光り物

ふと思ったのだが、シール系のおまけ付き菓子の主な購入者層は、
実は30代以上だったりするのではなかろうか。
子供向けのものもあるにはあるが、個人的に魅力を覚える"キラシール"
が含まれる類のものは概ねジャンプ系漫画やVTuber、ゲームが元で、
最近ではドラゴンボールやワンピースのシールで、昔懐かしのホロシール
的なものまで現れている。当然、個人的には嗜好のツボ直撃である。

ホロシールという存在について、昨今の少年たちはどのように感じているのか、
これは非常に興味のある所で、機会があれば甥っ子や友人の息子に訊いてみたい。
我々の世代と同じく宝物感を覚えてくれるのか、或いは色の抜けた物足りないもの
と感じるのか、どっちなのであろうか。
その回答次第で、昨今のシール系おまけ付き菓子がどの世代に向けているのかの、
予測の確度が上がる。
大体、ホロシールというものをリアルタイムで目にしたことのある世代は実はもうかなりの
歳になっているという事実。おそらく一般発売されたシール付き菓子で、ホロシールが
実装されたのはビックリマン2000の白ホロゼウス（1999～2000）が最後と思われる。
しかも地域限定。一応そのかなり後に旧ビックリマンのホロシール復刻+α版として
ホロセレクションというものが販売されていたが、値段も値段だし、明らかに往時の
ファン向けのアイテムと言えるので除外。

ともかく、普通のシール付きのお菓子を買ってホロシールが出たという経験を
した人は、かなり若く見積もっても20代後半以上という話。
神羅万象でも疑似的なホロシール風の加工がされたものがあったが、それは不評だった
のか8弾（2012）のワンシーズン限りで、以降懸賞カードにも現れることはなかった。
その他遊戯王カードでもホロ系の加工がされたものがあったが、これの評判は不明。

とにかく何が言いたいのかというと、ホログラムシールはもっと流行って欲しい
という事と、神羅万象（ガオロード）の後釜を求む、という二点。