1961年のMGA、この英国製のライトウェイトスポーツカーはとても品のある車であった。当時の英国はスポーツカー黄金時代であったらしく、車はプラスチックの使用も少ない、(逆にプラスチック技術が発展途上なのが良かったのかも知れない)前から後ろまで全ての装備品が美しく個性的であり、車を観ていて飽きる事はない。
このMGAのオーナー(白シャツのおっさん)はスクラップ直前のボロの状態から、
自分でコツコツとここまで仕上げた。
塗装も含めて、まだ車は完成ではない状態だそうだ。
...自分の仕上げた車を観てもらう事も楽しいはず。
このフロントウインドウは取り外して楽しむ事も出来る。
ダッシュボードの上までボディが伸びている。
発売時のそのままに再生するのではなくて、
黒と赤を基調とした自分オリジナルを目指している。
50年前(半世紀)前の車なのだが古さを感じない、マテリアルの良さを感じる。
英国車でありながら当時のアメリカンな雰囲気を持っている。
まさに、1/1のTOYです。