野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



遠征先で近くから見たトウネンが頸を傾けて上空を見上げ何か警戒しています

やや遠くにいたタカブシギも頸を傾けて上空を警戒

上空を見ると、体下面が白褐色(バフ色)の猛禽類が飛行中

翼先と翼角に暗色部があるのでノスリ(全長オス52~メス56cm)です。図鑑(日本の野鳥590・平凡社)には<主にげっ歯類などの小動物を捕食>とあるので小型のシギを襲うことは無いのかも

ノスリはMF(マイフィールド)でも偶に見ることがあり、比較的近い枝から飛び出す姿を撮影したこともあります(以下はそのときのもの)

上記図鑑によれば<留鳥として北海道、本州中部以北などの亜高山帯で繁殖、冬は沖縄を除く各地で越冬する>・・・亜高山帯から下りてきた直後か

上記図鑑の分布図には<ユーラシア大陸中部で繁殖、ヨーロッパで留鳥、アフリカ大陸東部、インド、東南アジアなどで越冬>とあり、アメリカ大陸、オーストラリアには分布していません

ヨーロッパの図鑑(注)には<ノスリの全長は48~56cm、翼開長は110~130cm ヨーロッパでもっとも数が多い猛禽類 >

<主にハタネズミを食べるが、鳥、ウサギ、爬虫類、両生類、昆虫、ミミズも食べる>どうやら鳥も襲って食べるようなのでシギ達が警戒する理由が判りました

注:英国とヨーロッパの野鳥図鑑:the most complete guide to the birds of britain and europe by collins bird guide 



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昨日トウネンの尾羽を紹介しましたので、よく似たオジロトウネンを追いかけて尾羽の撮影に挑戦してみました

ストロークアップ時の翼を横から・・・風切の後端部、下初列大雨覆、下初列中雨覆、下小雨覆が黒褐色、その他の部分は白と淡褐色

飛ぶと黄色の足が良く目立ち、体を傾けると尾羽が見え始めます

尾羽の先端部に淡灰色部が見えますが、もっと広がらないと良く判りません

画面の下に来てしまいましたが広がった尾羽の下面は、やはりオジロ(尾白)

尾羽の両側は白色ですが上面の中央は淡褐色ですね・・・近くを猛スピードで飛ぶので画面の中央に来ない

画面の左端で捉えたオジロトウネンの尾羽上面・・・白いのは両側の3枚(計6枚)でその内側は淡褐色、尾羽中央は濃褐色

ちなみにトウネンの尾羽を昨日紹介しましたが、以前の写真も掲載しておきます・・・尾羽中央の黒褐色部はオジロトウネンと同じ

オジロトウネンの尾羽外側6枚は純白、トウネンの尾羽は薄い灰色・・・但し個体差や太陽光の強さ角度などで見え方に違いがありそう



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トウネンが飛び出す際に見える翼の様子を近くから撮影してみました・・・3列風切の内弁は淡灰色

ストロークアップすると、脇から翼下面に広がる白色が目立ちます

次のストロークダウンで軽々と飛び上がり、白い翼帯が良く判る

初列風切の羽軸は白、外弁は濃灰色、内弁は淡灰色、次列風切は灰色

尾羽の中央は黒、両側は淡灰色、上尾筒中央は黒く両側が白

尾羽を開くと見える両側各5枚の羽軸は白、その外弁は灰褐色、内弁は淡白色、羽縁は白

日本の図鑑に無かったので、トウネンが分布している各国の図鑑のイラストでを調べてみました

トウネンの尾羽を表示した図鑑は少なかったですが、オーストラリア(注1)、インド(注2)、中国(注3)野鳥図鑑のイラストでは中央は黒、両側5枚は灰色

しかし近くからよく見ると中央は(左右の外側に)白い羽縁のある濃褐色2枚、尾羽両側各5枚は淡灰褐色で白い羽縁があり、単純な灰色ではありませんね

注1:オーストラリアの野鳥図鑑=the australian bird guide by princeton

注2:インドの野鳥図鑑=birds of india by princeton

注3:中国の野鳥図鑑=guide to the birds of china by oxford



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遠征先で見た小型のシギ達です・・・左はヒバリシギ(全長14.5cm)右トウネン(全長15.0cm)の大きさ比べ

