京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

シイタケ、食べられますか?

2020年01月29日 05時08分31秒 | その他
最近、初対面の方と食事をしたりすることが多い。
だいたい私がお店の注文を仕切ることが多いのです。
その時、アレルギーや好き嫌いはチェックする。
苦手なモノを無理矢理食べるなんて不快以外の何物でもないですから。


↑鳳泉「カシワシイタケ」

我が家の次女もシイタケがだめなんです。
おそらくアレルギーではないだろうけど、味と形?が嫌いらしい。
結婚している彼は、なんとシイタケが嫌いなんです。彼の場合は、出汁もだめなんです。シイタケ嫌いが仲良くなったきっかけなんだろうか?
それなら凄いことやね。


↑鳳泉「エビカシワメン」

先日も鳳泉で食事をすることになり、注文する時「キノコは嫌いですか?」と聞きました。キクラゲやシイタケが主役の料理を注文しようと思ったからです。
予感は当たりました。「シイタケが食べられない」とのこと。
さらに聞くと、娘婿のように出汁もだめではないらしい。
キクラゲは、大丈夫だった。




↑シイタケ巻き寿司、嫌いな人にとって悪夢の食べ物やね。

次女の場合、キノコ全般が食べられません。
マツタケもだめなんだそうです。
トリュフは食べられるそうです。
キクラゲも食べます。
きっとキクラゲやトリュフは、キノコだと思っていないのでしょうね。


↑京男のボルサリーノのベレー帽、雰囲気がシイタケかも。私が被っているからといっても硫黄の匂いはしません。

そういえば日本のフランス料理で使うトリュフが中国産が多いらしいという話を聞いた。香りだって自由につくれますからね。
トリュフを食べて、「これはフランスのペリゴール産」なんてわかる人は少ないでしょう。黒トリュフは加熱すると香りが立ち、白トリュフは生でいい香りがするらしい。私もようわかりません。
「トリュフ=高い」というイメージでありがたがっているだけでしょうね。
元ホテルマンの義兄に聞くと「フランス、ペリゴール産の本物は、部屋に一つ置いただけで部屋中トリュフの香りがする」と言っていました。


↑鳳泉「ピータン」次女の好物。彼女は、イカの塩からなんかも小さい時から好物だった。京女系の酒飲みのDNAを引き継いでいるのかな?

私も小さい時は、シイタケを食べなかった。
甘辛く煮た巻き寿司に入っているシイタケは食べなかった。
巻き寿司で食べたのは、卵だけ。
私の場合は、あの食感と甘味がいやだった。よっとしてあの独特の香りもかも。


↑龍鳳「カラシ入りソバ」この状態でも次女は食べる。

あの香りが嫌という人が多いですね。
シイタケというのは変な菌類で、硫黄を吸収するそうです。それが独特の香りになっている。あの成分は、レンチオニンというそうです。


↑こういう状態に取り出します。もちろん京男が食べる。

でも次女は、ピータンは好物で食べるのです。
あれも独特の香りですよね。
訳がわからない。

不思議なもので、いまの京男にとってシイタケ・・特に干し椎茸は料理になくてはならないものになっている。
そういえば、干し貝柱やスルメなんかもよく使う。いい出汁がでますよね。

以上シイタケを巡る話でした。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)000(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
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