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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



本丸庭園を横断して1894年移築した本丸玄関の前に出て、その西にある石垣だけの門から西橋を通って内堀を渡る。



内堀と外堀で囲まれたゾーンには米倉があり、さらに北に歩くと西門の表示があったが柵があって近寄れなかった。

そのまま内堀の外を東に向かって歩くと北中仕切門、その直ぐそばに自然岩を7つ配した加茂7石と表示のある石庭がある。



さらに東に歩くと、通常は拝観できない茶室「和楽庵」で抹茶と菓子を700円でサービスして貰えると看板があったので立ち寄ってみた。



緋毛氈を敷いた「和楽庵」で清流園の庭を眺めながら、他に客がいなかったのでゆっくりと抹茶と栗きんとんを頂き至福のひとときを過ごす。



和楽庵がある総面積1万6500㎡の庭園清流園は、江戸時代には城を守っていた城番武士の宿舎がった場所に、明治になってから豪商角倉了以の屋敷の一部と庭石800個を移して苑地としたらしい。



清流園の北にある北大手門を左に見て南に曲がって倉庫の前から唐門の前に戻り、いよいよ二の丸御殿車寄せから御殿に入る。



二の丸御殿は建物面積3,300㎡、部屋数33、畳は800畳もあり、車寄せに続いて遠侍、式台、大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の6棟が東西から南北にかけて雁行に立ち並んでいる。



中は撮影禁止と表示があったので、写真は撮らなかったが三脚やストロボ無しでの撮影は是非認めて貰いたいものである。

以前、美術の教科書にある世界の名画が多数展示されているニューヨークのメトロポリタン美術館を訪問したとき、ストロボ発光無しであれば写真撮影は自由であった。

世界中からの観光客を受け入れるのであれば、旅行の記念としての御殿内部の写真撮影を許可すべきで、それがグローバルスタンダードであろう。


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