移り気

何かのきっかけになるやも、と一冊がフィギュアと同じくらいの値段の絵の教本を
通販で購入する。まだ届いてはいないのだけど、かつて本屋でざっと内容を改めては
いるので多分まるっきりの損にはならないはず。思えば我が家の画集（殆どゲーム設定本）
も結構な数になったが、あまり読み返すというような事をしていない。

ある友人は、本がバラバラになるまで読み込んだ為、保存用を改めて購入したものさえ
あったと聞いているが、そんな果報な本は我が家にはまだ無い。
画集と言わず、写真集やポーズ集だけでも今一度読み返しておこうと思った次第です。

話は全く変わり、そんな通販サイトを見ていて『磁気式メモボード』というのが
少し欲しくなった。昔誰かしらの家にあった絵を描いて消せるおもちゃ（我が家には
なかった）の発展版らしいのだけど、単なる物珍しさが先行しているだけかも知れない。

理解に対する理解

気付けば随分と寒くなり、冬の訪れを感じる今日この頃です。

先日PS3を買い戻した事は、どこかでサラリと言及していたのですが、ようやく
久し振りにテレビと言うかアニメを見ました。
最近は殊にテレビ離れだとか言われている状況ですが、何だかんだ言ってテレビ世代の
人間であるせいか、何を観てはいなくとも、何かしらは点けてはいる状況に安心を
覚えており、我ながら少々意外に感じた次第です。

相変わらずアニメはライトノベルかゲームが元のものが多く、一見さんはなかなか
入っていけないのも相変わらずでした。
それにしても『いい歳になってアニメばかり観て』とはあまり言われなくなった
（世間の理解度が増した）とはいえ、内容が子供（少年誌）っぽいものが多い以上、
あまり状況が好転していないような…と、先日の深夜アニメを見ていて感じました。

…単なる中二病の発作かも知れぬ。

生存競争

先日ついでに買い物に行った先で、いつも寄っていた本屋がなくなっていた。
割とハード系のエロ本（漫画含む）が置いてあり、個人的にかなりお世話になって
いただけに、結構残念な気持ちになる。

その辺りには本屋が大小合わせて2～3件ほどあるのだけど、前述のような品揃えは
その中におけるニッチとして充分に機能しているように思えた為、何か不穏な匂いを
感じてやまなかったが、深入りは避けようという予感が働いたので終了。

それにしても、これで重要なエロ本補給線が一つ断たれた形になった事は確かで、
早めの復旧を図らねばならない。漫画とかそっち系のならば充分に確保も出来ている
のだけど、そうでないものは随分と足を伸ばさねばならない上に、知る限り殆ど無い。
よくよく考えてみると、この手の本屋は昔（住んでいた場所で）は良く見かけたもの
だけど、最近はとんと見なくなった。青少年なったらの影響か、主な売り場が
ウェブに移ったのか、何にしても変わったものだなあ、とぼんやり思った次第です。

箪笥の中には明日の私

溜まりに溜まった洗濯物を一括処理する。ついでに穴が開いたジーンズの替えを
買いに行く。あらかた洗濯して着るものが無いかとも思ったが、最低限服屋に
着ていく程度はあったので一安心。世間的にどうかは分かりませんが。

そして、そんな服屋でふと思った事。某有名服屋ではやたらとスタイルの良い人が
商品を着た写真を隣に置いていたりするが、個人的にあれはあまり効果が無いのでは、
という点。その商品を着たところで、モデルのような体型にはなれる訳は無く、
却って己の体型に似合うのかどうかという不安が先行するように思えた。
最近は、そこら辺を行く人から体型の良い人を探すのが容易な位にはなっているとは言え
そういった人はもう少し気の利いた服屋に行くような気がする。

結論から言うと、そこら辺のおっさん体型モデルを従来のモデルの隣に配してみては
どうかと思った次第です。これで、どんな体型の人にも似合うよ！という事が分かり、
買う側からしても、『これを買っても良いんだ』と思わしめるという流れ。
大元が僻みとかコンプレックスとか、その手の冴えない感情と言ってしまえば
それまでであるけど、化粧とか服とかの基本的な外見を用意する商売自体が
それらの感情とは切っても切れないものであるとも言え、そう考えると実に業が深い
としみじみ思いました。


そしてウェブ拍手にメッセージがありましたので、お返事をば。
今まで疎かになっていて申し訳ない限りです。

>ゑのさんの描く女の子たち、大好きです!!質問なのですが・・
ゑのさんは画集などを出される予定はありませんでしょうか..？

ありがとうございます。画集に関してですが、結論から言って現在の所予定はありません。
元々がウェブ用を想定したサイズの為、一般的な印刷で必要な解像度にすると精々
葉書大程度になり、ちょいとお粗末になるという懸念が一つ。
あとは同人誌などを出した経験が全く無く、知り合いにも詳しい人がいないので、
出し方が分からないというのが主な原因です。