ヒバリシギとトウネンはよく似ていますが、ヒバリシギの方が色が濃く足が黄緑色、トウネンは色がやや薄くて足は黒色

こちらはトウネン(手前)とオジロトウネン(全長14.5cm)の大きさ比べ

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図によればトウネンの繁殖地はシベリア北東部からアラスカ北西部、越冬地は東南アジア、インド、オーストラリアの各沿岸地域

従って英国とヨーロッパの図鑑(注1)にトウネンの記載はありませんが、よく似たヨーロッパトウネン(全長14cm)が記載してあります

北米の図鑑(注2)には<全長16cm・アリューシャン列島等で繁殖し、内陸部に偶発的に表れる>の説明とイラストが記載されていました

インドの図鑑(注3)には<全長13~16cm・インド西部沿岸とバングラディシュ沿岸部に冬鳥として渡来>

オーストラリアの図鑑(注4)には<一般的な渡り鳥でオスは8月下旬から10月中旬に、メスは9月下旬から11月に渡来する>・・・主な越冬地はオーストラリアのよう

ニュージーランドの図鑑(注5)には<繫殖地のシベリアやアラスカからニュージーランドに数百羽が渡来する、冬季(北半球の夏)に一部が越冬する>・・・一部はニュージーランドにも渡るよう

注1:英国とヨーロッパの野鳥図鑑:the most complete guide to the birds of britain and europe by collins bird guide 

注2:北米の野鳥図鑑=national geographic field guide to the birds of north america

注3:インドの野鳥図鑑=birds of india by princeton

注4:オーストラリアの野鳥図鑑=the australian bird guide by princeton

注5:ミュージーランドの野鳥図鑑=the hand guide to the birds of newzealand by hugh robertson & barrie heather

 

 

  

 



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先日遠征先で見た小型のシギ達です・・・左はオジロトウネン(全長14.5cm)右トウネン(全長15.0cm)

よく似ていますが、胸から腹部まで白いのがトウネン、胸が淡灰色のオジロトウネン、クチバシはトウネンの方が太く、オジロトウネンはやや細い

オジロトウネンの足は黄色

トウネンの足は黒です

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図を見ると繁殖地は東西シベリア、越冬地は東南アジア、インド、アフリカ中部

従ってオーストラリアの図鑑(注1)にトウネンは記載されていますがオジロトウネンの記載はありません・・・頭を負傷したオジロトウネン

ウズラシギ(全長21.5cm)とオジロトウネンの大きさ比べ

ヨーロッパの野鳥図鑑(注2)のイラストにはオジロトウネンの尾羽は白、トウネンの尾羽は灰色と表記されていました

尾羽の白色が尾白トウネンと命名された由来でしょう・・・白い尾羽は飛ばないと判りませんが、それは次の機会に掲載します

注1:オーストラリアの野鳥図鑑=the australian bird guide by princeton

注2:英国とヨーロッパの野鳥図鑑:the most complete guide to the birds of britain and europe by collins bird guide 

  



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いつも野鳥撮影しているMF(マイフィールド)に渡来し、遠い越冬地に渡るための栄養補給をしているエゾビタキ(全長15cm)です

MFの草地には昆虫が豊富に生息しているせいか、多くのエゾビタキを見ることができます

やや高くなっている枯れ枝に止まってじっくり獲物を探し、見つけると飛び出す姿を何度も見せてくれました

今回、やや青く見える風切を一杯に広げて飛び出すエゾビタキの翼上面だけを狙ってみました

但し、飛び出す瞬間を撮影するためには、飛び出す瞬間に素早くシャッターを押す必要があります

しかし普通のカメラマンには無理な話で、いくら素早くシャッターを押しても野鳥はフレームの外に移動してしまっています

そこでカメラに必要となるのがシャッターを押す直前から画像が記録されるプリ連写機能

日本写真家協会のHPには<人間の反射神経を超越して決定的な一瞬が捉えられる機能>とあり

OMソリューション(オリンパス)、パナソニック、キャノン、ニコン、フジフィルムの一部機種に採用されています



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いつも野鳥撮影しているMF(マイフィールド)に渡来しているノビタキ(全長13cm)です

