日々適当

hibitekitou

BlenderのSmokeってどうなん?

cg |2012-12-16


ちょっとBlenderのSmokeを試してみたんですよ。いい感じですよね。しかもこのレベルならレンダリングも軽い。
Blender上でSmokeは、FlowってもととDomainってもの、2つ用意するようです。Flowはエミッタって認識でいいんですかね。Domainはその内側で煙の動きやら質感が設定されまする。
良い質感出ていると思うんで、SIのICEでつけた動きに対してこの質感がついたらいいんじゃね、って思うわけです。

SoftimageからBlenderへのPointCloudの情報を渡すのは、Twitterで教えてもらったスクリプトのおかげで簡単に行きました。

RealFlow .bin Importer for Blender 2.6

RealFlowのbinファイルを経由してひきわたすわけっすね。SoftimageはNextLimitが公式に配布しているプラグインを使います。





余談ながらBlenderのスクリプトはメニューのインポートに項目が現れるのかと思いきや3D ViewのTool Shelf(ウインドウ左側のパネル)にその項目が出てきておりました。SoftimageはToolbarにRealFlowのものが現れます。

しかして、この一番上のムービーと同じ方法でSmokeを適用すると、やぁ、この表現は違いますね。
ポイントクラウドのパーティクル一つ一つがエミットポジションとなる感じみたいなんで、つまり、空間の途中からぽこぽことSmokeが発生しやがることになります。追記した内容のように、空間の途中からぽこぽこ発生はする物の、発生時に透明になるようにしておけばよい話ですな。



むーん。この方法は違いますな。

やはり、SI上でFluid Shaderの正式リリースを待たねば、でしょうかね?

<追記>


もうちょっと触ってみて、ちょっと行けそうだよって感触を持ちました。
まず空間の途中からぽこぽこ発生する問題。これはDensityを触っているVoxel Dataのテクスチャにおいて、ColorのRampをオンにし、Posが0の位置を透明にすれば良さそうです。この結果、たぶん、発生時には透明で、徐々に不透明になっていく事で、ぽこぽこした印象が無くなります。
そして、煙がどんどん情報に登っていっちゃう事への対処はDomaiのTemp. Diff.の値を触れば良さげ。



このパラメータは温度差という意味らしく、temperature differenceの略なわけっすね。この値が大きいと早く登っていったり落ちていったりするようです。登るか落ちるかはこの値の符号で決定されるみたいです。

ホントは、Particleのエミッタと同じ所から煙が発生して、Particleの動きをトレースする形で煙が移動してくれるのが一番なんですけど、まだそんな事が出来るのかは分かりません。
</追記>
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