日々適当

hibitekitou

起源

etc |2006-02-16
秋葉原をホームとしている人は(おそらく)その言葉を口に出して絶叫することは無いであろう単語「萌え」ですが、その起源はいったいいつごろになるのだろう、と思った時、僕の場合、はじめて聞いたのがたぶん94年ごろであったのではないか、と記憶しているので、少なくともそれ以前になるんじゃないか、って思っておりました。

しかして、萌えとパソコン通信 [東京(仮)] にて、パソコン通信って視点でその単語の使用用途として現在認知されている「萌え」の起源を分析しておりました。
「萌え」といえばパソ通から生まれた用語と言われています。アニメやゲーム関係の話題の時に、キャラクターに対して「燃える」という表現を使っていたのが「萌える」と誤変換し、そちらが広まった、というもの。ワタシもそう思っています。でもそれはいつの事なんでしょう。
同じ趣味を持つ連中が全国から集まり日々お話する。インターネットが普通になった現在では当たり前に行われていることですけど、そんな状況になったのってつい最近であり、10年以上前においてはパソコン通信で一部の人々によりそれが行われていたのは周知の事実であろうと思います。
考えてみれば、僕にはじめて「燃える」じゃなくて「萌える」という使い方を教えてくれた人はニフティに出入りしていました。当時当たり前に使われていた「燃える」という言葉をこんな風に書いているのを見かけたよ、って、雑談の中でそんな話が出てきたんだと思います。この人がその単語を使っているところにたまたま出入りしていたのか、それとも当時、パソコン通信全体で一気に広まった結果、この人の目に留まったのか、それは分かりません。後者だとした当時既に広く(あくまでもパソコン通信って世界でのみだけどね)使われていたって事で、起源はそれ以前となり、すなわち、10年の時を経て広く一般に認知されるようになったんだなぁ、とか今更な感慨を持ったりしました。

んで、こう一般的な単語として認知された現在、どっかの研究者が本気でその起源を調べたりしませんかね? 過去のあらゆるパソコン通信のログを調べ、おたく系雑誌を読みあさり、当時それら単語を使ったところに出入りしていた人の話を聞き、って作業を行ない、ただ一点、「萌え」の起源を探る、っての。
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