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によればノビタキ・メスの第一回冬羽でしょう

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図を見ると南北アメリカ大陸とオーストラリアには生息していないよう

そこで北アメリカの図鑑(注1)を見ると<ユーラシア大陸に分布する野鳥で、アラスカ州北部で迷鳥として過去に10例の渡来記録がある>程度

オーストラリアの図鑑にはノビタキの記載がありません

英国の図鑑(注2)を見ると、ノビタキの仲間4種がイラストと共に記載されていました

そのうち日本に分布するノビタキはeastern stonechatと表記され、他の仲間との違いが紹介してあります

最も判りやすい識別ポイントは上尾筒でノビタキだけ明るい淡橙色です。

他の3種の外観はノビタキとそっくりですが、暗褐色の上尾筒に小さな斑点があるようです

注1:北米の野鳥図鑑=national geographic field guide to the birds of north america

注2:英国とヨーロッパの野鳥図鑑:the most complete guide to the birds of britain and europe by collins bird guide 



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いつも野鳥撮影しているMF(マイフィールド)に渡来してきた冬鳥のジョウビタキ(全長14cm)です 

草地の枯れ枝から採餌するために飛び出す姿を追いかけてみました

飛び出し直後、翼を大きくストロークダウン・・・腰から尾羽までの赤橙色と次列風切基部の白が目立ちますね

こちらは白い翼下面、尾羽と腹部の赤橙色が目立つ飛び出し・・・尾羽はほぼ赤橙色のみ

翼下面は光の角度によって淡褐色に見えることも

この角度から見た尾羽は、やや黒く見えますが

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)に<ジョウビタキ♂の尾羽は黒で、外側尾羽が赤橙色>とあります

しかし中央の尾羽だけが黒く、それ以外の尾羽は赤橙色のよう

低い枝に戻ってきたジョウビタキの尾羽はすべて赤橙色に見えました、図鑑の表記は正しいのでしょうか?



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夏鳥や冬鳥を同じフレームに入れて2種又は2羽同時に撮影できることがあります・・・夏鳥のキビタキ(上)とエゾビタキ(下)の2種

秋が深まってゆくと、夏鳥のノビタキ(全長13cm)と冬鳥のジョウビタキ(14cm)が同じフレームに入ることも

越冬地に向かうため栄養補給(採餌)に励むエゾビタキ2羽

エゾビタキ2羽

今年はエゾビタキの姿をよく見かけました

夏鳥のオオルリ・メス(16cm・上)とエゾビタキ(15cm・下)

冬鳥のジョウビタキ(14cm・左)と夏鳥のエゾビタキ(右)

左にエゾビタキ、右にジョウビタキ・・・両者を比較すると図鑑のサイズ表記通りエゾビタキの方がやや大きい

夏鳥のノビタキと冬鳥のジョウビタキをフレームに入れシャッターを切ろうとした瞬間、ジョウビタキに飛び出されてしまいました



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10月18日(金)夕方、彗星が見えるという西の空が一望できる大阪港の「なにわの海の時空館」(2000年7月14日開業 ~2013年3月10日閉館)の隣地に出かけてみました

そこ(時空館の南隣地)から西の空を狙ってシャッターを切りましたが写っているか良く判りません・・・下の写真の右上に小さく薄く写っていました

自宅に帰って彗星を確認したのでトリミング・・・左下は金星、右上に薄く尾を引く紫金山アトラス彗星

翌日(10月19日)は悪天候だったので10月20日(日)の夕方再度チャレンジ(右下は時空館)・・・中央雲のやや上に紫金山アトラス彗星を確認

折角なので場所を変えて時空館の東側に移動・・・ここからは東方向に天保山の大観覧車が見えます

時空館の東側から西方向には大阪港の入り口(大関門)の赤灯台と明石海峡大橋が・・・しかし、肝心の空には雲が一杯

待つこと約1時間、雲が少なくなってくるとカメラのファインダーから紫金山アトラス彗星(下の写真の中央上)が小さく見えてきました

時空館のドームを少し入れトリミングした紫金山アトラス彗星

彗星は西に沈みはじめ、これ以上の画像は無理そうだったので19時ちょうど撮影を終了・・・彗星の尾がなんとか写っています



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いつも野鳥撮影しているMF(マイフィールド)に渡来し、遠い越冬地に渡るための栄養補給をしているノビタキ(全長13cm)です

