ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

来た道と行く道

2024年03月07日 23時43分22秒 | Weblog
何と言うか、気候に弄ばれている感が甚だしいと感じたが、よくよく
考えてみれば我々は概ね地球の機嫌に四六時中振り回されっぱなしであった。
とりあえず、この時期の天気予報が当てにならないことは身に染みて分かった。

話は変わり『ユニコーンオーバーロード』というゲームが発表された時に、
少しばかり興味が湧いたのであるが、それがもう発売となっている時間の
流れの早さに驚くばかり。結局体験版も全く触らないうちに発売になったが、
とりあえず今月末の新作ラッシュが来る前に買ってみるのも悪くない。

三月なんて随分先の事だ、と思っていたのはつい最近の半年前。
この行だけで既に時間感覚が狂っているのが良く分かる。
六か月前どころか一年前でさえ感覚的にはつい最近なのに、そんな調子で
半年先や一年後が遠くな訳がない。
それどころか、体感時間の法則的に現在から同じ日数の過去と未来を見た場合、
過去の方が長くなるはずなので、いつまでも未練たらしく若いつもりで未来を
望むと、かような現実に打ちのめされる訳である。

一年があっという間だった、という感覚があったのならば、少なくともその
感覚よりも長い一年は未来に存在しない。密度の濃い、まるで新しい何かに
挑戦したのならば多少その感覚も変わるかも知れないが、同じことをやっていた
のであれば、結果は瞭然であろう。
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採掘場

2024年03月05日 23時46分22秒 | Weblog
時々一体どこに潜んでいたのやら、と感心するほど長く育った鼻毛に
出会うことがある。そんな鼻毛を首尾よく抜けた暁には『ドラクエ4』で
若き勇者を仕留めたピサロの如き、留飲の下がる思いに包まれる。
言うまでもないが勇者は死んではいない。

さておき、そんなウキウキ感もよそに外は雨、ついでに寒い。
相変わらず気温湿度が大波小波でエンヤコラで、船酔いめいて気も滅入る。
大して寝た気もしないのに、無駄に早朝に目が覚めるからたちが悪い。
そのくせ春眠モードで終日大体眠いので、今何が欲しいかと聞かれたら
過たずに最高にスッキリできる睡眠、と答える程度には不完全燃焼極まる
睡眠事情である。

この時期どこにでも転がっている割に、質の良いものはまず存在せず、いきおい
貴重品というのが、この質の良い睡眠という存在。
往々にしてこういう存在は金になるものであるが、実際ある程度までなら
買っても良い。どこかに売ってないものか。
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物差しの精度

2024年03月03日 23時30分21秒 | Weblog
何か前にも似たような内容で書いた気がするが、AからEまでの五段階
評価っぽく見せておいてAの上にSランクを設定するのは何なのか。
そうやってSランクが追加された評価は、往々にしてSSとかSSSとか言う
具合にインフレを起こし、ついでに最低のEランクが空席になったりするなど
凡そ実際の評価としてはまるで機能していない、宣伝文句と大差のない
ものになっていくのである。
Aよりもすごいからその上を、という感覚は分からなくもないが、結局の所
評価において重要な公正さが損なわれるので、どうしてもその点を賞したい
のであれば評価部門を特設した方が良いと思う。
ただ、追加の評価部門が多過ぎる場合、そもそもの評価制度を見直した方が
良いだろう。あくまでも5年に一回出るかどうか位の頻度で贈られるような
ものである必要がある。

評価は外から見る人にとっても、評価される側の人にとっても納得できるか
どうかが非常に重要であるが、さりとて下手に評価の天井を上げていくと、
結局それが標準になっていき、いずれ形骸化してしまう。そしてまた天井を
上げるという不毛なループが発生する。しかしインフレ時のデノミのような事は
評価においては出来ず、やったとしても非常に大きな反感を買うから、どんどん
謎のランクが積み上がっていくことになり、九龍城めいた異常な構造物と化すのだ。
ゆえに基本的な評価の位階というものは、非常に厳密に守られなければならない。
その厳密さは公正さの土台でもある。
判然としない。釈然としない。漠然としていて変になだらかで、そこに理由が
見出せない。そんな環境では人間はどこかおかしくなってしまうのである。
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