日々適当

hibitekitou

ちょっとたがが外れた

mac |2012-10-21
最近、PCパーツについてちょろっとたがが外れてしまい、HDDとメモリを購入したりしちゃいました。
購入したHDDは WESTERN DIGITAL WD30EZRX [3TB SATA600] [価格.com]。プラッターが1TBのタイプのHDDです。中味が空の状態で速度はこんな感じ。



んで、こいつを今まで刺さっていたと交換するんですけど、そうするとそこから新しいのにファイルをコピーしてやらねばなりません。Mac Proに刺さっている4発のうち2発を交換するわけですが、古い方2発を外して新しい2発に差し替え、USBやFiewire経由で古いのから新しい方にファイルをコピーでもいいんですけど、なにぶん容量が多いもので時間がかかることが不安です。ってことで、交換する2つのベイのうち、片方は古いまま、もう片方は新しいのをさして、内蔵のsATA経由で直接ファイルをコピーしてやりました。古いの一発終わったら、もう一発の古いのに交換してまた新しいのにコピーというやりくりを行っております。
ただ、いかんせんファイルの総量が2TB越えるものでコピーに時間がかかる。
上のベンチマークの画像通りの速度が出たとしても2TBだと4時間以上かかる勘定です。細かいファイルもあるし、古い方のHDDの速度にも引っ張られるから当然そんな速度は出ないわけで、非常に時間がかかりました。

この速度の問題はけっこうしゃれにならなくて、特に映像を扱う分野だと最近のストレージ容量の巨大化により、零細な所でも数テラ、十数テラとか平気で入れられる時代になっていますが、その中に入っている業務上大切なデータのバックアップをどうするかというと非常に悩ましい事になります。特にMac環境だとね。なぜなら映像分野で主役のMac ProにはThunderboltもUSB 3.0もついていないから。まぁ後者なら拡張カードを取り付けて何とか対応できるけど。
ただ、USB 3.0にしても実効速度は400MB/s程度のようですし、RAIDケースの実測ではそこまで出ないんじゃないですかね。仮にその速度が出たとして 12TB(これぐらいは普通に買える時代ですから) のバックアップをとろうと思ったら9時間弱。実際はもっとかかるでしょうから、とても一晩じゃ終わらない。
やはり少しでも高速なドライブとそれを接続可能な環境の登場が求められるわけです。
その一つがThunderboltですけど(PROMISE Pegasus R6 は RAID 5で連続したデータなら 500MB/s以上の速度が出る)、それでもHDDベースだとこの程度といえばそうなんですよね(それでもこのお値段でこの速度と容量を実現しているのは画期的)。まぁしかし、せめてPROMISE Pegasus R6を2台体制にして、必要に応じてメインをサブにバックアップとかしたいものですが、問題はそれしようとするとMacだとMac miniになっちゃうことなんですなぁ。まぁMac miniでもいいんですけど、負荷がかかり続ける場合、故障が心配ではあります。
今度のWindows 8搭載機の登場にあわせて、Thunderbolt搭載のPCの数も増えそうですから、サーバー側はそっちで組むとかいう時代になるかもしれない(でもMacがクライアントだとSMB接続は嫌だしねぇ)。Mac Proぉぉぉ…

ところでメモリですけど、今どきメモリなんて16GB(8GB x 2)でも6000円で買えちゃう時代だし、つまり32GBでも1.5万円切っちゃうんですけど、あいにく搭載するマシンはMac ProなものでECC対応じゃないといけないんですな。そうすると値段が跳ね上がって32GBで3万円となりました。それでもすごく安いと思うのですけど、下を見ると貧乏人はちょっとシュンとしてしまうのです。
ただ、その効果は絶大で、まだファイルのコピーとか環境構築の関係上、本格運用はしていないのですけど、メモリが12GB確保されていても、メモリ全体ではスッカスカというのが気持ちが良いですよ。



これで、今まで困難だった、FCPXを裏で立ち上げている所にParallelsでWindows起動とか、AE起動とか、3DCGアプリ起動とかいけちゃいます。そうした時、メモリはどれぐらいうまるかなぁー。

こうしてここ一ヶ月たがが外れてしまったので、今後意識して自粛しないとです。今週登場のPentaxのレンズ周りのはちょっとお預けですよ。

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