夕方の5時を回った頃一本の電話で天候不順の為に明日(日曜日)のアウトドアでのイベントがキャンセルになった事を告げられた...。
今夜は久々にゆっくり出来そうだ。
英語ではお酒の事をSPIRIT(スピリッツ)と呼ぶ、スピリッツというのは蒸留酒という意味だが同時に精神や気、或いは霊魂という意味でもある。この酒と魂が同じSPIRITとして表現されるのは何か深い意味があると考えている。
酒を口にする時は何かの節目である事もある、また目標を成就した時の祝いでもあり、一日の最後の褒美であったりもするが、事始の挨拶である事もある。ウイスキーは別名命の水という意味である。
ジャックダニエルは良く知られたテネシーウイスキーである。
ところで、このJDウイスキーに宿るスピリッツは何か!?ご存知でしょうか。
それは、以下の説明を読んで感じて下さい。(Wikiより)
1850年、テネシー州リンチバーグでジャスパー・ニュートン・"ジャック"・ダニエル(1850年 – 1911年)は貧困な家庭で生まれ、家族の友人に預けられ7歳からルター教会の牧師であり蒸溜所のオーナーであったダン・コール家に雇われる事となる。それをきっかけにジャック・ダニエルはダン・コールからテネシー・ウイスキー独自の製造法である原酒を樽詰めする前にサトウカエデの炭でろ過する「リンカーン郡製法」と呼ばれるチャコール・メローイング製法でのウィスキーの造り方を教わる。 1863年9月には牧師としての仕事に専念するためにダン・コールは、13歳であったジャック・ダニエルに蒸溜所を譲り、そこからジャック・ダニエルとしての本格的なウィスキー造りが開始される。1866年には自身で作ったウイスキーを自分の名前を刻んだ陶器のジャグに詰め込み販売を始め、同年に政府が酒類にも課税すると見込み蒸溜所を政府に登録し、アメリカにおいては初の政府公認の蒸溜所となる。
ダニエルさんの少年時代の光景が目に浮かびます。
ジャックダニエルを一くち口に運ぶと、勇気が湧いてくるのは彼のスピリッツ(霊)がこの命の水に宿っているからではないでしょうか?
今宵、最新号のオーバーランドジャーナルをダニエルのスピリッツで湿らせて行きたい。
オーバーランドジャーナル今期号のメインテーマはあの、
サハラ デザート デッド ツアー である。
誌としてはこの紹介に15ページをを費やす異例の企画であった。
この誌面に採用されているサハラ砂漠の写真はとても美しい。
閑散としたサハラ砂漠に似合う2台のジープと4x4s。
そこにはこの夢を実現させた熱き男達の情熱があった。
熱き人生はサハラの砂漠に身を置いても湿っているものなのだろう。
...
良く眠る為の一杯ではなく、感動する一瞬を楽しむ。
今週は運転中の車のラジオから コーイチロー ミウラ の快挙のニュースを聞いた。
このニュースは年を重ね閉塞感や保守的な感情に束縛される男たちにとって希望となる話題ではなかったのだろうか?じじいになっても、まだまだやれるという希望の幅が広がった様な感覚、
三浦さん有り難う!
あなたと比べたら僕はまだ少年(がき)ですなぁ。
酒に酔う事はない、
サハラの光景に酔い、エベレストのニュースに酔う。
いい生き方をしている男達に酔う。
命の水(スピリッツ)、それはそういう魂を揺さぶる様な感動を運んでくる。
乾杯!
酔い週末をお過ごし下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます