京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

耳の穴をかっぽじる

2020年01月08日 07時32分09秒 | 風景・和菓子


昨年末、耳の中でゴソゴソとして感じがあった。
そういうのって気になると気持ち悪くなりませんか?
綿棒でもだめ。そうなると耳鼻科に行かないといけない。
気になりながら年越しをした。



月曜日からクリニックが動き出すから、空いてそうな昼前に行く。
予感は的中。誰も人がいなかった。
ドクターもノンビリ対応してくださった。
いつも咽頭炎でお世話になっているので顔見知りなんです。
父親も連れて行っている。そうだ母親も連れて行ったことがある。次女もだ。
ドクター曰く「耳垢は、健康であれば自然に耳の外に出てくる。でもたまり出すと来てもらった方がいい」とのこと。
3〜6ヶ月に一度行くのがいい。
もちろん、人によって違うらしい。
私の場合、耳の穴がメビウス状になっており、異次元と繋がって・・・それはないか。でも京女曰く「観にくい、耳の穴」らしい。



気になっていた方の左耳は、意外と大きな耳垢はいなかった。自然に外に出たようです。コロコロ動くということは、外に出るのかも。でも掃除機?で綺麗にしてもらった。
右耳は、鼓膜に張り付いていた。「ちょっと痛いですよ」と作業。確かに笑うほど痛かった。大きな獲物が獲れました。動かないから気付かない。父親もそういう耳垢があった。聞こえ難く、補聴器云々と騒いだ時の話。あの時、大きな耳垢が鼓膜に張り付いていた。取り除くと聞きやすくなった。そんなこともある。
母親の時は、耳垢を柔らかくしないと獲れなかったので数日かかった。女性は耳垢なんて・・・と思うのでしょうね。
できれば年に一度ぐらい耳鼻科で耳掃除をした方がいいですよ。綿棒はだめです。耳垢を押し込むだけ。入り口近辺にあるものなら獲れるでしょうが。


↑総本家駿河屋「水仙」

耳は大切です。
ドクターが「この間、爪楊枝の先が入って取れなくなった若い人が来た」と仰っていた。爪楊枝はだめですよ。絶対。


↑錬りきり、白漉し餡

タイトルの中で「かっぽじる」と何が無く使いました。
最近、あまり使わない言葉かも。
「かっぽじる」とは「掻く(かく)」と「穿る(ほじる)」から成る言葉で、ほじくって穴を開けること。穴をつっついて詰まっているものを取り出すことを意味する。「耳の穴をかっぽじいてよく聞け」といったフレーズに聞かれるが、これは耳の穴に詰まった垢を取り、しっかり聞き取れるようにして聞けという意味である(そのくらいしっかり聞きなさいという例えであり、実際に耳垢を取ってから聞けという意味ではない)。語感が荒いため、使用する際は注意が必要。なんだそうです。


↑亀屋良長「水仙」

そういえば「ヘソのゴマをとる」というのもあるな。
その場合、内科に行くのかな?
でも昔から「あまり触ったらお腹が痛くなる」と言いますね。
昔、弄っていて塞がっている垢が摂れた所がある。以来大きく開くようになり、腸が出て来た。必死になって押し込んだ・・・・それはないか。


↑煉切、白こしあん

基本的にヘソのゴマは、放って置いて問題ないそうです。
本文と写真が見事に違いますね。
すんませんなぁ・・・。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)000(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
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