それにしても、需要ってどれくらいあるのでしょう…。
少なければ、データ集という形で用意して個人レベルでやりとりする方が良いのかなあ…。

線引き

誰かが人違いで訪れる夢を見た。と言うか、どこまでが現実でどこからが夢かという
区別があまり付いていない状態。
夜に誰か尋ねてくる（インターホンを鳴らす）が、外から聞えてくるのは二人の
雑談で、そんな面子に憶えは無いので無視。しばらくしてもう一度鳴らしてきて、
その時は『○○←女性の名前～、寝てるの～？』と外から呼ばれていた。

多分ここまでが現実で、その面子が窓からこちらを伺いに来たところからは
夢だと思う。微妙に部屋の間取りも変わっていたし。と言うか、我が家は夢の世界では
なぜか木造になり、妙に広くなる。この部屋を狭いと感じているという事だろうか。

再接続

何だか風邪気味が中々治らないゑのです。ここの所ずっと天気が悪いのとは…
関係ないですね。

あと、ようやくPS3を買い戻しました。細かい所が微妙にアップデートされていて
時の流れを感じると同時に、やっぱり未だに悔しさが抜けません。
折角だからという事で、前に買った（盗難を免れた）外付けのスピーカーを設置
しようと、空いていそうなコンセントを抜いたら、PC系の機器に繋がっているもの
だったようで、やや焦る。それにしても酷いタコ足配線である。

気を取り直して今度こそと抜いた線は電気スタンドのもので、まあ良しとする。
扇風機の線も一応は把握しているし、しばらくはこれとの二択で行こう。

往く人の足元を

そういえば履いている靴にも穴が開いていたという事で、そろそろ替え時かと
街行く人の足という足を見ていてふと思う。個人的にそんな頓着していなかった
せいか、そんなに気にしていなかったけど、靴のチョイスには案外性格が如実に
表れるのではないか。
自分自身、これから靴を買う事を想像してみると、上に書いたように別に何でも良い
とか思っておきながら案外細かいこだわりで縛りをかけていた事にも気付く。
確かに家にある履き潰した靴の山はどれも同じような系統のものばかりだ。

ちなみにぼくが好む靴の傾向は以下の通り。
・革製かそれに近い質感（でもあまりにテカテカしているのは嫌）
・軽い
・踝から上が無いもの
・平地を歩くのに適している
・黒、もしくはグレー
・幅広（出来れば甲高）

大体こんな感じ。
これに履き方や扱いまで交えれば、立派に性格診断も出来そうな勢いである。
なお、履き方について敢えて言うと、一年経たずに穴を開けるほどには酷いです。

殿様にお付き合い

相変わらずの風邪気味であるのだけど、ふと思い立って新しいツールに触れてみる。
普段使わない筋肉と脳の領域が大変な事になっているのに加え、うまく行かない
イライラで、何でこんな時にやろうと思ったのか、と少し後悔する。

あと、インテュオス3以降、同梱のワイヤレスマウスが無くなった理由をようやく
理解する。と同時にさすがにユーザーの声は反映されているのだなあ、と気付く。
ウェブ見るくらいにしか使っていなかったから気が付かなかったけど、
そこらで売っているマウスの方が余程使い易い。
ワコム製品って、概して一回り半ほど大きい気がする。女性とか大変だと思うのだけど、
その辺りの声はちゃんと聞いているのだろうか。甚だ疑問である。

弛緩

何年か分のテンションが、先日の学祭で緩んだのか、どうにも風邪気味です。

人間は心の生物だとか、病は気からとか色々と先達の示す事に身をもってむべなりと
思う次第です。とりあえず葛根湯でも飲んで（また）寝ます。

人の祭、修羅の宴

昨年は行けなかったのですが、恒例の学園祭（同窓会）に行ってました。
今回はこの前の反省を踏まえて、ちゃんとドーピング（某ハンティングアクションの
秘薬のようなアレ）を行ってから事に望み、そのお陰か二日酔いにはならずに済みました。

ただ、感覚として肝臓だけが強化されたような印象で、飲み過ぎた時にある吐き気と
フワフワ感だけが無くなっただけで、頭痛とかは普通に起こり、これだけでは足りなかった
のかと一瞬思った次第です。こうしてどんどん薬漬けになるのだろうなあ…という
危険な予感。

今回の飲みで思った事は、我々の同窓が行う飲みは、一般の『飲みニュケーション』
という言葉とはかけ離れた、飲みという名の修羅の宴である事が一つ。
そして、半ば必然的に中身も含めて色々と（見られたくない所を重点的に）お互いが
曝け出す事となり、それが強固な連帯を生むのだと思った訳です。
学生時代から既にその様相を『こいつらおかしいよ』と評価されてきた通り、ほぼ
非日常のコミュニケーションを作り出す為に“飲み”という行為の目的と手段を
入れ替え、それを圧縮変化させるという図式で、良く良く考えるとこれはもはや日本の
お家芸と言えるのではないかと、ぼんやりながら思いました。

ただやはりそういった思想集団を形成するのに必要なのは、一人以上のカリスマの
存在であって、それこそが某漫画で言及されていた『狂奔』というやつなのかと
一人得心した会でもありました。