日々適当

hibitekitou

MPEG Streamclip にて iPod 向け動画の作成

mac |2005-11-12
ヨドバシとかAmazonとかで手に入れにくい状態みたいだから期待しないでいってみたけど、HMVでエウレカのサントラ無事ゲットできたよ。ってことで、Amazonで入れた注文はキャンセルしました。
エウレカのサントラ楽曲は明日にはiPodに格納されるでしょう。聞きごたえありますぜ。

そのiPodにビデオを転送する時、どうやってそのムービーを作るかの手段の一つにMPEG Streamclipってのが選択肢に上がってきたのは先日書いた通りだけど、具体的手順なんかを書いてみます。

MPEG Streamclipを起動させたらまずはバッチリストを表示させます。

バッチリスト


んで、開いたリストのウィンドウに変換したいムービーファイルをFinderからドラッグ&ドロップで投げ込みます。

D&D


そうすっと、どんな風に変換を行なうか聞いてくるので、MPEG4を選択します。

Select MPEG4


OKすると、書き出すファイルの保存場所を聞いてきます。場所を指定してやりましょう。その後、どんな変換を行なうか、細かいパラーメータ設定を行なう画面が出ます。

iPodボタンを押した結果


この画面で取りあえず右上の「iPod」ボタンを押すことで、iPodに読み込めるムービーの値になってくれます。設定を終えたら右下の「To Batch」ボタンを押すことで、バッチリストにこの変換のタスクが登録されます。

後は必要なだけこの作業を繰り返し、最後にバッチリストウィンドウ右下のGOボタンを押すことで、複数ムービーの変換が始まります(同じ設定でいい場合は、複数ムービーをまとめて放り込んでOKです)。



適当に時を潰してでき上がるのをひたすら待ちます。ちなみに、1分2秒のMPEG2ムービーの変換に1分55秒程度かかりました(iMac G5/2GHz)

作業自体はとってもシンプルだと思います。でも、パラメータを変更も可能というのがこのソフトのいいところだし、バッチ処理に別の処理を混ぜてもかまわないのは寝ている時に作業を行なわせる時、とっても都合がいいです(うちの場合、RD-X5で取ったムービー(vobファイル)を音声がMP2のMPEG2ムービーに変換するって作業もこのソフトで行なっていますから)。

しかして、デフォルト設定だと、若干画質が劣るようです。以下の画像はiPodでは読み込めないけど、2-Passで変換を行ったものと、デフォルト設定のものの比較なんですが、どちらがデフォルトが一目瞭然なぐらい違いが分かるかと思います。追記:読み込めなかったのは単純にビットレートの問題と思われます。

左が2-Passのもの


この画質をあげてやるにはというと、音声のビットレートを下げる(相対的に映像のビットレートを上げられます)、Limit Data Rate の値をギリギリまであげてやる、なんてことが考えられるでしょう。
ってことで、以下の部分に変更を加えてみました。

設定変更


音声ビットレートを下げ、better downscaling ってところにチェックを入れてみただけです。結果、どっちかというと映像のビットレートが上がったせいだろうけど、輪郭を失うって状況が若干減ったように感じられます。
とりあえず、ビットレートが肝心、なのかなぁ…
ちなみに以下はこのムービーにおいてもっとも荒れたと感じられた部分です。フレームで抽出しているので、コマとしてみた場合、重複しています。



追記
画質向上を図るには、素直に2passにするがよさそうです。

追記
ちなみに、とりあえずいきついたMPEG Streamclipに置ける自分的iPod向けのパラメータは

iPodボタンを押した後、
Quarlity: 必要なら触ってみる。
2-Passにチェック。
Soundは128kbpsに。
Frame Blending と Better Downscaling 、Deinterlace Video にチェック。
Limit Data Rate は512kbps 以下に。

といった感じになっています。これでiPodに送れない場合、Limit Data Rateの値を下げて再チャレンジしております。

そんな意味では iSquint で変換をかけたほうが楽です。
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