胸から脇と腰部分が赤褐色・・・片足を上げて飛び出し

翼の下面は白・・・両足が枝から足が離れ

ダウンストロークした翼上面には、褐色地に黒と白の模様があります

近くまで飛んできたノビタキ。目の周りと耳羽の黒色部からオスの第一回冬羽でしょう

飛び出しそう

残念ながら後ろ向きにに飛び出し

次列風切は黒く外弁部だけが褐色

尾羽はほぼ黒、腰は淡赤褐色ですが手前の草で良く判りません



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いつも野鳥撮影しているMF(マイフィールド)に渡来し、遠い越冬地に渡るための栄養補給をしているエゾビタキ(全長15cm)です

その縄張りに突然、見慣れない褐色の野鳥(左上)が侵入

エゾビタキお気に入りのポイントに着地するよう

止まった姿を見ると、エゾビタキよりやや大きく全身が褐色です

雨覆の端部が黒く、尾や翼が赤褐色なのでオオルリ(全長16cm)のメスでしょう

両者が暫く口喧嘩

口の大きさで負けたのか、エゾビタキの口の勢いがなくなり

それでも(上に陣取った)オオルリに小声で文句を言っているように見えたエゾビタキでした



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MFの雑木林の上段にキビタキ♂(14cm)、下段にエゾビタキ(15cm)が止まっています。この2種が同じフレームで撮影できるのは秋だけでしょう

黄色いキビタキだけをフレームにいれたまま接近

気が付いたキビタキがすぐに飛び出します

追いかけられたのはここまで、この次のコマ以降フレームアウト

暫く待っていると餌を咥えて戻ってきて、美味しそうに完食

次に逆光となった場所に止まって餌を探しているよう

飛び出すのかと思っていたら翼を持ちあげただけ。逆光ですが背中にある黄色斑の範囲が良く判る

近くの枝に移動しましたが、ここも逆光の上、頭に被さる枝が邪魔

近くにキビタキのメスもいました、雨覆先端部にバフ色(黄褐色)があるのでよく似たオオルリのメスと識別できるとか



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MFに渡来してきているコアオアシシギ(全長24cm)です・・・よく似たアオアシシギより小さくスマートです

干潟から助走無しで飛び出しそう

長い足を一杯に伸ばし飛び出し

アオアシシギと似ていますが、クチバシが針のように細いので容易に識別できます

翼のダウンストローク・・・ピントが甘いですが風切が不完全のよう

翼のストロークアップ時に見える次列風切が完全ではありません

背面から見ると、右の初列風切の一部と左右の次列風切が欠けているように見えます

換羽中でしょうか、こんな欠けた翼でも繁殖地からMFまで渡って来れるのが不思議

飛行中の尾羽先端から後方へ出る足がアオアシシギよりも長いのもコアオアシシギの識別ポイントです



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MFにいるエゾビタキ(全長15cm)・・・口を開けると黄色い喉が見えますが何か獲物が接近しているのか

そのまま見ていると目の前にハチが飛んできました

エゾビタキはハチを食べるのでしょうか?

ハチクイとかハチクマなどはハチを食べるようですがエゾビタキはどうでしょう

ハチは近くを飛んでいますが、どうやら見てるだけ

ヒタキ科のエゾビタキの英語名はgrey streaked flycather(直訳すると灰色の頑固な虫食い)

flycather(虫食い)なら飛んでいる昆虫が主食のはずですが

飛び出してハチをフライングキャッチするのか

結局飛び出さなかったので、ハチは食べられる昆虫ではないと認識しているようでした



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