325
Drawing: 9.6845
Filter: 69.763
3D: 161.611

Photoshop CC ( 14.2.1 )
Layer : 1.432
Transform: 17.2845
Path: 2.29275
Drawing: 9.1675
Filter: 70.395
3D: 162.82


たぶん、数字が小さいほど高速ってことなんで、概して、今回の新バージョンの方が良い結果を出しているようです。
なお、最終的に、このスクリプトのダウンロードサイトにあるようなグラフが出力されてきますけど、それが作者の意図通りに描画されていないのはたぶんMac版だからでしょうね。

なお、Adobe サイトではバージョンごとの機能の比較表が掲載されています。例えばPhotoshopだと

Photoshopバージョン比較・履歴 Photoshop CC [Adobe]

こちらになります。この中でCS6以前と比べてCCで便利そうなのはどれかなぁ。
フォントの検索ってのは、フォントが決まっているなら非常に便利だと思います。無駄に大量にフォントがインストールされた環境で、目的のフォントを探し出すのが一苦労というのも、すぐに絞り込む事が出来る。Camera Raw をPhotsohopのフィルタとして呼び出せるのもなにげに良いですね。
あとは画像解析系の処理(解析を行った上で結果を返すフィルタ類。コンテンツに応じた~とか、手ブレ補正とか)が強化されているので、場合によってはよいでしょう。地味に良くなってきているので、そろそろCS6以前で止まっている所もCCに上げても、かもなぁと思いつつ、けれどもやっぱりコストがかかるんで、安易に移行しろとは言えないのがつらいところ。
幸い、Creative Cloud フォトグラフィプラン [Adobe] っていうのが正式に始まったから、Photoshop(とLightroom)だけが必要なら月額980円で行けるんだけど、業界的には多くの場合、IllustratorとAfterEffectsが必須だからね。ホント、その三本だけで月額価格をフルパッケージより抑えた価格で提供してくれたらうれしいんだけど…
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